2014年2月8日土曜日

孤立した精神疾患当事者をつなげるためには

 発達障がい当事者の一人として思うのは、孤立感に苦しむことなのである。
 そこで、私は精神疾患当事者全体の問題として、SNSを立ち上げるべきだと考えている。そこには旅行会社の機能やイベント企画会社の機能も設けて孤立化した彼らを一人でも多くつなげる必要があると思っている。
 サークル機能をそこに設ける事で、つながる機能が生まれる。課題は入会時の審査をどうするかだ。ネットで行うのには私は反対で、基本的には病院経由、推薦人二人とすればいいのかなと思っている。すなわち、医療過誤を起こした医師が経由する場合については認めてはならないという考え方だ。
 たとえば、手芸の得意な人が入門者相手に手芸サークルを開いてそこで収益を上げて社会的な自立を目指すというのもいい。歴史大好きで旅行にも詳しい人が旅行のアドバイザーをやってそこで儲けるのもよし、アートサークルで小学生や中学生相手に絵画を教えるのも良しなど、色々な形での社会参画はある。
 またSNSに欠けているのはリアルでありヴァーチャルはリアルの延長線上に過ぎない。リアルというのは現実そのものだ。私はネットユーザーとしてこの数年さまざまな経験をしてきたが、言葉の怖さを何度も感じてきた。「炎上」「自爆」などのネットにおける問題行為はその一端にすぎないのだ。そういう形でのSNSによるネット中毒は深刻だ。
 そしてその歪んだ形で出てきているのがレイシストではないのか。