2017年3月20日月曜日

呆れて話にならない極左たちへ

 ブログのリンクを見て気になって飛んでみた箇所があった。
 そうしたら下記の書き込みがあり、呆れて話にならないと思わず思った。失笑をかうような話ではないか。
 したらば掲示板の議論もどきは相手にする価値すらない。

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/news/6016/1422970105/634
日々格闘記 ~イカロスの翼~
http://wing-of-icarus.blogspot.jp/?m=1

ここのブログで週刊少年マガジンで連載されていた「聲の形」(昨年劇場版アニメが公開されて「君の名は。」や「この世界の片隅に」に並ぶヒット作となった。)が異常なほどバッシングと言うか批判されているんだが。

このブログによると「聲の形」は「優生学がプンプンしているヘイト作品」「聴覚障がいの当事者や発達障がい当事者を侮辱する作品」らしい。

最近ではあろうことか「聲の形」(と単行本を発行した講談社)をアパホテルやDHCみたいなアホウヨ企業と同列にあつかっているし。

このブロガーは「嫌韓流」とか「日之丸街宣女子」とかのヘイトコミックかなんかと勘違いしてるんじゃねーの?

 まさに認識がお粗末な坊やそのものである。
 恐らくこのアホは極左そのものなのだろう。こういったアホは極右と融合性が極めて高い。あのイタリアの独裁者だったムッソリーニがレーニンの弟子だったということを知って卒倒するのではないか。
 私はあるネトウヨを『パンパース坊や』呼ばわりしてこき下ろしたが、そのレベルとほとんど同じでしかない。Wikipedia日本語版より極左の説明の一部を引用してしんぜよう。

極右(思想)と同じく、極左(思想)もまた「支配者に取っての善き物」を民衆に強制する強権性と独善性、国家や社会の権利が個人の権利を優越するとする全体主義などの面では、思想的・行動的に共通点が存在する。極右から極左へ、あるいは極左から極右への転向例も少なくない。
※日本では長谷川慶太郎、猪瀬直樹、田中康夫が有名。

 さあ、適切な反論をメールを通じてしたまえ。
 私が『聲の形』を厳しく批判するのは目に見えない優生主義である。そのおぞましさを彼は理解できまい。『嫌韓流』や『日の丸街宣女子』と人権をいずれも侮辱するという点では本質は同じであるということは言うまでもなく、同じ世界観だ。問題は、こういったことを何故左翼や穏健保守派が批判できないかということだ。
 私は護憲保守派であり、ある意味右から左から叩かれる存在でもある。なので叩かれ慣れているが、話にならない珍説には失笑すら覚える。こういうALL or NOTHINGの妄徒から議論をされても相手にすらする気は起こらない。この種の1ビット脳はネトウヨだけではなく、リベラルでもはびこっている。YesかNoかで相手を見る短絡性が深刻で、顔が見えないがために起きやすい。考える力を失ったバカウヨよりはマシだが相手に考えを押し付けるのではバカウヨと本質的には同じだ。
 今回のケースについて言えば、理をもった批判ではなく、単なる感情での批判にすぎない。好き嫌いで批判するのでは意味はない。私が批判するのは、一見違う『聲の形』と『嫌韓流』に共通した優生主義のおぞましさそのものである。恐らく極左にはこうした視点は見えてこないのではないか。

 http://synodos.jp/politics/19136/2
 ちなみに上野千鶴子も上記のリンクにある失態を犯し、批判を浴びていた。大今良時被告も犯した罪は上野と同じと指摘せざるを得ない。
 こんなひどい本を出した講談社はもはや『面白くなければ雑誌じゃない』というフジテレビ的な雰囲気が横行し、『少年マガジン』の醜態は目も当てられない。なぜなら、売上のためなら性行為すらも堂々と袋とじで掲載する有様だ。品質がどんどん落ちてきているのも無理はない。
 挙句の果てには手塚治虫氏の鉄腕アトムを冠した雑誌の発行までして、手塚氏の名前を汚すまでに成り果てたと言わざるをえない。売上のためならモラルもへったくれもないひどい姿勢に手塚氏は冥府で頭を抱えて嘆いているのではないか。

 伝え方一つで物事は変わるもので、言葉の怖さを知らない最近の人達には大変な危惧を覚えている。
 ネットの世界に引きこもって何も見えない人達は現実社会のことなんて何一つ理解できるわけがない。私は平日は仕事、土日は講演会などに出たりするなどして忙しい。ブログの更新は朝5時から6時のあいだに週何回しか出来ない現実がある。かつて私はブログを複数運営し、Twitter、LINEもフルでやっていたが、精神的に疲弊して見直し、今は大幅に削減した。今はFacebookを適度にやって、LINEは連絡を交換したり情報を見る程度にとどめている。
 正直に言って相手に対して真っ向からモノを言うことはそれだけ叩かれる、だがそれだけ磨かれる側面があり、自分の顔は自分で作らねばならない。そしてその際に大切なのは自分の軸を大まかであってもいいので定めて、その中で人道上これはいいと思ったものは柔軟に取り入れることだ。

□ブログでの投稿規定に追加して禁止事項を行います。
 安倍晋三被告の政策や行動、言動について批判するのはいいが、人格への攻撃、障がいなどどうしようもない箇所についての攻撃は一切行わないこと。また、根拠のない『在日』認定での攻撃も許さない。
 上記につき、追加致します。