2016年11月30日水曜日

2016年もあと1か月を切って

 2016年も残る1か月。
 実はブログコラムだが、多忙のため記事はまず大まかに予約して、その中で必要になったら書き加えるようにしている。その中で、徐々に自分のカラーを見つけてきたような箇所がある。

 この国は混乱と破たんのさなかにある。
 それをもし、希望の国にしたいというのなら、私たちが奴隷の根性と早く決別することだ。ネオナチジャパンによる恐怖の独裁に多くの市民が反発し始めた今、私は民主主義を取り戻すには草の根による世代間交流が欠かせないと考えている。
 草の根による世代間交流で、NPO法人を作り、農業を始めてTPPに抵抗すべきなのである。もしくはNPO法人が空き家を借りて難民やホームレス、DV被害者を支援するなどすればいいのである。そういう事がこの国にはあまりにも欠けていた。強さばかりを追いかけて、人としての基本である優しさを忘れていたのではないか。
 ソニーが衰退した理由には、現場の技術者を軽視し、金もうけばかりを考える連中を優遇したことが最大の理由だと指摘されている。今の経済の在り方ではソニーは間違いなく袋小路にある。ソニーをやさしい企業にするには、非正規労働者や障碍者、難民などを正規化して積極的に雇用すること以外にない。

 また、付け加えて述べておきたい。
 元歌手のASKAが覚醒剤取締法で逮捕されたが、あくまでも覚醒剤中毒は病気であり、一度染み付いた薬物依存の癖は相当な努力を重ねない限り、抜けることはまずない。メディアは『更生』という言葉を使いたがるが、あくまでも刑法上刑罰を受ける観点で使うべき言葉なのであり、社会復帰という観点で言えば、回復という言葉が適切なのは言うまでもない。
 ただ、誤解のないように申し上げるが甘やかせる必要もないし、腫れ物に触るような扱いもいらない。