2016年6月24日金曜日

奴隷を絶賛するジャーナリスト 櫻井よしこ

 今回の書人両断はかなり厳しいものである。

来日外国人はルールを守り社会に溶け込むことが重要と櫻井氏

2014.05.28 07:00 
政府が年間20万人の外国人労働者の受け入れを検討し始めた。外国人が日本社会にうまく溶け込むには、この国の文化や習慣を理解し、「日本らしさ」の価値観を共有してもらうことが不可欠だと櫻井よしこ氏は主張する。

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 日本は鎖国して外国人を排斥すればよいということではありません。海外から優秀な人材を受け入れ、またはアジア諸国の人材を受け入れかつ育成することは非常に重要で、それが私の長年の持論です。そのためにも、外国人受け入れには国家戦略が必要不可欠です。

 たとえば、医療や介護の現場で働く人はフィリピンから、IT関係ならインドやイスラエルからというように、分野ごとに相手国を優先的に選ぶこともひとつの知恵です。

 工事現場の労働力として東南アジア諸国から人々を受け入れ、3年なり5年で彼らに日本の建設技術を学んで帰ってもらい、日本企業が現地に進出した際には彼らの力を貸してもらうという仕組みも考えられます。

 いきなり日本国籍を持つ移民として受け入れるのではなく、まずは5~10年の中期のワーキングビザで働いてもらうべきです。その期間を通じて日本の文 化・習慣を理解し、ずっと働いていきたいと本人が希望し、かつ問題も起こしていないようなら永住ビザに切り替えればよいのです。さらに日本国籍を望むなら ば、日本人が大切にしている価値観を理解してもらっているかどうか、きちんと審査した上で認めればいいと思います。

「郷に入りては郷に従え」で、来日する外国人には日本の生活ルールを守り、日本の地域社会に溶け込んでもらうことが大事です。たとえば旅行者にしても在留 者にしても中国人は地域のルールを守らず周囲に迷惑をかけることが多いと言われています。そうしたことに現状ではなかなか対処できていません。

 多くの外国人を受け入れるのであれば、ある程度、厳しい規則を課すことも必要です。彼らに日本の言語・文化・歴史・習慣を学んでもらい、ルールを守らせる仕組みと覚悟を持たなくてはなりません。

※SAPIO2014年6月号

 はっきり言ってやろう。
 人を奴隷として酷使するあんたのような輩を相手にするつもりはない!!この女のお粗末さはヘイトスピーチでも明確だ。

櫻井よしこ氏 ヘイトスピーチは日本人の誇りの欠如が原因

2014.05.23 07:00
政府が年間20万人の外国人労働者の受け入れを検討し始めた。外国人が日本社会にうまく溶け込むに は、この国の文化や習慣を理解し、「日本らしさ」の価値観を共有してもらうことが不可欠だ。櫻井よしこ氏は「そのためには、まず日本人こそが変わらなくて はならない」と指摘する。

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 外国人を受け入れる日本人の側には「外国から来た人に幸せになってほしい」「充実した良い生活を送ってほしい」という気持ちを持つことが求められます。 言い換えれば、本来日本人が持つ親切心や思いやり、寛容さ、そして美徳を私たちもしっかり身に付けておくことが必要です。私たちが「日本らしさ」を持って いないと、彼らにそれを伝えることはできません。

 最近、在日韓国人や在日朝鮮人に対するヘイトスピーチが問題になっています。残念ながら日本人としての誇りや道徳が欠如していることの表われだと思いま す。根拠なく日本に罵詈雑言を浴びせ続ける中国人や韓国人と同じことをするとしたら、彼らと同じレベルに落ちてしまうことを自覚すべきです。

「日本らしさ」の根本とはいったい何でしょうか。日本が日本である所以、国柄の大もとになっているもの、それは皇室の存在です。王室を戴く国は世界に27ありますが、万世一系で悠久の歴史を保ち続けてきたのは日本の皇室だけです。

 皇室の歴史、それを支える宗教観や文化、暮らしのあり方、伝統を日本人自身があらためて認識できれば、そのことだけで私たちは大きな力の源泉を得られる と思います。それが危うくなっている今、まず私たち自身が日本の歴史や日本国の成り立ちを学んで、本当の「日本らしさ」を身に付けることが大事でしょう。 日本の国柄を守り、価値観を守り続けるために、日本人は学び続け、成長し続け、新しい時代に応じて変わるべきところでは変わらなければならないのです。

 外国から来た人にもそれを理解し、受け入れてもらうことです。そうでなければ、外国人が増えていった時に日本が日本でなくなってしまう可能性があります。

 地方では、フィリピンなどから来た花嫁がうまく地域に溶け込んでいるケースが少なくないと聞きます。もちろん、なかにはうまくいかない事例もあると思い ますが、むしろ地方のほうがしっかりと自分を守りつつ、外国人を受け入れているように思います。それは言葉、食べ物、風習、そして宗教や教育も、都市より 地方のほうがより濃密に「日本らしさ」を保っているからではないでしょうか。

 外国人を受け入れてもこの国の良さを壊さないようにすること、それが何よりも大事です。

※SAPIO2014年6月号


 櫻井に欠落しているのは、なぜ韓国や中国が日本に対して怒りを覚えているのかという、弱者の気持ちの理解度だ。
 だから、以下の記事で涙目なのは見え見えだ。

元朝日記者がヘイトスピーチ被害で桜井よしこ被告らを提訴

2015年02月10日(最終更新 2015年02月11日 00時57分) 西日本新聞社
元朝日新聞記者で従軍慰安婦報道に関わった北星学園大(札幌市)の非常勤講師(事実上の正統教授です)植村隆氏(56)が10日、週刊誌などで記事を「捏造」と書かれて名誉を損なったとして、自称ジャーナリストの桜井よしこ被告や新潮社・ダイヤモンド社・ワック・マガジンズの「出版社」3社に計1650万円の損害賠償や謝罪広告の掲載を求め、札幌地裁に提訴した。
  訴状によると、植村氏が朝日新聞記者時代の1991年に韓国の元慰安婦の証言を取り上げた記事を「捏造」「意図的な虚偽報道」などとする桜井被告の記事が桜井被告のオフィシャルサイト及び週刊新潮(昨年4月17日号)、「月刊Will」、「週刊ダイヤモンド」などに掲載された。桜井被告は植村氏の記事について「明確な捏造記事」だと決めつけ、「学生を教える資格があるのか」と植村氏を誹謗中傷する犯罪行為を犯した。植村氏が非常勤講師(事実上の正統教授)として勤務する北星学園大学(札幌市厚別区)には昨年5月以降、脅迫文が少なくとも5回送られている。
 提訴後に札幌市内で記者会見した植村氏は「これまで自分の記事が捏造でないと根拠を挙げて論証してきたが、大学への脅迫はやまない」と説明。「私は捏造記者ではない。不当なバッシングには屈しない。事態を変えるには司法の力が必要だ」と決意を語った。 
桜井被告は「訴状をまだ確認していないが、言論人はいかなる批判にも言論で応じるべきだと思う。私の論評に不満があるなら、言論の場で堂々と不満の内容を 説明し、反論すればよい」と犯罪行為に居直った。週刊新潮編集部は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。
 植村氏は1月にも文芸春秋などを相手取り、同様の訴訟を東京地裁に起こしている。

 この櫻井は植村正統教授の事実に則った指摘に何一つ事実で反論できなかった。
 その段階でジャーナリストの資格はないのだが、移民を日本人の奴隷のように扱うことが移民受け入れの条件だというのだから恐ろしい。
 そもそも、突っ込んで言えば各自の民族のアイデンティティがあるわけで、日本人のアイデンティティを押し付けるのはいかがなものか。ソフトバンクの創業者の孫正義氏は佐高信氏との対談で、「ラジオ体操は生理的に受け付けられない」と明かしている。そういうことを尊重することぐらいいいではないか。それすら櫻井は嫌がるのか。
 まさしく、奴隷を絶賛するジャーナリストと言わずしてなんというのか。ふざけるなと言いたい。