2013年10月10日木曜日

人の命を紙切れ同然に扱った ロドニー・ピアーズ

 まず、何故このアメリカ人を書人両断することにしたか、この事件を思い出してもらいたい。
 1992年 10月17日、アメリカルイジアナ州バトンルージュに留学していた日本人の高校生・服部剛丈(はっとり・よしひろ、当時16歳)さんが、ハロウィンに留学 先の友人と出かけた。しかし、訪問しようとした家と間違えて別の家を訪問したため、家人ロドニー・ピアース(当時30歳)から侵入者と判断されて44マグ ナムを突きつけられ、「フリーズ(Freeze、訳:動くな)」と警告された。しかしながら高校生は止まらずに男性の方に進んだため射殺された。

  この事件でピアースは、日本の刑法では傷害致死罪に相当する計画性のない殺人罪で起訴されたが、同州の東バトンルージュ郡地方裁判所陪審員は12名全員一 致で無罪の評決を下した。評決の理由として、発砲現場の玄関先は屋内と同じであり、犯罪から身を守るために銃を持って立つことは正当な権利である、という ものであった。なおルイジアナ州の法律では、屋内への侵入者については発砲が容認されている(アメリカ社会の法律を尊重はするが、国際法では非合法である ことは言うまでもない 小野注)。
 日本での報道はこの時点でアメリカの銃社会に対する不信感を表明しただけで終わったが、この後行われた、遺族 が起こした損害賠償を求める民事裁判では、刑事裁判とは正反対の結果となった。ピアースが家に何丁も銃を持つガンマニアであり、しばしば近所の野良犬を射 殺しており、当日は酒に酔っていて、妻の制止を振り払って家から飛び出し発砲したことなどが実証されたため、正当防衛であると認められないとして 653,000ドル(およそ7,000万円)を支払うよう命令する当然の判決が出され、同州最高裁も上告を棄却したため確定した(これらの記事は Wikipedia日本語版より引用)。

 しかも、ピアースには和解のチャンスはあった。服部夫妻から罪を認める、拳銃を全て放棄すると いう条件なら慰謝料の軽減に応じるという建設的な提案があったのを不当にも拒んだのだ。ピアースは陪審員の後服部さんサイドに事件の責任を全てなすりつけ る不誠実な暴言ばかり繰り返している。断じて許されない暴言だ。ホストファミリーサイドもこの暴言に激怒しているのは言うまでもない。
 この男の 傲慢な思想の正体は、若い頃加入していたアメリカの極右団体クー・クラックス・クランにあった。その過去を隠していたのが暴かれたのだ。そのせいもあっ て、事件の後に地元の食品ストアの精肉担当者を解雇されている。同情の余地は何一つない。この男にできることは、亀田興毅を見習って丸坊主になって日本国 民の目の前で土下座で謝罪して、服部夫妻に死ぬまで無償で働くしか道はないのだろう。 

ちなみに、ピアースの暴言インタビューはこのサイトから見られる。国際法をピアースは勉強してからインタビューに応じるべきだったのだ。
 なお、インタビューを行った大野氏に対する暴言の意図はない。あくまでもピアースを批判するための一部引用であることを理解していただきたい。
http://www.globe-walkers.com/ohno/interview/peers.htm

クー・ クラックス・クランとは、Wikipedia日本語版によると白人至上主義団体とされるが、正確にはノルディック(金髪碧眼)を至上とし、黒人やユダヤ 人、黄色人種、近年においてはヒスパニックなどの他の民族の市民権に対し異を唱え、同様に、カトリックや、左翼団体、同性愛の権利運動やフェミニズムなど に対しても反対の立場を取っている。
KKKの主張は、アメリカを預言によりキリスト教徒に約束された地であるとし、白人(アングロサクソン、ゲル マンなど)のみがアダムの子孫であり、唯一魂を持ち一切の罪を犯していない神(イェホバ)による選ばれし民として他の人種からは隔離されるべきである、と いうものである。

 ピアーズは自己破産して責任を免れているが、そうはいかない。
 あの三浦和義氏がロス疑惑でアメリカにて逮捕されたように日本に来れば間違いなく逮捕され、厳しい捌きが待ち受ける。そして反省していないことが明らかなので極刑は避けられないだろう。私はピアーズを絶対に許すつもりもない。
 この種の男など、福島第一原発に送り込んで放射能のひどいゾーンで死ぬまでこき使えばいい程度に思っている。そうして、己が人の命を紙切れ同然に扱ったことを後悔しながら死ぬがいい。

2012-03-18 16:05