2017年1月12日木曜日

東京五輪改革案~日本とアジアの和解・復興五輪としての再生~

 『2020東京五輪』の『改革案』とやらが小池百合子自称東京都知事によって出されている。
 しかし、これらは全て不完全であると私は切って捨てている。明らかに金の無駄遣いにまだまだメスが入っていない。しかも、日本全体がヘイトスピーチにまだ甘いことは明らかだ。
 よろしい、私の提案を出そうではないか。

1.新規の施設の建設を全面的に禁止する。最低限の改修に留める。
2.ボート会場、ソフトボール・野球の会場、バレーボール会場、水泳会場、サッカー会場など全体の3分の2を韓国・台湾・中国・オーストラリア・ニュージーランド・フィリピンとの共同開催にする。
*韓国(ソウル・釜山・浦項/サッカー、水泳、ボート)
*台湾(台北/ソフトボール・野球)
*中国(北京のみ/体操・新体操)
*オーストラリア(シドニーのみ/空手・柔道)
ニュージーランド、フィリピンについては検討する。
3.マラソン・陸上競技については日本中に分散して開催する。放射能汚染が深刻な福島県での開催は認めない。
4.各地域でパブリックビューイングを行う。

 3兆円もオリンピックに血税を導入するぐらいなら、我々の生活を改善することに投じてもらいたい。
 宇都宮健児・正統東京都知事に厳しく改善を迫られた小池自称知事のその場しのぎの対策がミエミエバレバレではないか。2点めについては特に重要と言ってもいい。これによって、日本とアジアの和解は一気に進むのである。
 安倍晋三自称首相によって日本はこの数年で国際社会から大きく取り残された。私の提案はそれを取り戻す最小限のものに過ぎず、本来ならアムネスティ・インターナショナルと北欧三カ国(デンマーク・スウェーデン・ノルウェー)が絶賛する人権優国に日本はならねばならない。経済強国を安倍自称首相は妄想しているが、もう通用しない。
 この提案を飲まないのなら、私は『東京五輪』の完全ボイコットをここに強く明言する。安倍自称首相は今こそ現実を認めなければならないのである。『福島はコントロールされている』と堂々と嘘をつき、世界を騙した罪は大きい。
 私達は騙されてはいけない。カジノが良くて、パチンコが駄目という論理もどきは通用しない。同じギャンブル依存症なのであって、違うものはない。