2014年1月24日金曜日

悪意無き悪意ほど許されないものはない-明日、ママがいない-擁護派に警告する


2014/01/22 20:45
はるかぜちゃん、「明日、ママがいない」批判に反論……「『観る力不足』による誤解」
RBB Today

賛否両論を巻き起こしている日本テレビ系ドラマ「明日、ママがいない」
 児童養護施設を舞台にした日本テレビ系連続ドラマ「明日、ママがいない」が、差別的な内容だとして批判を受けていることについて、“はるかぜちゃん”こと女優・タレントの春名風花が、「完全にドラマの解釈を間違えている『観る力不足』による誤解です」と反論し、作品を擁護するコメントを自身のTwitterで発している。
 同番組をめぐっては、劇中で「赤ちゃんポスト」に預けられた過去をもつ芦田愛菜演じる少女を「ポスト」と名付けたり、養護施設での苛烈な体罰が描かれるなど、かなりセンセーショナルな内容に対し、慈恵病院(熊本市)や全国児童養護施設協議会が人権侵害を指摘して抗議したことで話題に。放送中止が取りざたされるなど騒ぎが続いている。
 春名は、Twitterを通じて寄せられる同ドラマへの批判コメントに返信する形で、「それらは完全にドラマの解釈を間違えている『観る力不足』による誤解です」と反論。ゴールデンの時間帯に放送するドラマである以上、理解力に乏しい視聴者にもわかりやすい内容にする工夫は必要だと、批判意見にも一定の理解を示したが、主人公が「ポスト」と呼ばれることを批判する意見に対しては、「ポストは、ポストという名前に誇りを持って生きてる。それを『かわいそう~』といって見下す行為は、あのこの出生を、存在を、まるごと否定するに等しい行為だ」と異論を唱えた。
 また、春名は「ちゃんとせりふを聞いて。役者の表情をみて。優しい作品だよ」と同ドラマを擁護。「子どもたちへの想いが、いたるところにあふれてる。丁寧につくられてる。そういう単純な意味のそのせりふじゃないことに、そこに込められた意味に、どうか気づいて」と呼びかけている。
 賛否両論を巻き起こしている同ドラマ。今夜放送される第2話は、果たして視聴者にどのように受け取られるのだろうか――。
 「明日、ママがいない」は毎週水曜午後10時より放送。

 残念だが、私はこのジャンクドラマは見たくない。
 この種の障がい者やマイノリティを出しものにして売らんかいなで煽る番組把握意味無自覚な悪意である。許されるものではない。だから私は「聲の形」を批判し続けている。私は批判した際に「障碍者を単にだしにしただけで意味がない」と指摘した。その思いはNHKのハートネットでの投稿でも変わらない。
 春名ははっきり言って甘いとしか言いようがない。私は荒らすことは正義ではないと考える。だからTwitterでの反論はしない。ブログで批判を行うまでだ。だが、春名のTwitterを荒らすことは断固として許さない。

 本当に問題提起となっているのでしょうか
小野 哲さん/
記事ID:33999

 今回初めてここに書き込ませていただきます。
 私は発達障がい当事者であり親戚にろうあ当事者がいます。ですので、この作品に対しては批判的であることを伝えます。西宮硝子という女性が単に障がいを抱えていただけにすぎないのであり、その抱えた苦しみや悲しみを描いているとは思えないのです。
 番組終了後にこのようなコメントをさせていただくのは恐縮ですが、出生ゆえにいじめられることがある種の自己責任であるかのようにこの作品はなっているのです。さらにいじめ被害者として言っておきますが、石田将也という青年の苦悩が全く見えていません。
 いじめ加害者や傍観者の心の闇も全く描かれていない、詰めが全くと言っていいほど甘すぎるのです。こんな程度の作品なら、「やがて、春」という映画を漫画化すればよかったのです。問題提起とはかけ離れた代物と言わざるを得ません。
 いじめ被害者にとってみれば、加害者も許せませんが何もしなかった傍観者はもっと許せないのです。
投稿日時:2013年12月13日 23時32分

 また、私のTwitterでこんな意見を寄せていただいた方がいる。
 この方の鋭い指摘に脚本慣習をやった野島伸二はどう思うのか。己の傲慢さをここまでズバリと論破されて涙目になるのは間違いなかろう。

  1月21日
おはようございます。 私の息子の嫁はまだ24歳で、3人姉妹弟で施設育ちです、婚姻届けを出す時まで、自分の戸籍がどの様になっていたか分からなかった様です、母親に捨てられた子です、だから、あえて私はこの番組を見ません、最近彼女の父親が見つかり息子は会ったそうです。

彼女姉妹弟達がどのような気持ちでどんな環境でどんな友達がいてとかはあまり気になりませんが、普通の家庭から見れば、やはり気がかりな存在でしたが、子 供を産み育てている姿を見ているとそんな境遇で育っても家庭を息子と助け合いながら今頑張っているので安心しています。

捨てられ施設で育ちイジメなども差別視もあったかもしれません、でも彼女にとってはもう過去の事だと思います、今何故、あの様なドラマを作ったのか分かりません、泣かせるドラマだったら、別の形で見せるべきだと私も思います。今の子供達には見せたくないドラマですね!

 私はこの酷い番組もどきのスポンサーの日清食品と花王に抗議のメールを先ほど入れた。
 こうやっている。

 御社のご繁栄なによりでございます。
 今回御社に大変言いにくいことを言わねばなりません。日本テレビ系で放映されている「明日、ママがいない」なるドラマですが、すでに多数の人権団体から深刻な懸念が表明されているほど人権上非常に由々しいとんでもない代物です。
 もし、このドラマもどきが放映され続ける事で私は御社が風評被害を受ける事を危惧しております。そのことを配慮に入れ、日本テレビにおけるスポンサードをすべて撤退されますようお勧め申し上げます。
 日本テレビよりは東京新聞、日刊ゲンダイ、週刊金曜日など優れたメディアはあります。なにとぞご検討のほどお願い申し上げます。
 最後に御社の繁栄を心より願っております。

私は花王、日清食品、三菱地所、スバル、小林製薬に呼びかける。
 「日本テレビからすべての番組のスポンサード(スポットCMも含める)を撤退し、週刊金曜日や日刊ゲンダイ、東京新聞に広告を出し、環境に優しい商品を作る事」
 「ユニバーサル正規就労を積極的に行い、ワタミのような犯罪企業に人が行かなくなるようにすること」
  「「買ってはいけない」編集者の指導の下、環境に優しい商品を共同で開発する事」

  ぜひとも検討をお願いしたい。
  ハッキリ言って、「悪意無き悪意」ほど残酷なものはない。いわば良心の呵責が最初からそこにはないのだからだ。