2017年4月6日木曜日

小学館再建案~アジアの架け橋として再生するしかない~

 今回のヘイト出版再建論は、小学館である。
 この出版社は深刻なことに、週刊ポストとSAPIOという二大ヘイト雑誌を抱えている。この二大ヘイト雑誌が催す社会的な負の問題は深刻である。
 今回、小学館の再建に当たり、かなり厳しい話を行う。小学館は過去、パワハラ、原稿紛失などで問題を起こしてきた。『ふしぎ遊戯』で知られる漫画家の渡瀬悠宇氏は「週刊少年サンデー」の担当編集とのやり取りのストレスで台頭を崩し一時は廃業を考えた事をブログで明かした。その当時の担当者の飯塚洋介氏が渡瀬氏の作品に不当に介入した結果彼女の思いとはかけ離れたひどい作品になってしまった。
 しかもこの飯塚氏は雷句誠氏の原稿紛失事件でもミスを犯している。「ワイルドライフ」で知られる藤崎聖人氏も"5年間ワイルドライフを描いてきてぶっちゃけ心の底から“よかった”と思ったことなど ひとっつもないくらい、忘れたいくらい いい思い出のない作品"と暴露したほか、マンガ家の新條まゆ氏も"当時の担当から「快感フレーズの映画化の話が来たんだけど、めんどくさいから断わっといたから」と事後報告され、唖然とした"と暴露している。
 しかも彼女の場合、非人道的な振る舞いまでされている。

"やはり、編集者と漫画家は対等な立場でありたいと思っています。
気持ち的には、漫画家は編集者に対して「お仕事をもらっている」と思っていたいし、
編集者は漫画家に対して「漫画を描いてくれている」と思っていてもらいたい。
そんな気持ちでずっとお仕事をさせていただいていました。"
"ある時、
「こういう話はもう描きたくない。この連載は違う方向で描いて行きたい」
と相談したところ、
「だったら、この連載は終わり。次はこの雑誌に移って」
と編集長に言われ、
その場は担当編集者も含めてのお食事の席だったのですが
「じゃあ、後は担当と話して」
と編集長は帰ってしまいました。"
"悩んで、悩んで、小学館を離れる決心をしました。
それを担当に告げると、
「だったら、いままでの出版物を全部絶版にする!」と言うので、
驚いて、「脅すんですか?」と言ったところ
「脅してるのはそっちでしょ!!」と言われてしまいました。
この辺りから、弁護士に相談するようになりました。"
"おまけに「頭がおかしくなってる」と言われ、むりやり連載を1回休まされました。"
"これからやって行きたいこと。描いてみたいお話。雑誌。
しかし、小学館の少女漫画雑誌の一番偉い方には
「甘ったれるんじゃない!」と言われてしまったのです。"
"「編集者が安い給料で仕事してるのは土日は何があっても休めるという
保証があるからだ!あんたたちは高い年収もらってるんだから
寝ないで仕事しようが遊ぶ時間がなかろうがかまわないけど、
こっちの休みまで奪うな!」"
"「水は低い方へ流れるって話、知ってる?わたしのように水瓶に
水をたくさん貯めてるような人間が、あんたみたいなダメな人間の近くにいると
こっちの水瓶が減るのよ!」"
"精神的につらくて、体もボロボロになって大金を稼ぐより
信頼出来る担当と、気持ちのいいお仕事をして、心底楽しめる漫画で
1円でもお金が入ってくればそれでいいと思いました。"

"そして最後に一言。
これは心底、驚いて、我が目を疑い、何度も金額を確かめたのですが
あれだけのすばらしい作品を生み出した雷句先生の原稿料が
ありえないくらい安いです!!!!!これ、どういうことですか?"

http://blog.mayutan.com/archives/51397618.html
出典まゆたんブログ : 思うこと。 - ライブドアブログ

 新條氏の被害は明らかな恐喝罪ではないか。
 「金色のガッシュ」で一世を風靡した雷句氏も「雷句スタジオ」を有限会社化した時にも、担当編集者に雷句氏の税理士からの文書にて契約の変更を申し入れたが変更がなされずに1年以上経過、雷句氏が税務署に不備を指摘され小学館の経理とトラブルになったこともある。なお、この時の追徴課税分は全額小学館に払わせている。
 その上売上ごときで無理やり連載を引き延ばされてやっと2007年12月に『金色のガッシュ!!』の連載を終了し、2007年12月27日に原稿の一括返却を受けた際に、数点欠けていたためにその後も数度返却要請を行い、2008年2月29日に最終的に5枚のカラー原稿の紛失が確定、同日にポジフィルムの返還の合意を得たが小学館は紛失原稿に対する賠償金と して、カット扱いの1枚を1万円、他を原稿料1万7000円/枚とし、それらの3倍になる23万4000円+補償金26万6000円の計50万円を提示したが、雷句氏はこれを拒否した。そんなものだから、こうも言わせしめた。

"自分自身、漫画は描き続けますが、週刊少年サンデーで仕事をする事はありません。(株)小学館のお仕事を受ける事はありません。"

 さらに悪質なケースに『ブラックジャックによろしく』の佐藤秀峰氏の被害も明かす。これはまさにやくざ集団以外の何物でもない。私が厳しい再建案は不可避と断言するのはそこにある。

"佐藤先生は『海猿』の連載をきりが良いところで終了したいと考えていたようなのだが、編集部(編集者)の方針なのか、なかなか話を聞き入れてもらえな かったという。さすがに嫌気がさした佐藤先生は、打ち合わせ中にテーブルに拳(こぶし)を叩きつけて家に帰ってしまったのだが、問題はそこからだっ た……。"
"その30分後には玄関のチャイムが鳴りました。僕はチャイムを押したのがその編集さんかもしれないと思い応答しませんでしたが、すると今度は電話が鳴りました。案の定、担当の編集さんからです。"
"「いるのは分かってるんだぞ…。こんなことをしてどうなるか分かってるのか…?」。低い声で脅すような電話がきたかと思うと…。「先生! お願いします!! このことはまだ誰にも言っていません!! 電話に出て下さい!!」。"(恐喝罪が成立します)
"その後も、30分おきにチャイムは鳴り続けました。電話は休みなく鳴り続け、その日は深夜までに40件の留守電が入りました。"
"僕は外に一歩も出られなくなってしまいました。"

http://getnews.jp/archives/45406
出典『ブラックジャックによろしく』の漫画家が小学館編集者の暴言を暴露 – ガジェット通信


1.恐喝被害を受けたり、不誠実なふるまいの被害を受けた漫画家たちが新たな持ち株会社・一ツ橋ホールディングスを立ち上げる。ソフトバンクが60%出資し、出版事業を移管する。新会社は国際法と法の秩序、正義と公平、公正と人権を尊重する法人として再生する。
2.一ツ橋ホールディングス傘下に以下の企業を統合させる。
 ソフトバンクパブリッシング
 旧一ツ橋グループ
    小学館(株式を完全償却し、持ち株会社が100%出資する)
    集英社(小学館から独立)
    祥伝社
    白泉社(集英社から枝分かれ)
    集英社クリエイティブ(集英社から枝分かれ、創美社と綜合社が合併し社名変更)
    ホーム社(集英社から枝分かれ)
    照林社(医療・看護系の出版)
    プレジデント社
    尚学図書(高等学校用教科書専業、国語系・英語を発行)
    小学館スクウェア(小学館の自費出版部門)
    小学館集英社プロダクション(一ツ橋グループのコンテンツビジネスを担う。元は「小学館プロダクション」で、集英社の出資により現社名になった)
    昭和図書(一ツ橋グループの物流会社)
    昭通(一ツ橋グループの総合広告会社)
    小学館クリエイティブ(複数業種にまたがる)
    小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント(音楽制作、3DCG制作など)
2.新法人は集英社と小学館、白泉社、ホーム社、祥伝社、プレシデント社を経営統合し、以下の雑誌を統合する。
 1.3法人が発行する漫画誌は即時統合する。
 *ジャンプはサンデーを吸収合併し、ビックコミック、ヤングアニマルについてはジャンプ青年誌に統合する。また、その中でレイシズム暴言を繰り返したりしたり、暴力やハラスメントなどの観点上、出すにそぐわないものについては出版対象から外す他、同業他社への移籍やいかなる媒体への独立も認めない。すなわち連載打ち切りに踏み切ること。また、それに伴い廃業になる漫画家には別途職業を斡旋すること。
 *りぼん・マーガレット・花とゆめを存続誌に、プチコミック・ちゃお・フラワーズを吸収する。
 *小学館が得意とする児童向けコミック・学年別学習雑誌・幼児向け雑誌については強化する。「コロコロコミック」「小学1年生」などは残しつつ、「小学5年生」「小学6年生」もタブレット端末での配信を通じて復活させる。場合によっては中高生向けの学習雑誌も創刊する(コンビニで取り扱う形でタブレット型通販月刊誌にする)。
 *サイバーメディア部門については極力強化していくがヘイトスピーチや愛国ポルノに関係した者達はメディア事業から排除すると同時にヘイト出版社とは取引に応じない。連載陣の移籍斡旋にも一切応じない。引き継いだ場合は引継ぎ先及び連載者への1億以上の社会的制裁訴訟を実施し、出版不可能にまで追い込む高額の罰金を徴収すること。
 *女性誌については取るに足らない芸能人のスキャンダルを追及してきた「女性セブン」以外は基本として残すが、2年後をめどに再編を実施する。
 *Sportivaについては、存続・強化する。
 *ハラスメント雑誌に成り下がった週刊ポスト、SAPIOについては即刻廃刊措置を実施する。週刊プレイボーイを新たなジャーナリズムのコアの一つにすると同時に、月刊誌についてはプレジデントにする。なお、プレイボーイのグラビアについては減らしていく。
 *週刊ポストとSAPIOの販売網をイギリス・インディペンデント紙に譲渡し、インディペンデント日本語版の発行に踏み切ること。
 *プレシデント社をジャーナリズム部門の中核の一つに据える。
 *新法人の名前を集英社にする。存続文庫は集英社とし、小学館などについては集英社がない限り統合される対象にする。
 *文芸誌についても2年後をめどに統合の是非を決定する。なお、グラビアについては高級写真月刊誌を立ち上げて移行する。
 *カタログハウスと将来経営統合する。その中で社会的にも環境的にもふさわしいもののみを商品として残していく。
3.17.1%出資している文化放送、韓国ハンギョレ新聞社と合弁で読売新聞電子版を引き継ぐ形でハンギョレジャパンを立ち上げ、ネット新聞事業に再参入する(ソフトバンクは韓国オー・マイ・ニュース社と合弁で新聞を立ち上げていた)。記者クラブによる取材については文化放送と相互記事配信契約を交わすこと。また、日本経済新聞社、中日新聞社と提携すること。
4.資本として関係がなかった一ツ橋書店・一橋出版と経営統合し、品質の高い出版物を受け入れると同時に、ヘイトコンテンツについては全面排除する。ヘイト出版関係者については全員メディアビジネスから追放する。
5.日本サムスン、ケーズホールディングスと合弁でパソコン販売会社及び格安スマホ販売会社を立ち上げる。主に旧小学館関係者を中心にヘイトスピーチ犯罪に関与して追放処分を受けた余剰人員を受け入れケーズデンキの店頭で販売させる。そのことによって日本にあるヘイトスピーチの悪習を一掃させるきっかけを作る。
6.海外の有力会社と合弁で、生活関連ビジネスに参入し、障碍者などのマイノリティ雇用を進める。
7.石川・福井・滋賀三県にある経営不振の私立大学を買収・統合し、5年かけて通信制大学に衣替えすると同時に、通信制高校事業に参入する。
8.障碍者雇用を積極的に増やし、派遣労働者を正規雇用化するビジネスコンサルティング事業に参入する。
9.親会社になるソフトバンクの子会社・SBエナジーに小学館関係者を含めた余剰人員をどんどん転籍させ、脱原発に尽力させる。販売先はケーズデンキ、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、エディオン、DMCグループ(ホーマック・カーマ・ダイキ・ケーヨー他)とする。
10.サイワールド社(韓国最大手SNS)と合弁でサイワールドジャパンを立ち上げる。なお、そこでの運営基準についてはいかなるヘイトスピーチは認めないという事を鮮明にする。
11.新グループはソフトバンクと共同でマイノリティを積極的に雇用し、社会の問題の解決に尽力する。
12.新法人の代表取締役社長には雁屋哲氏、副会長には佐野眞一氏を選出する。彼らはジャーナリストとしても優れており、権力にこびない新生・集英社の顔になりえる。猪瀬直樹・自称元東京都知事については佐野氏及び佐高信氏へのヘイトスピーチを行った前科を踏まえ、出版物の販売や版権の移動も一切排除すると同時に連載も一切許さず、業界から完全に追放すること。
13.メディア事業から追放され、上記の再生案も拒否した社員たちは、石川県・福井県・滋賀県・岐阜県・長野県・新潟県を中心に障碍者の就労支援ビジネスを手掛けるNPOで正社員としてIターンして20年間働くこと。罪滅ぼしとしては最小限である。猪瀬被告も同様の道を飲むのであるでなら、佐高氏及び佐野氏への土下座謝罪が前提であるが許して構わない。
14.アメリカの子会社であるVIZMediaについては、 中堅出版のファンタグラフィックスを買収して経営統合し、海外進出を強化すること。
15.CS放送局を買収し、テレビ放送局事業に参入すること(ただし、ソフトバンクがグループで有している場合は買収は不要)。ネットフリックスにも参入すること。
16.京都アニメーション、ガイナックス等アニメ製作会社を4社買収し、経営統合する事。その中で『聲の形』等人道上許されない作品については販売もメディアへの上映も含め一切自粛すること。ガイナックスに関してはカラーとの『エヴァンゲリオン』紛争の和解を行うこと。
17.本社を名古屋市もしくは愛知県内郊外に移転すること。できればGMS跡地に本社機能を全面的に移転する。東京に関しては小さな本部機能を設ける。