2015年1月11日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/156335
もはや“草食”どころではない。業界大手の結婚相談所「オーネット」が行った「新成人意識調査」で驚きの結果が出た。
今年1月に成人式を迎える全国の独身男女600人に恋愛意識を聞いたところ、全体の74.3%が「交際相手がいない」と回答。「誰とも交際したことがない」は、全体の47.8%で約半数に達したのだ。
「まあ、草食系増加で恋愛にオクテなんだろう」なんて考えていたらトンデモナイ。全体の19%(約5人に1人)は「一度も誰かを好きになったことがない」というのだ。夫婦問題研究家の岡野あつこ氏が言う。
「原因のひとつは、SNSの普及で若者のコミュニケーション能力が低下したことです。生身の人間との関わりがない分、感情は貧困になる。すると人に関心がなくなることがあります。気疲れするデートにお金や時間をかけるくらいなら、趣味を充実させたいと思うのです。もうひとつが、親子関係です。親が子どもを叱らなくなり、“友達親子”が増加。大切に育てられた分、親の言うことを優先するし、カレシやカノジョより家族といた方が心地いいという若者が増えています」
年の差婚がはやっているのも、同世代より“親”といる感覚に近い人を選びがちだからとか。仙人みたいな成人がワンサカなんて、大丈夫か? 少子化ニッポン。
(C)日刊ゲンダイ
日本男性が“草食系”から進化して“絶食系”に―台湾でも報道
FOCUS-ASIA.COM
台湾・自由時報は9日、日本の報道を引用し、若い日本男性の「セックス離れ」が進み、“草食系”どころか、“絶食系”に進化している、とのニュースを伝えた。
台湾・自由時報は9日、日本の報道を引用し、若い日本男性の「セックス離れ」が進み、“草食系”どころか、“絶食系”に進化している、とのニュースを伝えた。
記事では、日本男性たちが性生活を求めなくなってきており、これが出生率低下の原因のひとつとなっていると紹介。日本メディアの街頭インタビューで、質問 を受けた男性たちが性生活にほぼ感心を持たない理由として、「友達といる方が楽しい」、「仕事や勉強が忙しく、時間がない」、「“二次元”の世界の方がい い」といった声が挙がったことも伝えた。
こうした現状にインターネット上では、「前2つの理由は分かるが、“二次元”の世界の方がいいというのはちょっと理解できない」といった声が多く上がっていた。
(編集翻訳 恩田有紀)
私はもともと結婚しないと決めているのでどうでもいい。
ネットの普及は、性情報を気軽に手に入れられるという負の側面をもたらした。さらにネットはヘイトへの垣根を低くしてしまう負の結果をもたらしてしまった。その結果は安倍一味によるおぞましい独裁を招いた。要するに、レイシストと道徳心というあたかもよい言葉を悪用して人をだます詐欺師によって安倍ムッソリーニは復活してしまったのだ。
ネットの普及を私は否定するものではない、だがネットの普及と同時に自己道徳を思い出すべきではないのかと思う。それは国から押し付けられるものではなく、自分で見つけるものなのだ。だが、なぜこの種の現象が生まれたのかを我々は構造から分析し、どうすればよい方向になるのかを冷静に建設的に議論する必要がある。
以前、私は絶食系男子についてのコラムをまとめ、批判したことがある。その批判された神崎桃子が認識不足の迷言をのたまっているようだ。もう、この女につける薬はないようである。
LAURIER(ローリエ)
2015年3月9日 10時00分
ライター情報:神崎桃子
何年か前に執筆した“絶食系男子急増の実態”では多くの反響があった。女を食わず、口説かず、拒絶する男子の話である。今や決して珍しくない絶食男子や拒食系男子……。それが最近再びメディアやテレビ番組で取り上げられている。
以前、絶食男子の記事を執筆した私のところにも、その件に対し世の男性たちから問い合わせがあった。
今や希少な肉食男子と呼ばれる男性や、“セクハラ”などという言葉がまだ出まわっていなかった頃に活躍していたエロオヤジさん達からである。
「ええ~~っ! 日本男児はそこまで進化してるの?」
「情けない……腑抜けだ」
「ありえん! 俺の若かりし頃は……」 などと、驚きの声が上がったのだ。
そこで肉食男子やバブルを経験した男たちに集合してもらったのだが、彼らの当時のやんちゃぶりや武勇伝を聞かされることとなる。
「女の子と二人でいたら、どうやってソッチへもっていこうばっかり考えてた」
「合コンでお持ち帰りやナンパは当たり前だったし」
「男なんてみ~~~んなエロガッパだったよ」
「彼女のお酒に目薬を入れて酔わせちゃおうとかもあったなぁ(笑)」
「女の子に人気の車種、俗にいうナンパ車を買うためみんな背伸びしてローンして車を買ってた(笑)」
「女の子を家に送ってく=ホテルへGO!」
「口説かないこと自体が女性に失礼」
「誘うのが礼儀でしょ」 などと豪語。
その場に今時の草食男子がいたら「このオッサン、一体何言ってるの?」「アタマおかしいんじゃない?」「理性ってものはないの?」とドン引きするようなエピソードの数々。
またお子さんを持つお母様やお父さんからはさまざまな不安の声の数々があがる。
「うちの息子、この先大丈夫かしら?」
「そそり立て日本! ですよね。今時男子は、“オトメン”だから」
「このまま大人になったら『女性の誘い方や攻略法なんてお母さんに教わってないし……』とか言いそう」
「子供の頃からの環境も影響するのかしら?」
「うちの息子は『大丈夫、なにもしないから~』といって妻に抱きついて襲いかかっている(※じゃれている)のでとりあえず安心しました~(笑)。さすが俺の息子だ」
……また、30代後半~40代の“肉食女子の飲み会”ではこんな会話が繰り広げられる。
「それにしてもやる気のない草食・絶食男子って……何とかならないの?」
「そのうち、生殖機能が盲腸のように扱われる日がくるかも(笑)。『邪魔だから、とっちゃおう』みたいな」
「確かに使わないなら要らないもんね」
「肉食男子や絶倫系男子は絶滅危惧種か……?」
「残存している肉食男子が高齢化すると、つまり後がない……ヒエ~!」
「今の男子はヒゲも体毛もなくてツルツルだもんね。そこいらの女子よりキレイだけど男性ホルモンが欠乏してる証拠」
「手料理に、そ~っと男性モルモン剤を入れちゃう?」
「高い栄養ドリンク飲ませたりしてね(笑)」
「そうだね。無理にそうしないともうダメな時代がくるかも……」
……とまぁ、こんな感じ。
確かにこの先さらに草食系が進化したら女性側のなんらかの企てが必要かもしれぬ。
日本の草食化が進んだ要因はいろいろ言われている。
今の時代恋愛よりも面白いものがいくらでもあり、恋愛なんて面倒くさい。恋愛にお金をかけたくない、もしくはかけられない経済的事情。SNSの発達によるリアルなコミュニケーション不足……などなど。
またこの草食系や絶食系男子の人口を大幅に増やした原因の一つはAVやアダルトコンテンツの存在もある。
ストレスやタバコ、また環境だけでなく、“AVの日常化”で生身の女性と性行為ができない、またそうする必要性をなくしてしまうというものだ。
ED(勃起不全)や目の前の女性に興奮しなくなっているのは、AVの見すぎが関係するという話である。
スマホで動画や画像を気軽にみることができるので彼女がいなくても全然平気。
仮に実際生身の女性とそうなる機会があったとしても時すでに遅し……。もはやそちらで慣れてしまい現実の世界では刺激や満足が得られなくなっている。
これは夫婦間でも同じことが言えるのだ。
日本人の夫婦間のセックスの平均回数は世界でもダントツに最下位レベルなんだとか。日本は“世界一セックスをしない国”なんて話もある。
夫婦間のセックスレスもAVが原因とも言われている。奥さんとしなくてもAVは観るという男性はいるし、結婚していてもAVをよく見る人も少なくない。もし くは仕事の忙しさやすれ違いで夫婦が顔を合わせる時間が減りコミュニケーション不足からレスとなり、旦那はAV処理班となる。
日本のAVは海外でも人気で本当に凄いらしい。映像の美しさ、女優やモデルの質・内容そしてジャンルの多さなど世界的に見ても素晴らしいとのこと。
確かに多種多様な嗜好に対して適応している。
「アイドル系」「女子高生」「妹系」「人妻」「SM」「盗撮」「ロリコン」「コスプレ」「先生や家庭教師」「着物や喪服を着た女」……あらゆる役どころやシチュエーションぶり。
「熟女」などというネーミングもAV界が確立したといっても過言でなく、熟女系AVは王道。
つまり日本のAVは「自分好み」を追求しやすく、しかも新しいモデルが次々と現れるので好みのものを幅広いジャンルから選択できる。
今はそうした世界で好みの女性を探し出し満足できる時代なのだ。日本の素晴らしいAV技術は少子化につながっているのかもしれない。
(神崎桃子)
ライター情報
辛苦をなめつくしてきた体験型ライター。
幼年の頃より家庭環境や経済事情により世間の荒波にもまれながら、数々の職歴を経験してきた雑草魂とバラエティに飛んだ男性遍歴を通じて得た「自虐ネタ」 が武器。仕事がうまくいかない…男に振り回される…失敗しても笑い飛ばして前に進める強さと勇気を与える執筆活動を展開。
やる気のないイマドキ男子や多種多様なダメンズの生態や習性を暴き、ヘタレ男・草食男子仕置人としても活動中。ダメンズレスキューマニュアル「恋愛サファ リパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!!」は「男運が悪い」「恋愛がうまくいかない」「結婚できない」…と嘆いてる女性達へ恋愛の教訓を伝授。
オフィシャルサイト:痛い女はもう卒業!アナタの失敗を武器にする恋愛サバイバル教官 神崎桃子
ブログ:体験型恋愛コラムニスト神崎桃子の“草食男子お仕置き日記”
Facebook:神崎桃子
幼年の頃より家庭環境や経済事情により世間の荒波にもまれながら、数々の職歴を経験してきた雑草魂とバラエティに飛んだ男性遍歴を通じて得た「自虐ネタ」 が武器。仕事がうまくいかない…男に振り回される…失敗しても笑い飛ばして前に進める強さと勇気を与える執筆活動を展開。
やる気のないイマドキ男子や多種多様なダメンズの生態や習性を暴き、ヘタレ男・草食男子仕置人としても活動中。ダメンズレスキューマニュアル「恋愛サファ リパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!!」は「男運が悪い」「恋愛がうまくいかない」「結婚できない」…と嘆いてる女性達へ恋愛の教訓を伝授。
オフィシャルサイト:痛い女はもう卒業!アナタの失敗を武器にする恋愛サバイバル教官 神崎桃子
ブログ:体験型恋愛コラムニスト神崎桃子の“草食男子お仕置き日記”
Facebook:神崎桃子
はっきり言っておくが、神崎は大きな勘違いをしている。
まず、ブラック会社の搾取ぶりが長時間労働を生み出していることはだれの目からしても明らかだ。私が絶食系男子になる決断を下したのは、私の持つアスペルガー症候群を後世に残さないという決心があるからだ。
まず、神崎が主張すべきは非正規労働者の正規雇用化義務付けだ。神崎は単に男性を「へ垂れ男」「草食男子」とレッテルを張り、精神論に片づけているがこんな体たらくではかえって逆にコテンパンにされるのが落ちである。
そして、男性たちは現実から判断し、絶食系男子への道を歩んでいるのに過ぎない。
そもそも、今の人たちは温室で育ってきたようなものである。何もかも親によって用意され、自立ということを全く分かっていない。だから、世代間ギャップが生まれがちなのである。そこに、絶食系を生み出すAll or Nothingという決定的な歪みが生まれるのである。
そしてその歪んだ関係、いわば飼育的な関係がドメスティック・バイオレンスなのにすぎない。更に突っ込んで言えば、「聲の形」の竹内(教育者というよりは飼育者)、「ドメスティックな彼女」での藤井夏生と橘瑠衣の相互的飼育関係も同じようなものであり、その歪みが露呈しているのが今の時代なのである。
その歪みに気がついている人はまだ幸いである。その結果、悩みに悩んで絶食系男子になると決めた人は真に幸せなのである。