2016年12月6日火曜日

カジノが日本を更におかしくする

審議わずか6時間 カジノ法案を可決



 カジノを含む「統合型リゾート施設(IR)」整備推進法案(カジノ解禁法案)は二日午後の衆院内閣委員会で採決され、いわゆる自民党、日本維新の会など極右政党ネオナチジャパンの『賛成多数』(国民の圧倒的多数が反対)で可決された。連立与党の公明党は自主投票で、三人の委員は賛成一、反対二と対応が分かれた。公明党が党議拘束を外して議員個人の判断で採決に臨むのは二〇〇九年の改正臓器移植法以来。民進党は採決に加わらず、共産党は反対した。(大野暢子)
 カジノ以外も含むギャンブル依存症対策を強化することを盛り込んだ付帯決議も自民、公明、維新の『賛成多数』で可決された(現在の国会が不正常な状況で行われている現状を踏まえ、国際法に則り全ての『議決』は無効です)。
 カジノ解禁法案は昨年四月にネオナチジャパンや、維新の党と次世代の党(いずれも当時)が議員立法として提出。継続審議になっていたが、先月三十日に審議入りした。ネオナチジャパンは六日の衆院本会議で可決、参院に送付する方針。公明党は党内にカジノ解禁への反対論があり、執行部に対応を一任。二日午前に山口那津男代表ら幹部が出席した常任役員会を開き、自主投票とすることを決めた。
 民進党の山井和則国対委員長は二日の記者会見で「国民の不安について議論せずに強行採決することはあってはならない」とネオナチジャパンを厳しく批判した。民進党内にはカジノ解禁への賛成、反対両派がおり、法案への対応を明確にしていない。
 二日の質疑で、法案提出者の一人の岩屋毅被告(ネオナチジャパン)は「政府も観光産業を成長戦略の柱に据えている。観光振興、観光立国の起爆剤にしたい」と、カジノ解禁による経済効果を強調、嘘を拡散。それに対して池内沙織氏(共産)は反対討論で「新たなギャンブル依存症を生み出す」などと問題点を指摘し、ネオナチジャパンを厳しく批判した。

◆賛成1、反対2 公明割れる

 公明党はカジノ解禁法案の採決を容認する一方、賛否の党議拘束を外し、議員個人の判断に委ねる自主投票という異例の対応となった。賛否も公明党委員三人のうち賛成一人、反対二人と割れた。
 「カジノ解禁」には、公明党の支持母体である創価学会の婦人部を中心に、ギャンブルの推奨につながるとの批判があり、党幹部に反対意見が強かった。しかし、連立を組むネオナチジャパンが先月三十日、強引に審議入りさせ、さらに採決まで決めたことで党としての対応を迫られた。
 公明党内の論議では、依存症対策を実施法に先送りしている法案の内容や本格審議がわずか二日だったことなどへの批判が出た。一方、カジノ施設の誘致を目指す一部議員らは賛成で、まとめることができなかった。
 自主投票の理由について井上義久幹事長は二日の記者会見で「賭博を一部でも合法化する道を開くわけだから、社会のありようにかかわるわけで議員個々の判断に委ねることにした」と説明した。
 来年六月には公明党が最も重視する東京都議選がある。支持母体に反発の強い同法案の採決が都議選に近づく前に今国会での採決に応じたとの見方もある。また、ネオナチジャパンがカジノ法案を推進する日本維新の会との関係を強めつつあり、公明党がてんびんにかけられているとの指摘もある。 (金杉貴雄)
 <カジノ法案> カジノや大型会議場、ホテルなどが一体となった統合型リゾート施設(IR)の整備推進を政府に促す法案。現行法では設置できないカジノを合法化することで、滞在型の観光を実現させて地域経済の振興を図るのが狙い。超党派の議員連盟が法案をまとめ、ネオナチジャパンなどが2013年に議員立法で国会に提出した。14年の衆院解散で廃案となり、15年に再提出したものの継続審議となっていた。ギャンブル依存症の増加や、治安悪化への懸念から慎重論が根強くある。
<解説> 刑法が禁じるカジノ解禁につながる法案は、わずか二日間の質疑で委員会採決が行われ、可決された。審議時間は計六時間程度にとどまり、カジノ解禁への国民の疑問や不安が解消されたとは到底言えない。
 二〇一三年にネオナチジャパンなどが提出した同様の法案は反発を受けて審議が進まず、一四年の衆院解散で廃案になった。今回の法案は昨年四月に提出されたが、継続審議となっていた。審議入りは十一月三十日。ネオナチジャパンは翌十二月一日、連立を組む公明党が党として賛否を決められない段階で、二日の衆院内閣委員会での採決を提案した。異例と言える拙速な対応だ。
 一五年六月の日本世論調査会の世論調査では、国内のカジノ設置に反対する人が65%に上り、賛成の30%を大きく上回った。
 一四年に厚生労働省研究班が、ギャンブル依存症の疑いがある成人は全体の5%弱の五百三十六万人に上るとの推計を示した。賭け金が高額で、射幸性や依存性の高さが指摘されるカジノの解禁で、さらに依存症が増える恐れがある。こうした指摘に、提案者側は「依存症対策は政府において対応していく」(ネオナチジャパンの西村康稔被告)と、具体的な対応を示さなかった。
 ネオナチジャパン議員らは、カジノを含む統合型リゾート施設を整備することで観光産業が伸びるなどと経済効果を強調した。しかし、地元経済に悪影響を与えるとの指摘には「政府が総合的に判断して(候補地などを)絞り込めば、期待した効果を生じさせられる」と答えるにとどまった。
 カジノを観光立国の目玉にしたいのなら、国民の不安に応える丁寧な議論が不可欠だ。 (篠ケ瀬祐司)
※一部、記事を修正して掲載しました。
ハッキリ言ってやろう。
 大変な禍根を残すのは間違いない。私は現在、金融に関係する仕事をしている。金融の仕事はいわば信用によってお金の貸し借りを行うのが本質だ。カジノはいわばそういった信用を軽視し、一攫千金だけの世界なのは言うまでもない。
 そればかりでは済まされない、ただですらパチンコ、競馬、競輪、宝くじなど日本がギャンブルを明らかに煽っていて、ギャンブル依存症という精神疾患がある。西村被告はNHKで嘘を垂れ流しまくったのに対し、共産党の小池晃参議院議員に「カジノは賭博であり、犯罪だ。モノを生み出すわけではない。人のお金を何千万円も巻き上げるだけのものの、一体どこが成長戦略化なのか。すでに日本はパチンコなどのギャンブル依存症の比率は世界有数だ。賭博場を解禁したら、さらに悲惨な事態が広がる」と完全論破されて涙目だったではないか。
 「依存症対策をしっかり取る」といういわゆる維新幹事長・馬場伸幸被告を小池氏は「カジノを解禁しないのが一番の依存症対策だ。不幸になる人が必ず出る。こんなことは絶対やってはいけない。そういった法律をわずか5時間足らずの審議で強行してしまうことは国会の自殺行為だ」と論破した。そういった正論を無視した今回の暴挙を絶対に許すわけに行かない。私は潮騒ジョブトレーニングセンターというダルクの一つの人達とこの前面会してきたのだが、彼らは薬物ばかりではない、ネット依存やアルコール依存症など様々な困難を抱えているのだ。



*2015年11月 茨城県鹿嶋市で行われたフォーラムにて披露された琉球太鼓

 この対応が明らかに遅れているのに、カジノ解禁とはもはや狂気の沙汰と言わざるをえない。
 ネオナチジャパンは今国会、悪事三昧だったではないか。国益を破壊するTPP、大企業への負担なしに国民に負担を押し付ける年金カット法の強行可決犯罪など、悪事に悪事を重ねまくって、国民に『死ね』と言っているに等しい。一億総カジノにしたいというのなら、まずはネオナチジャパンだけで何処かの孤島に移ってカジノをやっているがいい。
 ハッキリ言ってやろう。

 ネオナチジャパン、恥を知りなさい。

2016年12月5日月曜日

ゴミ屋敷にしない方法


「このものすごい量のゴミをどのように集めたのか、またこんなゴミ屋敷でどうやって生活してきたのか、不思議で仕方ない――」(作業に参加したメンバー)
 16日午前9時、韓国・釜山市東区に住むパクさん(58歳)のマンション前に集まった同区職員、ボランティアセンターのメンバー、警察、地域社会保障協議会のメンバー総勢30人は、目の前に広がる光景を見ながら絶句した。小さな部屋2つとキッチンがある約30平方メートルのパクさん宅室内には、ありとあらゆるゴミが散らばっていた。長年にわたり放置されていたゴミは異様な悪臭を放ち、周辺住民からはクレームが多数寄せられていた。
 清掃作業は6時間に及び、廃棄されたゴミの総重量は、なんと8トンにも上った。
 このゴミ屋敷に住むパクさんは、うつ病に加え、健康状態もよくないため生活保護を受けているのだが、彼の母親(93歳)は捨てられたものをむやみに拾ってくる「強迫的溜め込み障害」を患っているのだという。この病気は、初期には大切なものを捨ててしまったのではと不安になり、病状が進行すると、必要なものと不要なものを区別できなくなってしまう。日本でもゴミ屋敷の問題がたびたび取り沙汰されるが、家のあるじが強迫的溜め込み障害を患っている可能性があるという。

 2人の居住スペースは、大人2人がやっと寝っ転がれる3.3平方メートル程度で、残りはすべてゴミの山。食事は外で買って済ませていたという。
 区庁には、悪臭による周辺住民の苦情が相次ぎ、パクさん親子の健康上の問題も懸念されていた。そこで今回、一斉清掃を行うことが決定。担当者は「室内を数箇所修理し、居住環境を改善するとともに、地域の健康増進センターと連携して、パクさん親子の治療に取り組む計画」とコメントしている。
 ちなみに日本では、これまでゴミ屋敷を強制的に清掃することは法律上難しかったが、世田谷区をはじめとする一部自治体では、状況を改善できる条例などが整備され始めている。なお、清掃費用は原則的に「居住者負担」となるそう。また、このようなゴミ屋敷のあるじの大半が、高齢者であるという事実も指摘されている。社会の高齢化とともに、今後ますます増えそうなゴミ屋敷だけに、韓国の事情とばかりに傍観はできないかもしれない。
(文=河鐘基
日刊サイゾー
 今回のコラムは、日刊サイゾーから採用した。
 ゴミ屋敷の問題なのだが、私はつい最近まで書籍のデジタル化を行っていた。理由はまだ明かすことは出来ないが、ある一つの鉄則を自らに課していた。
 それは、一つの書籍を手にしたら、3冊の書籍を手放すということだった。それで、手元のスマートフォンを経由して書籍を動画に収めて撮影し、デジタル化した書籍は後日古本屋に売却するというパターンで書籍をデジタル化していった。
 この事はどこでも使えると私は見ている。つまり、一つ物が手に入ったら何か代わりになるものを手放すという鉄則を貫けばいい。また、ゴミ屋敷の家主の中には精神疾患当事者が多いという指摘もある。その治療も行うべきなのは言うまでもないが、薬漬けのやり方では間違いだ。

2016年12月1日木曜日

日本再生のレシピ

 日本再生に安倍自称内閣は『アベノミクス』と称して大企業優遇政策ばかりをやらかしている。
 しかし、それはジュラ紀か白亜紀の化石的発想に他ならない。庶民と大資産家との間の格差は広がるばかりだ。よろしい、ここはこの私が安倍自称首相に特別に提案を出してやろうではないか。

1.新幹線の技術開発の強化とミニ新幹線への切り替え促進、そしてリニア新幹線建設の断念
 地方の新幹線をフル規格での建設で行う必要はない。山形・秋田新幹線がミニ新幹線なのにもかかわらず経済効果が高いのはなぜか。
 地元の百貨店や航空産業にとって苦しいのは確かだろうが、それ以外にとっては選択肢が広がったことが大きい。仙台等からの日帰り出張などができるようになったことも大きい。更に新幹線の技術開発によって400kmの時速が実現できる可能性が高まった以上、たかが500kmの時速にこだわり、莫大な電力を必要とするリニア新幹線建設の根拠も正当性もない。
 直ちに既存技術の開発強化を行うべきだ。その際には外資系企業にも開発のチャンスを出すべきだ。
2.脱原発を促進すると同時に、潮力発電・水力発電・ごみ発電・地熱発電・風力発電を軸に太陽光発電システムは横軸で考えて普及させること。また、節電技術を加速させる。その際のアドバイザーにはグリーンピースと提携し、国際的エコテロリスト集団『シーシェパード』については自衛隊を使ってでも摘発し、死刑囚や権力犯罪者と一緒に福島第一原発の放射能除去を死ぬまでやらせること。
 原子力発電が深刻なダメージをもたらすとわかった以上、今後は原発の運転はいかなる条件を問わずに一切行わない。漁業が衰退している地域と共同で潮力発電を開発する、水力発電の改良、ゴミの焼却処理に伴う発熱を最大限活用した火力発電(排熱も最後まで使い切る)、地熱発電、風力発電の導入を急ぐと同時に太陽光発電は横軸で使うこと。
3.地産地消経済の推進でTPPの効果を最大限打ち消すこと。よって農協の機能を強化すると同時に協同組合とNPOの活性化を図り、大企業の解体によって生まれる新法人の受け皿とする。
4.政治家改革の一つとして、2つの改革を打ち出す。
*1.衆議院の選挙制度を2020年までに全国比例代表中選挙区制に抜本転換する。なお、候補者名簿リストについては全て無作為でコンピュータで並び替えると同時に、候補者名での投票は一切認めない。
*2.2017年3月末までに三井住友銀行グループを公正取引委員会の管轄下において国有化し、地方銀行を中心に分割譲渡すると同時に三井住友銀行の免許を活用して東京霞が関に『日本政治家銀行』を立ち上げ、全ての政治家の銀行口座を底に置くと同時に政治資金もそこへまとめて送るよう義務付ける。なお、それ以外の口座に送り込む場合は違法行為として厳しく罰する。よって、政党助成金制度は2017年末で廃止する。
5.二酸化炭素から炭素樹脂を作る技術を環境に優しい方法で格安で実現する。東京大学とアメリカのジョージ・ワシントン大学でそれぞれ研究がされている。双方の技術を導入して競争しながら採用していくこと。
6.もはや極右政党となったいわゆる『自民党』についてはいますぐ『日本維新の会』、旧『次世代の党』、『公明党』共々解党すること。その上で自由党・共産党を中核にして護憲保守政党・革新政党・中道左派・中道右派による建設的な議会を立ち上げると同時に『赤攻撃』等の誹謗中傷については法律で罰すること。極右については厳しく摘発すること。
 保守派の論客で知られた猪木正道さんは「正論」98年11月号に「正論とデマゴギー」と題し、90年代の雑誌「正論」掲載の論考(SAPIOや小林よしのりにも見られる)の多くに見られる「軍国日本が犯した諸々の罪悪を、無批判に正当化しよう」という妄想に否の声を上げた。

 日本軍が大陸で犯した「蛮行」は「厳然たる歴史的事実」であり、「軍国日本を免罪できるはずがない」。
 日本が「自爆戦争」に突入したのは、「もっぱら、軍国日本の拙劣な膨張主義の結果である」。
 現代日本が「軍国日本のきわめて有毒な、いわゆる皇国史観を復活させるようでは、1930年代のなかばから1945年8月上旬までの狂った日本に逆戻りしてしまう。」
 そんなことがあってはならない。

 そんなまともな声に安倍自称首相は省みることなく己の妄想ばかりを押し付けている。バカウヨ共は猪木さんの目からしてもまさに狂気の沙汰としか言い様がないことをやっているとしか思えない。彼らは思想的なダッチロールをことごとく繰り返して説明すら出来ないのだ。
7.公正取引委員会の権限を強化してアメリカのマイクロン、アメリカMSD、イギリスのグラクソ・スミスクライン、台湾・鴻海、ロシア・ガスプロムも含め、楽天・講談社・小学館・新潮社・文藝春秋社・パナソニック・オリックス・読売新聞・フジサンケイグループ・NHK・三井住友銀行・アメリカシティグループ・トヨタ自動車・オリンパス・サントリーを2020年までに資本も含めて分割すること。
8.AI技術の開発を促進すると同時に規制を行う。この技術を悪用して電話を悪用した詐欺師が悪事をやらかすのは目に見えている。AI技術の発展により失業者も出てくるのも明らかになっている以上、影響を緩やかなものにする必要はある。もはや事態は手塚治虫さんの鉄腕アトムでは済まされないと言わざるをえない。最悪の場合は手塚さんの『火の鳥未来編』におけるスーパーコンピュータ『ハレルヤ』『ダニューバー』の喧嘩の末の核戦争になってしまう。それでいいのだろうか。
9.普天間にある米軍基地を無条件でテニアン島へ移設する。また、中国と日本が和解を行い、尖閣諸島問題については日本に所有権があることを中国が認めると引き換えに共同開発を行うことで合意する。
10.ロシアとの全千島列島問題についてはロシアが全千島列島を侵略するために日ソ中立条約を破ったことへの明確な謝罪・全千島列島の無条件返還を基本に、ロシア人住民の自治権を尊重すると同時にロシアとの平和条約を締結すること。
11.東京五輪計画を直ちに中止し、代わりに日本とアジアの和解を目的とするアジア五輪計画を提唱する。韓国・中国・台湾・オーストラリア・フィリピン・ベトナムと共同開催とし、既存の施設の改良のみですべての競技場の改修を行う。新規の建設は一切行わない。
12.やむを得ず日本に亡命せざるを得ない政治的難民には一定の期間ビザを出し、本人の意向を尊重の上で日本国籍を付与すること。また、過去やむなく経済的な事情で日本で働いていた方々には日本国籍取得は認めないものの、納税義務を果たすことと引き換えに永住権を与える。経済的難民二世及び在日コリアンについては無条件で日本国籍を付与すること。
13.トランプ暴政により、今後アメリカからかなりの人材が流出するのは時間の問題になった。日本はアメリカからの移民も受け入れると同時に、国連から命じられた死刑廃止等の人権面での改善命令を2018年までに全て実行すること。
14.2017年1月末までにヘイトスピーチに対して厳重な刑事訴追を実施すると同時に、いわゆる秘密保護法(権力者保護法)、『マイナンバー』こと国民総背番号制度・戦争協力法の即時廃止と皇室典範の全面改正を命じる。情報公開促進法の制定と安倍自称政権の押し付けた憲法違反の法律はすべて無効にする。また、2017年3月までに刑法にハラスメント罪を付け加え、セクハラ・パワハラ・モラハラ等のハラスメント行為を刑事罰で摘発すること。
15.安倍自称首相と共謀し、市民を不当に弾圧した犯罪者(自称裁判官共も含める)共については公安調査庁を改組して公権力濫用査察監視機構を設置し、摘発すると同時に裁判員制度により二審制度で裁判を行う。
16.歴史修正主義については明白に犯罪である。その為、ヘイトスピーチに追加すると同時に、行えば悪質なケースについてのみ摘発する仕組みにする。
17.ものの無駄遣いを抑えるため、製造業者と購入者が共同で負担する環境税を導入する。特に電車については20年で1度の車両更新がまかり通り、まだまだ使えるはずの車両があっさり捨てられている現状なので、35年に1度の更新までを前提にした税金の設定を行う。具体的に言えば大手私鉄で環境面で問題の車両については足回りを最新にするか、地方私鉄へ車体を無償譲渡(足回りは地方私鉄が負担する)かの選択と捨てたら高額の税金という選択肢を与える。

2016年11月30日水曜日

2016年もあと1か月を切って

 2016年も残る1か月。
 実はブログコラムだが、多忙のため記事はまず大まかに予約して、その中で必要になったら書き加えるようにしている。その中で、徐々に自分のカラーを見つけてきたような箇所がある。

 この国は混乱と破たんのさなかにある。
 それをもし、希望の国にしたいというのなら、私たちが奴隷の根性と早く決別することだ。ネオナチジャパンによる恐怖の独裁に多くの市民が反発し始めた今、私は民主主義を取り戻すには草の根による世代間交流が欠かせないと考えている。
 草の根による世代間交流で、NPO法人を作り、農業を始めてTPPに抵抗すべきなのである。もしくはNPO法人が空き家を借りて難民やホームレス、DV被害者を支援するなどすればいいのである。そういう事がこの国にはあまりにも欠けていた。強さばかりを追いかけて、人としての基本である優しさを忘れていたのではないか。
 ソニーが衰退した理由には、現場の技術者を軽視し、金もうけばかりを考える連中を優遇したことが最大の理由だと指摘されている。今の経済の在り方ではソニーは間違いなく袋小路にある。ソニーをやさしい企業にするには、非正規労働者や障碍者、難民などを正規化して積極的に雇用すること以外にない。

 また、付け加えて述べておきたい。
 元歌手のASKAが覚醒剤取締法で逮捕されたが、あくまでも覚醒剤中毒は病気であり、一度染み付いた薬物依存の癖は相当な努力を重ねない限り、抜けることはまずない。メディアは『更生』という言葉を使いたがるが、あくまでも刑法上刑罰を受ける観点で使うべき言葉なのであり、社会復帰という観点で言えば、回復という言葉が適切なのは言うまでもない。
 ただ、誤解のないように申し上げるが甘やかせる必要もないし、腫れ物に触るような扱いもいらない。

2016年11月25日金曜日

過当競争が招いたギャラクシーノート騒動、そして分かっていない財界人共

サムスン スピード至上主義でつまずき?=できるか品質重視

2016/10/14 17:07
【ソウル聯合ニュース】サムスン電子は14日、バッテリー発火問題により販売を打ち切った最新スマートフォン「ギャラクシーノート7」の損失について発表するとともに、今後、製品の安全性を強化するため、品質点検の仕組みを全面的に見直す方針を示した。
 サムスン電子がギャラクシーノート7の品質点検の仕組みを見直すと発表したのは、今回の事態を機に安全を最優先に考え、製品開発などをめぐり行き詰った組織文化の改善に取り組む意志を示したものとみられる。
 ただ、現段階ではギャラクシーノート7のバッテリー発火の明確な原因が分かっていないため、事故原因の究明が優先となる。
 8月初めにサムスンが期待作として発表したギャラクシーノート7は70日で発売打ち切りとなった。内部からは自省の声が聞かれる。
 ライバルの米アップルを意識するあまり安全性をきちんと確保できないまま製品を発表するケースもあったという証言が出ている。マーケティング部門の前のめりの姿勢が開発者の声を無視する形となり、技術が伴わないまま見切り発車で製品が販売されたという意見もある。
 サムスンは現在、上半期にギャラクシーSシリーズ、下半期にギャラクシーノートシリーズと年2回、フラッグシップモデルを発売している。
 半年に1回、新たなフラッグシップ製品が出ていることになる。
 製品発売までにはコンセプトの設定や部品の仕入れ、試作品製作、完成品生産、マーケティング戦略などの一連の過程を経なければならず、スケジュールはきつくならざるを得ない。
 ライバルとの競争が厳しく、部署間の連携が取れていない状況では、問題があっても目をつぶってやり過ごすことが少なくないという指摘もある。
 サムスンは品質点検の仕組みを具体的にどう見直すのかを明らかにしていないが、今回の事態をきっかけにスピード重視の体制を見直すのではないかという見方が大勢だ。
 スマートフォンだけでなく全事業部門で長期開発課題を点検し製品開発、品質管理、部品供給についても見直すと予想される。
 ソウル大電気・情報工学部の李信斗(イ・シンドゥ)教授は「サムスンの行き過ぎた1等主義、エリート意識が長期間積み重なり今回の事態を招いた」と指摘。その上で「性能改善のみを優先したため品質点検や安全点検がおろそかになったのではないか」と話した。
 また、いまだにバッテリー発火の原因が究明されていないことも問題だとしながら、「今後開発する製品には軍用製品並みの強度の高い安全性テストを行うなど特別な対策が必要だ」と提言した。

sjp@yna.co.kr

 ネットではここぞとばかりにバカウヨ共が韓国叩きをやっている。
 「お前らバカか」としか思えない。今回の原因は取り上げた記事につきる。それ以上優れた記事はない。そこで、解決案として私はAndroid・Windows Phoneの部品の共通化を業界で取り組むべきだと指摘したい。
 当面はディスプレイとバッテリーでいいだろう。いわば、修理しやすくすることで物持ちを良くする利点がある。過当競争の果てに生み出されたのは貧困であることは言うまでもない。その結果はアドルフ・ヒトラーや安倍晋三、ドナルド・トランプのような最悪のレイシストを生み出す。
 更に私はパソコン、タブレットにも同様の取り組みを求める。例えばパソコンはマザーボードを交換させて全体の4割以上そのまま使えるものはどんどん使ってもらう。交換の際には障がい当事者やホームレスなどの社会的マイノリティの人達を雇用するべきではないか。率先して中国のレノボ、エイサー、アメリカHP、東芝、バイオがNPOと手を組んで行えばいいまでのことである。
 それにしても財界人は分かっていないようである。

配偶者手当の縮小提言へ、経団連 女性就労を促進
 経団連は来年の春闘で配偶者手当の廃止や縮小を会員企業に呼び掛ける方向で検討していることが16日、分かった。女性の就労拡大を促すのが狙い。同手当は配偶者の年収が103万円を超えると支給しない企業が多く、手当を受け取ろうと働く時間を減らす原因にもなっており、企業に見直しを求めていく。
 経団連は来年1月にまとめる経営側の春闘の基本方針「経営労働政策特別委員会報告」に盛り込む方向で検討を進めている。
 いわゆる日本政府、自称与党は2017年度税制改正で、配偶者控除で減税となる年収要件を「150万円以下」へ引き上げる案を軸に調整、パート主婦らの就労拡大を促すことにしている。
(2016年11月16日 10時52分 更新) 山陽新聞社

 ハッキリ言ってやろう。
 そもそも、自ら犠牲を払わないで弱者に犠牲をしわ寄せさせようとする段階でアウトだ。弱者は強者のおもちゃなんかではない。生活者の観点がぼろぼろに抜けていると指摘せざるを得ない。経団連は今すぐ1984年レベルの納税を行うことを宣言し、過去に遡って政治献金という名前の公然たる賄賂によって我々国民の私財を不当に盗み取った違法な脱税を合法的に行った分も含めて納税してから、でかい口は叩きなさいと一喝したい。
 そんなものだから、有能な女性は日本のセクハラ企業に来るわけがない。日本の企業の意識改革が先なのである。また、コワーキングスペースでの業務をどんどん推し進めるべきだ。

2016年11月24日木曜日

憎悪よりも犯罪の構造を断て!


朝霞少女監禁のA被告「現実感ない」まるで人ごと
日刊スポーツ 2016.11/3(木) 10:07配信

 埼玉県朝霞市で中学生だった少女(10代後半)が誘拐され2年ぶりに保護された事件で、未成年者誘拐と監禁致傷などの罪に問われたA被告(20代前半)の第2回公判が2日、さいたま地裁(松原里美「裁判長」)で開かれ、A被告が、被害者に謝罪の言葉を口にした。ただ、事件については「残念ながら」「結果的に事件を起こした」などと人ごとのような供述を繰り返した。被害者の母が証人尋問に出廷し「一生刑務所から出さないでほしい」と訴えた。被害者の母の証言によると被害者の「ずっと微熱が続き、腹痛があり、集中できない。『思うとおりに過ごしたい日々が過ごせない』と泣いている」と明かした。他人の視線が怖く1人で外出できず、家の中でも恐怖が続いているという。
 事件前はUSJが好きだったが、A被告の実家が大阪と知り、強い口調で「絶対行かない」と話すようになった。監禁されていた千葉、中野の地名にも、拒否反応が出るという。
 母親は「娘が社会復帰できる日が本当に来るのか。本当に1人で外出できるようになるのか。家族以外の人間を信用できるようになる日が本当に来るのか」と泣きながら語った。A被告に対し「2年がどんなにつらくて長くて、悲しかったか。今後2度と娘の前に現れないで」と罵った上で「一生刑務所から出さないでほしい」と厳罰を望んだ(明確な法廷侮辱罪であると指摘しておきます)。
 A被告は黒いスーツ姿で、薄ら笑いを浮かべて入廷した。被害者の母親を囲むパーテーションを眺め、首をかしげたり、眉をひそめたり。弁護側の被告人質問に雄弁に答え続けた。

 最後に弁護人から促されてようやく、座ったまま回転椅子をクルリとパーテーションの方に向けて「まったく行う必要のなかった行為を、私の身勝手な理由で起こしてしまって、本当に申し訳なく思っています」と上体を倒してみせた。

 弁護側の被告人質問では、解説者のような口調で語った。中3でいじめに遭い、クラス全体から疎外されているように感じたと説明。いじめの加害者が処分されず「表面化しなければ何をしてもいいと考えるようになった」と話した。事件を起こした理由を「社会性を培う機会がなく人の気持ちを理解する力が退化し、結果的に本事件を起こしたのが経緯」とした。「車や美術品を盗むより断然軽い罪と思っていた」と述べる一方、少女とその家族に対しては「全く行う必要のない行為をしてしまい、身勝手で申し訳ない」と少女の母親がいる検察側の席に頭を下げた。
 検察側は、A被告が逮捕後の調べで少女を「被験者」と呼んでいたと指摘。その理由を被告は「人間ではなく動物というか、生物と接しているような感覚だった」などと説明した。
 被害者の家族が心配する気持ちについては「よく分からないですね」と供述。弁護人は逮捕後、A被告が自分の性格分析を記したメモを取り上げ「三人称の視点で生きている」との記述について質問。同被告は「自分の目で物を見ても、その出来事がパソコン動画のように現実感がない」と説明。
 検察側は、被害者側からの損害賠償命令についても質問。A被告は「できる限り払っていく」としたが、現在の貯金20万円については「携帯代の支払いに使う」とした。
 弁護側証人尋問で出廷したA被告の父親は「(逮捕後の診察で)精神疾患を患っている可能性があると聞いた」と証言。弁護人に促されて突然涙声になり、被害者側に向かって「申し訳ありません」と謝罪した。一方、検察側は父親も損害賠償の申し出をしていないことを指摘。弁済ができない被告への援助の意向も質問したが、父親は「考えていない」とした。
 次回公判は、A被告の精神鑑定が行われた後で開かれる。
※被告人は明らかに精神疾患のため、匿名報道で対応します。実名での報道は一切許しません。また、被害者家族の心情に配慮し、被害者関係者の実名を流すことも許しません。被害者家族の法廷内での法廷侮辱罪については許しませんが、思いはわからないわけではないとだけ言っておきます。

 この犯罪が事実であるなら、許す気はない。
 たとえ精神疾患当事者であっても私は許せないと思う。しかし、犯罪を生み出す構造を突かない限り、同じような事件は再発すると私は警告せざるを得ない。
 被害者の家族の『証言』にはたいへん私は疑問を感じざるを得ない。ハッキリ言って明らかに危険な暴言が目立った。明らかに法廷侮辱罪が成立し、検察は直ちに厳しい措置を講じるべきだった。そもそも、被告人の前で証言をすること事態が大変な暴走を招くことは誰の目からしても明らかだ。書面による意見陳述で充分だったのだ。
 それでも私はなんどでも言う。この犯罪から私達は再発防止策を学び、社会に反映させるべきなのだと。当然被害者の支援はいかなる形であってもやらねばならない。だが、被害者の家族の望む感情的厳罰については断じて否の声を上げざるを得ない。
 そもそも今の日本は日本国憲法を十分活かしているのか。このようなヘイト団体のやりたい放題を許していいのか。

<日本会議>「理想はサザエさん一家」啓発 24条改正巡り
毎日新聞 11/3(木) 2:30配信

 日本国憲法改悪を画策し、ヘイトスピーチ運動を展開している極右団体「日本会議」(田久保忠衛『会長』)は、憲法24条を改正すべきだとの主張を強めている。背景には伝統的な家族を理想とする心情がにじむ。家族のあり方は憲法で定めるべき---。
 「サザエさんが今も高い国民的人気を誇るのはなぜでしょう」。日本会議の関連団体が制作した啓発DVDの一場面。ナレーターは24条により家族の解体が進んだ結果、さまざまな社会問題が起きているとして、3世代同居のサザエさん一家を理想と妄想した。
 「個人の尊重や男女の平等だけでは祖先からの命のリレーは途切れ、日本民族は絶滅していく」。日本会議の政策委員を務める伊藤哲夫被告は9月、埼玉県内の講演で、改憲テーマの一つとして24条を取り上げた。安倍晋三自称首相(以降被告)のブレーンも務める伊藤被告は「家族の関係を憲法にうたうべきだ」と『力説』した。
 こうした『家族観』はいわゆる自民党(ネオナチジャパン)改憲草案や安倍自称政権と通底する。安倍被告は先月5日、国会で「家族は社会の基礎を成す基盤。憲法にどう位置づけるかは議論されるべきだ」と『答弁』した。
 憲法改悪の野望を公然と企む安倍被告と、それを支える日本会議。両者が24条に言及したことで、9月に発足した圧倒的多数の国民の支持を得ている市民運動「24条変えさせないキャンペーン」は警戒感を強めている。呼びかけ人の一人、山口智美・米モンタナ州立大准教授(文化人類学)は「憲法で家族を定義し、法律があるべき家族像を示すことは、単身者や子供のない人、性的少数者など多様であるべき生き方を否定し、人権を侵害することにつながりかねない」と指摘している。【川崎桂吾】

 もし、日本国憲法が十分生かされているなら、朝霞の事件は起きなかったのではないか。
 社会的孤立を防ぐには地域のサポートが必要なのは明らかだ。荒川沖連続殺傷事件についても、結局は社会的孤立が生んだ闇であると厳しく指摘せざるを得ない。私は保守系の流れをくむが、家族を法で定めるやり方には疑問を感じる。
 被告人がいじめられていたことも重大な事件の発生要素だ。もしいじめ加害者へ厳しい措置と是正、損害賠償が行われていたらこの事件は起きなかった可能性が濃厚だ。被告人はいじめが遠因になって精神疾患を悪化させたという事実を見逃すわけに行かない。
 被害者家族は被告人に怒りをぶつけるなら被告人をいじめた輩にそれ以上の怒りをぶつけ、民事訴訟を起こして慰謝料を求めるべきである。まさに犯罪を生み出す構造を断てない限り、犯罪はおさまる訳がない。それぐらいのことをやらなければ、同じような犯罪が続くのは明らかだ。

2016年11月20日日曜日

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2016年11月18日金曜日

三越伊勢丹経営陣はドバイの幻想を捨てよ

伊勢丹軽営陣はドバイがお好き(小野哲)

テーマ:企業・市民 2009-09-07 06:47:34

 北海道の百貨店・丸井今井が民事再生法を申請し、三越伊勢丹HDが出資して「経営再建」を始めている。

京都新聞 2009年4月30日(木)
三越伊勢丹に正式決定 丸井今井の再建スポンサー

 民事再生手続き中の北海道の老舗百貨店、丸井今井(札幌市)は30日、再建のスポンサー企業に三越伊勢丹ホールディングスを選ぶことを取締役会で正式に決定した。午後には記者会見し、発表する予定。
 丸井今井は1月29日に民事再生法適用を申請。売り上げ減少に歯止めがかからない状況で、今後、三越伊勢丹をパートナーに再生計画案をまとめ、立て直しを急ぐ。
 計画案では、既存4店舗のうち旭川店は撤退や業態転換が濃厚。室蘭店も「2010年1月をめどに存廃を判断」との従来の計画が引き継がれ、存続は困難とみられる。
 スポンサー選定では、三越伊勢丹と高島屋の2社が支援を表明し、4月15日に再建案を丸井今井に提出。雇用を重視した丸井今井は当初、4店舗存続の方向を示した高島屋を軸に調整したが、最終的に譲渡額の高い三越伊勢丹を選んだ。(共同通信)

  まず、丸井今井の倒産原因は、消費者の求める大衆性を無視した伊勢丹の経営方針を鵜呑みにしすぎた事が大きい。イオンですらも小型店出店に舵を切っており、一地方都市の札幌にドバイ並の購買力を求める事自体が無理な話ではないか。伊勢丹の指導で改装した紳士服売場はボロボロの惨敗で、新宿本店の手法をそのまま衰退している北海道に持ち込むこと自体無理だ。よほど伊勢丹はドバイがお好きなのだろう。だが、ドバイなんて所詮は幻想そのものでしかなく、経済実態はそうは甘くはない。
 高島屋は鳥取県米子市、群馬県高崎市にある不採算店を残した上で子会社化して「つぶれたら終わり」と背水の陣を敷いて経営再建を果たした。そうしたノウハウは丸井今井に十分反映できる。110億円と三越伊勢丹HDの130億円に比較して安い上、銀行サイドに負担を強いるものだったが、私は高島屋案が理にかなったものであると断言する。丸井今井をだめにしたのは今井春雄、柴田哲治ら歴代無責任経営陣とそれを支えてきた北海道拓殖銀行、北海道銀行にある。ぬるま湯での再建では意味がない。高島屋は経営再建のノウハウがあり、それでダックビブレ(マイカルグループだった東北地方の百貨店で、現さくら野百貨店)の再建もアシストした実績もある(ただし、石巻・福島は撤退している)。
 カスミ(イオングループ・ 茨城県大手ストア)が展開している低価格店舗・フードオフストッカーは不採算店を改装しているが、去年10月の段階で売り上げは前年比14.7%と極めて高い。徹底 したコスト削減があるが、何よりも地元住民のニーズに答えている事が大きい(47NewSサイトより引用)。去年8月27日にテレビ東京系列で放映されたワールドビジネスサテライトではフードオフストッカー北本店(埼玉県北本市)が紹介されている。店に倉庫を持たず、店頭で売り切ることにより廃棄ロスを半分にし、正社員を極力減らしパート社員を中心にすることにより人件費を削減。その結果、生鮮品を通常の店舗よりも1~3割程安く販売している。売り上げは改装前と比較して1.5倍になり、黒字化に成功している。またこの番組で同時に取り上げられたMEGAドン・キホーテ(ドン・キホーテ運営)では子会社の長崎屋を改装しているが、改装開店1ヵ月の売り上げは三郷店で3.4倍、四街道店で2.5倍と順調である。今後半分以上の店舗を低価格店へと業態転換する方針ですでに改装は進んでいる。その関係でそうご電器跡地にあった旭川のドン・キホーテがMEGAドン・キホーテとして長崎屋に移転したのだ。
 イオン本体でも、低価格店を展開し始めた。コンビニや商店街の空き店舗などの小型店跡地にコンビニ型スーパーとして「まいばすけっと」「アコレ」を出店し始めた。2012年までに500店舗出店という。子会社のマックスバリュグループでも一部ディスカウントストアのザ・ビッグという店舗を運営し始めている。イオンのライバルであるセブンアンドアイもかつてやっていたDSのザ・プライスを運営している。主にイトーヨーカドーを改装しているが売り上げは伸びているため新店まで出す話が持ち上がっている。
 食品ストアがこれだけ必死に生き残りを図ろうとしているのに、百貨店は相変わらずブランドばかり。そしてイオンSCに出店したオンワード樫山に伊勢丹は間抜けな茶々を入れてイオンの激怒を買った。
  いずれにせよ、三越伊勢丹HDによる丸井今井経営再建は失敗請負だ。西武百貨店は老舗百貨店五番舘(買収前は高島屋と業務提携していた)を買収して立ち上げた札幌店を閉鎖して売却する。売却先は高島屋になる可能性が高い。セブンアンドアイはロビンソン百貨店ですらもイトーヨーカドーに改装した。セブンイレ ブンで分かっているように、セブンアンドアイは百貨店が時代遅れであることを知っている。そごう・西武百貨店に半ば強引にグループPBのセブンプレミアムを導入させたのも利益率の向上を優先したにすぎない。その他に札幌店の売却先としてパルコ、ヤマダ電機もあがっているようだが、最有力なのは高島屋なのは明らかだ(経営統合の相手である阪急阪神百貨店との重複店舗は少なく、余力はある/なお、ヨドバシカメラに土地は売却された)。
 伊勢丹には余力はない。というのは伊勢丹吉祥寺 店が来年3月末で閉鎖される。逆に言えば、新宿本店の余力はなくなったという事だ。それを知らない北海道銀行の経営陣も、北海道がドバイに見えるのだろう。こうしたおめでたいおバカさんの為に人生を翻弄される丸井今井従業員に私は同情する。

 このコラムを書いて、9月にこんなニュースが飛び込んできた。

判明!これが三越伊勢丹の「閉店リスト」だ | 百貨店・量販店・総合スーパー
http://toyokeizai.net/articles/-/134896
 千葉駅前の喧騒から一転。駅から徒歩5分程度に位置する三越千葉店(千葉市)は、休日にも関わらず客足もまばらで、ひっそりとしていた。
 三越伊勢丹ホールディングスは、この千葉店を2017年の春ごろに閉鎖することを決定した。

高級ブランドがそごう千葉店へ次々移転
 実はこの店舗、地元住民の間では数年前から閉店の噂が絶えなかった。店内を見ればそれも頷ける。
 百貨店の「顔」とも言える1階に、海外の高級ブランドはほぼ皆無。2010年代前半に、ルイ・ヴィトンやブルガリ、 ティファニーなどが、駅直結の大型百貨店、そごう千葉店に次々移転したことが大きな打撃だった。
 3フロアを占める婦人向け売り場にも、空きテナントが目立つ。
 売上高は、現在確認できる2009年から2015年度まで、7期連続で前年割れ。1991年度のピーク時には507億円あったが、今やその4分の1となる126億円まで落ちこんでいる。現在は、三越伊勢丹の全百貨店のなかで、最大の営業赤字を出している。
 同店では、かねてからテナントとして入居するビルの家賃交渉や、自前の売り場をテナント化するなどして、収益化を図ってきた。店舗運営も、追加の設備投資を極力減らして低コスト化を徹底。2009年からは、営業時間も短縮。朝10時から午後7時までの9時間営業とした。販売員のシフト勤務(早番・遅番の2交代制)をやめて、人件費を圧縮するのが目的だ。
 ただ、将来的に収益改善のメドがつかないことを踏まえ、9月6日の臨時の経営会議で、閉鎖に向けて最終決定がなされた。従業員の雇用は、ほかの支店や近隣のサテライト店への異動というかたちで、全員維持する。また、客からのニーズが高いギフト品など一部の商品は、閉店後に近隣へ三越の小型店を開業することで対応する。
 多摩センター三越(東京都多摩市)も2017年春ごろに閉めることを決めた。同店も営業赤字に陥っていたが、スーツファクトリーやライトオンなど、手頃な価格の量販店の入居が進み、ブランド価値が毀損していることが退店を決めた最大の理由だ。
 千葉店の苦戦の背景には、過酷な競争環境がある。1984年の開業時には、房総半島全域が商圏だったが、今や若者や家族連れは幕張のショッピングモールやアウトレット店へと足を伸ばす。 1993年には三越に隣接するビルにあったそごう千葉店が千葉駅前へ移転。新しくなったことや駅からのアクセスがよくなったことで、地元の百貨店愛用者も、三越よりそごうを利用するケースが増えた。さらに、自社の都心大型店もライバルだ。 「せっかく三越で買い物をするなら、地元の千葉店ではなく、日本橋店まで行く」(70代・女性)と考える客が少なくないからだ。
 地元の中小商店は、三越の退店によって、空洞化が進行するのでは、と悲鳴を上げる。千葉商工会議所の河野功常務理事は、「平日にはまだオフィス需要で人がいるが、土日になると一気に人が減る。採算が取れずに土日休業する店舗が続出し、ゴーストタウン化に拍車をかけている」と語る。三越の近くにある千葉パルコは、11月に退店する。さらに三越も閉店することで、人の流れはさらに悪化する可能性がある。
 今年に入ってから、百貨店業界では都心郊外店を閉鎖する動きが活発化している。セブン&アイホールディングスは、傘下のそごう・西武の郊外店計4店(大阪・八尾、茨城・つくば、千葉・柏、北海道・旭川)の退店を発表。阪急阪神百貨店を運営する エイチ・ツー・オーリテイリングも、大阪市郊外にある堺北花田阪急の退店を決めた。
 三越伊勢丹の場合、これまで不振店舗でも省コスト運営を徹底して営業を継続させる方針を取ってきた。2008年に三越と伊勢丹が統合して以降、2009~2011年に三越6店、伊勢丹1店を閉鎖したが、 それ以後は2014年にJR大阪三越伊勢丹を閉鎖したのみ。
 だが、郊外店の不振をカバーしてきた伊勢丹新宿店、三越銀座店といった都心旗艦店での業績がここにきて悪化している。2015年度に活況を呈したインバウンド消費が急激に落ちこんでいることが大きいが、 主力の衣料品の不振が深刻化していることも原因だ。こうした状況を受けて、従来の方針を変更せざるを得ない状況になったというわけだ。
■ 大西社長と社員の間に温度差
 足元では、三越千葉店の他にも、伊勢丹松戸店、同相模原店、同府中店が営業赤字。三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長は東洋経済の取材に対し、「成長が望めず、設備投資をかけられないような店舗は、ここ2、3年のうちに手を打たなくてはいけない」と、上記の郊外店の閉鎖がさらに続くことを示唆した。
 三越伊勢丹ホールディングスでは、2016年度第1四半期(4~6月)決算で純利益が前年同期比44%減と、急激な業績悪化に見舞われている。閉店も決まる中、社内では経営陣の間に動揺する動きがみられる。さらに、業績改善に向けて、販売員の業績連動報酬やPB商品の拡充など、さまざまな改革案を繰り出す大西洋社長に、社員が温度差を感じている現状もある。
 ポスト大西体制も視野に、大西社長の求心力が今こそ問われている。
印南 志帆

 ハッキリ言っておかねばならない。
 今の三越伊勢丹はイオンの傘下に入らない限り、経営再建はまず無理だと言わざるをえない。イオンは成田にボンベルタという百貨店を抱えているほか、東北ではダイエー子会社の関係で中合を持っている。更にOPAというかつてのセゾングループで言うパルコに等しい存在を持っており、千葉三越、多摩三越、松戸伊勢丹、相模原伊勢丹、府中伊勢丹は百貨店事業からイオンモールが得意とする専門店の集積体に改装するだけで経営再建できると見ていい。高級食品店で言えばイオンはピーコックストアを持っているので、三越伊勢丹各店に出店する形で活用するだけでいい。後はユニクロ・ニトリをかけあわせるといいだろう。
 百貨店で言えば、小型店を出せばいいまでのことなのである。イオンをスポンサーに推薦するのには理由があり、イオン自身が地方百貨店の買収・再建に精通していることがある。イオンモールに三越伊勢丹を積極的に出店させるだけでも、三越伊勢丹の人件費の削減に繋がる。
 北海道民は丸井今井経営破綻で散々な目にあった。そして、その結果は旭川駅前のイオンモール(というよりは事実上のイオン百貨店)の進出である。皮肉なことに丸井今井は小型店を出さざるを得なくなってしまうなど札幌キラーとこの店舗は化してしまい、丸井今井の経営再建は苦境に立たされていると言ってもいい。函館では中合の運営する棒二森屋にズタボロにされる有様だ。
 経営再建の提案は、三越伊勢丹HDに中合、OPA、ボンベルタを吸収合併させ、三越伊勢丹の事業を三越伊勢丹HDに譲渡した上で、イオンが60%以上出資する形にして、赤字店舗をグループごと分割し、イオンモールが運営する専門店に改装することだ。当然、PBはトップバリュに切り替えてもらう他ワオンポイントの導入も待ったなしだ。三越伊勢丹については仙台のまいばすけっと出典法人にすればいいのである。札幌・函館については丸井今井、三越共に閉店すべきで、イオン北海道が運営するショッピングモールに移転してもらうのがいいだろう(跡地については障がい者雇用を促進する企業の拠点にするなどすればいいまでのことである)。函館については棒二森屋の中にアンテナショップを出せばいいまでのことで、『函館丸井今井』については『まいばすけっと函館』に改組してまいばすけっとの出店を行えばいいまでのことなのである。
 更にMIカードについてはイオンクレジットサービスに事業を譲渡し、譲渡後のMIカードについては『まいばすけっと千葉』として改組して千葉県に出せばいいまでのことである。ここまで厳しい提案を行うということは、それほど百貨店の改革は待ったなしということなのである。また、閉鎖によって生まれる余剰人員については旭川などに『まいばすけっと』を出店させてその運営者にするというのもいい。まいばすけっとは法人化されているので、イオン北海道が新たに『まいばすけっと旭川』(三越伊勢丹の改組)・『まいばすけっと札幌』(札幌丸井三越の改組)として分離独立して出店をしていけばいいまでのことである。

2016年11月17日木曜日

現実を認めたくないスポーツ界の人達へ

本田や香川に最後通告。ハリル監督、海外組に「先発を取れるクラブへ」移籍促す
2016年11月16日(Wed)6時27分配信 フットボールニュース

【日本 2-1 サウジアラビア 2018年ロシアW杯アジア最終予選】
 日本代表は15日、ロシアW杯アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦し2-1で勝利を収めた。
 試合後、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「チームスピリットが良かった」と選手たちの組織力が発揮された勝利を称えた。
 しかし、「何人かはトップパフォーマンスではなかった」と低調な出来に終わった一部の選手たちに苦言を呈した。クラブで出場機会を失っている海外組のことを指しているのだろう。ハリルホジッチ監督は続ける。
「ある時期は80%(の選手)がクラブでプレーしていなかった。何人かは言い訳を探していると書いた。我々は選手を完璧に把握していた。これからも、もっと厳しい状況が続く。もっと頻繁にプレーしてほしい」
 ドルトムントの香川真司やミランの本田圭佑、インテルの長友佑都といった選手たちは所属クラブで監督の信頼を失っている。継続的な出場機会を得られていなければ、日本代表に呼ばれても90分間高いレベルで戦えるコンディションや試合勘の不足が問題になる。
 いまの状態が続けば彼らは日本代表に招集できる状態ではなくなってしまう。だが、この状況を危惧するハリルホジッチ監督は「8~9人いきなり外すのは難しい。若手がいきなり出ても難しい」とも話す。
 では何が必要なのか。試合に継続的に絡むことの重要性を説き続けてきた指揮官は「本田、香川、岡崎、(川島)永嗣…厳しい状況にあるのは知っている。先発を獲りなさい、獲れるクラブに行きなさいと言った」と、クラブで苦しむ選手たちに移籍を促し、最後通告を突きつけた。
 オマーン戦とサウジアラビア戦では大迫勇也や久保裕也、原口元気らが輝いた。本田や岡崎らの一つ下の世代にあたり、チーム内の競争は激化している。ハリルホジッチ監督からのメッセージを受け取ったうえで現状を打破できなければ、長年主力を務めてきたベテランたちは淘汰されてしまうだろう。

(取材:植田路生、文・構成:編集部)

【了】

 ドルトムントの香川、レスターの岡崎はまだ中堅チームで活躍できるとは見ているし、長友については移籍も視野においているようなのであえて口にはしない。
 むしろ問題なのは今までやりたい放題だった本田圭佑の膨張的特権である。その為にサガン鳥栖の豊田陽平選手が日本代表に選ばれない不公平がまかり通っている。その結果は本田を更に傲慢にさせてしまい、勘違いさせてしまっている。
 そこで、本田には2つに1つの移籍先を選んでもらおうではないか。中国リーグ・インドリーグか、J3ガイナーレ鳥取に移籍するかである。当然年俸も500万円にまで減らしてもらう。中国リーグへの移籍にはもう一つのメリットが有る、距離が短くなる他、日本と中国の民間交流の活性化などでヘイトスピーチをやらかすバカウヨ共に赤っ恥をかかせる利点がある。
 サウサンプトンの吉田麻也選手も出場機会がないのは問題なので直ちに移籍を検討すべきではないか。更に私が鹿島アントラーズが獲得すべき選手として推薦したいのは川島永嗣選手である。今、日本代表の海外組は大きな転機に立っていることは言うまでもない。実力がないのに海外に拘る必要はあるのだろうか。
 現実を見ない人達には呆れ返るしかない。

 続けて次は日刊スポーツから。
 これもまた、現実逃避者共の呆れた醜態である。

親方辞任の春日山部屋、12力士は引退の見通し
[2016年11月14日22時7分]
 日本相撲協会の春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)は14日、春日山親方(元幕内浜錦)が師匠辞任勧告を受諾して春日山部屋が消滅したことを受け、引退届を提出した幕下以下の力士12人がこのまま引退する見通しを明らかにした。
 相撲協会はこれまで、10月27日に同部長が12人のうち複数の力士が現役続行の意思を示していると説明していた。同部長は「春日山部屋の力士として辞めたいという力士もいた」と述べた。


 「12人に対し電話で危機管理部長の鏡山理事(元関脇多賀竜)が、『意思を確認』し「新しい師匠(追手風親方=元前頭大翔山)のもと、もう1回、相撲を取りたいという数名がいた」と春日野広報部長は説明。一方で引退の意思を貫き通している力士もいたという。当面は「今の状態を続けていく」と性急な結論は求めず、推移を見守るという。」という話が実態にともなっていなかった事を露呈したのである。
 さあ、いわゆる『次世代の党』さん、自主ケンポー制定とやらにこだわりたいなら今すぐ日本相撲協会の改革に専念したらどうですかと皮肉りたいところだが、この日本相撲協会に最も欠けているのはコンプライアンスだ。時津風部屋の殺人事件、八百長、そして野球賭博と我々は相撲協会にコンプライアンスが欠けていることを嫌というほど見てきた。
 そこで参考にすべきはJリーグのシステムの相撲版へのアレンジと導入だ。NHK独占放送をやめて、ソフトバンク・ヤフー等に放映権を売却するのも一つだろう。親方株の売買も完全に禁止し、正会員制度と準会員制度を導入すればいいのである。

2016年11月12日土曜日

ケイティ・ペリー被告に告ぐ

http://www.courthousenews.com/2016/08/09/vatican-takes-sides-in-katy-perry-convent-war.htm

Vatican Takes Sides in Katy Perry Convent War

     LOS ANGELES (CN) — The Vatican has dealt a setback to two nuns fighting Katy Perry's efforts to buy their Los Feliz convent by issuing a decree that authorizes the Los Angeles Archdiocese to control and manage the property.
     Sisters Rita Callahan and Catherine Holzman sued Los Angeles Archbishop Jose Gomez last year to block the $14.5 million sale of the convent to Perry, claiming the archdiocese did not have the authority to sell it. The nuns' preferred buyer is developer Dana Hollister, who wants to turn the eight-acre property into a boutique hotel.
     In May, the sisters' attorney John Scholnick told Superior Court Judge Stephanie Bowick that letters from church officials submitted to the court make clear that Rome had yet to rule on the matter.
     But a decree obtained by Courthouse News and dated July 7 hands control of the property to the archbishop and says he has governing authority over the sisters' institute, Sisters of the Most Holy and Immaculate Heart of the Blessed Virgin Mary. In addition to Callanan and Holzman, three other sisters are part of the institute.
     Counsel for the parties were in Bowick's courtroom on Tuesday for a status conference but continued the hearing until Oct. 27 while they await a ruling from the LA-based Second Appellate District.
     The church's attorney Michael Hennigan told Bowick that he expects the court to rule "any day."
     Earlier this year, the appeals court put the brakes on Perry's plan to buy the convent and convert it into a residence after staying a ruling that Gomez and the Los Angeles Archdiocese have a legal right to sell to the pop star.
     The same order had granted in part Perry's motion for a judgment on the pleadings, but stopped shy of validating the star's offer for the convent.
     A letter from the Vatican and decree establishing the archbishop's authority are attached to court papers filed at the appeals court on July 26. The decree states that Gomez has been appointed in "light of the recent canonical and civil controversies which have arisen regarding the administration of the temporal goods of the institute."
     In an accompanying letter, Archbishop Secretary Jose Rodriguez Carballo confirms the appointment of the archbishop as pontifical commissary.
     "Following a careful study of the document submitted regarding the controversy which has arisen between two of the five members of the Congregation of the Sisters of the Most Holy and Immaculate Heart of the Blessed Virgin Mary regarding the sale of the Waverly Street Property, the need for a duly authorized person to be appointed as Pontifical Commissary was recognized," Carballo wrote.
     The church's attorney Robert Mockler argues in the filing that the decree should end the nuns' appeal.
     "In confirming the Archbishop's control over the institute, the Dicastery implicitly rejected all of the issues on which petitioners claimed they needed discovery in connection with the motion for summary adjudication. Civil courts must defer to this determination by the highest ecclesiastical authority of the church," the McKool Smith attorney writes.
     Perry's company Bird's Nest has sued Hollister claiming she is an "opportunistic developer" who persuaded the nuns they had authority to sell the property, even though that power belongs to the archbishop.
     The nuns have stated that they find the "Teenage Dream" and "Roar" singer's public unappealing.
     Before she courted controversy among some sectors of the American public with her breakout hit, "I Kissed a Girl," Perry began her career with a Christian rock album that she released under her real name, Kate Hudson. Perry was raised by evangelical parents in Santa Barbara.


 以前、ロサンゼルスの修道院を己の住宅にしようと暗躍している『ミュージシャン』のケイティ・ペリーを拙ブログで二度に渡りその傲慢さを厳しく私は批判した。
 だが、ペリー被告はバチカン関係者にその場しのぎの言い逃れでアピールしたらしい。翻訳に加筆したものをここに掲載する。

バチカン市国、ケイティ・ペリーの「主張」を認める(マット・レイノルズ記者)

 バチカン市国はロス・フェリス修道院の所有権を巡る争いで、『ミュージシャン』のケイティ・ペリーの主張を「認める」ようリサ・キャラハン修道女およびキャサリン・ホルマン修道女(国際法上正統たる所有者である)に『命じた』(この『命令』は国際法上完全に無効である)。
 両者はペリー被告に1450万ドルで修道院の売却を『許した』『ロサンゼルス大司教』ホセ・ゴメス被告(彼の判断は国際法上無効である)に対し、理解者である実業家のデナ・ホリスター女史と修道院の売却で合意した。ホリスター女史はこの修道院をビジネスホテルに改装する意向だった。
 裁判で『勝利』したペリー被告に対し、修道女の代理人のジョン・スクローニック弁護士は高等裁判官のステファニー・ボーイック判事に対しローマ教会の意向がない限り判決は無効であると指摘した。それに対し高等裁判所は7月7日に対し修道院の所有権は『大司教にある』とした(国際法上無効である)。
 それに対し修道女達は上告した。『ロサンゼルス大司教』代理人のマイケル・ヘリガン『弁護士』は所有権を完全に大司教に取り戻すよう『コメント』した。
はっきりペリー被告に言ってやろう。
 「お前は傲慢も甚だしい」と。
 人の心は絶対に金では買えない。たとえゴメス被告は騙せても、植草一秀・正統早稲田大学教授や伊波洋一・正統外務大臣には勝てるはずがないし、今はなき宮本政於氏や筑紫哲也氏、ミヒャエル・エンデ氏にも勝てる覚えなどない。それは、彼らが金ではなく揺るぎない信念とぶれない軸を持った人たちだからだ。
 ペリー被告は社会運動にも熱心というが、それはただ単に「可哀想だ」という上から目線の傲慢な発想の延長線にすぎない。生活者としての彼らの空気をまるで理解できていないのだ。

 そもそも、ペリー被告の珍説は全く通用しないのはどういうことか。
 教えて進ぜよう、ペリー被告よ、この言葉に潔く耳を傾け、行動するがいい。
 善管注意義務(Duty of Care)という言葉がある。これはアメリカにも似たものがある。すなわち、修道女達は善意を持って修道院を管理してきた。それが一定の期間継続していれば、所有権は自動的に管理してきた人たちに移るのである。
 これが国際法上の立派なルールである。すなわち、修道女たちに修道院の所有権があるのは国際法上明確であり、ペリー被告の珍説は完全に破綻した。
 さあ、ペリー被告は今すぐ修道院の所有権を潔く放棄し、ゴメス被告らともども修道女たちに手をついて許しを請いなさい。バチカンを騙した罪は重い。

2016年11月6日日曜日

まさしくマリー・アントワネット以下 チャールズ・L・コットン






「銃があれば助かったのに」銃乱射事件に全米ライフル協会員が書き込み炎上

投稿日: 更新:
「銃を持っていれば助かったのに」――サウスカロライナ州チャールストンにあるアフリカ系アメリカ人が通う教会で銃が乱射され、男女9人が死亡した事件について、全米ライフル協会(NRA)のチャールズ・L・コットン氏がインターネット上に書き込み、「炎上」した。
この事件の犠牲者の一人である、サウスカロライナ州議員で聖職者のクレメンタ・C・ピンクニー氏への批判として書き込まれた。
「もし彼(ピンクニー氏)が銃所持を認めていたら、教会にいた8人は生きていただろうに。彼の政治的なスタンスのせいで、無実の人が亡くなった」。

書き込みは現在削除されており、事件とこの書き込みについて、NRAはコメントをしていない。
ピンクニー氏は41歳。2010年から事件のあった教会で牧師を務めるかたわら、サウスカロライナ州議員として、銃規制法の整備などに奔走していた。


 今回の書人両断は、いい年漕いだ最悪のレイシスト爺である。
 ここまで罵らなければならないのは、コットンの卑劣な暴言への怒りだ。愛知県の留学生だった服部剛丈(はっとりよしひろ)さんがロドニー・ピアーズなるレイシストに虐殺された時、世界中からアメリカの野放図な拳銃所持自由への批判が殺到したのに対し、NRAは不当に居直った。
 その象徴がコットンの今回の卑劣な暴言になって現れている。絶対に許してはならない。この男は最低限の罪償いとして福島第一原発で死ぬまで放射能除去をさせねばならない。 当然全財産は被害者に渡してもらうし、ピアーズ夫妻共々死ぬまで罪を償わせねばならないのは言うまでもない。私はこの暴言を聞いた瞬間、「パンがなければケーキ(お菓子)を食べればいいじゃない」を思い出した。この発言を暴いたのは思想家のルソーだった。そして、最終的にマリー・アントワネットのせいになったが実際は本人は語っていない。
 つまり、コットンはマリー・アントワネット以下なのである。 

2016年11月3日木曜日

ハロウィンジョークでは済まされない欅坂46・秋元康の犯罪

欅坂46ナチス風衣装にユダヤ人権団体が嫌悪感 秋元康氏とソニーミュージックに謝罪求める

BuzzFeed Japan 11/1(火) 13:26配信 
アイドルグループ「欅坂46」がハロウィンライブで着た衣装がナチス・ドイツの制服と酷似しているとインターネット上などで批判を集めている件で、米国を拠点とするユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)」は米国時間10月31日に公式ホームページ上で嫌悪感を表明。欅坂46のプロデューサーである秋元康氏および所属レコード会社であるソニーミュージックに謝罪を求めた。
【BuzzFeed Japan / 山光瑛美、徳重辰典】

欅坂46は10月22日に横浜アリーナで行われた「PERFECT HALLOWEEN 2016」にて、ハロウィンの特別な衣装でパフォーマンスした。衣装を公式ブログにアップすると、ワシの紋章を付けた黒い帽子や黒いマントが、ナチス・ドイツの制服を思わせるとしてネットで批判を浴びていた。
騒動は英大衆紙「デイリー・メール」電子版や「デイリー・ミラー」など海外メディアが報じたことで、世界中に広まっていた。
欅坂46のナチス風衣装に対し、SWCのアブラハム・クーパー副館長はホームページ上で「この不適切かつ深刻に侮辱的な呈示に対して、ソニーミュージックとグループのプロデューサー秋元康に謝罪を求める」と声明を発表した。

クーパー副館長は次のように非難した。

「10代の若者がステージと観客席でナチス風のユニフォームで踊っていることは、ナチスによる虐殺の被害者にとって多大なる苦痛だ」
「仮に危害を加えるつもりでなかったとしても、あの上演はナチスの被害者の記憶を安っぽくするものだ。ネオナチスの感情が高まっているドイツや他の国にいる若者に、間違ったメッセージを発信していることになる。国際的なブランドであるソニーは日本に恥をかかせており、もっと良いものを出すことを期待している」

11月にクーパー副館長は「勇気の証言 ホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」の開幕のために来日する。その際に、ソニーミュージック、秋元康と欅坂46のメンバーが展示会に訪れるよう、強く求めた。
BuzzFeed Newsは、欅坂の衣装について、ソニーミュージックに対し10月24日から電話、メールにて計4回問い合わせしていたが、いずれも連絡はなかった。
SWCの発表を受け、11月1日に取材したところ、ソニーミュージックの広報は「担当者が1週間、別の案件にて会社に戻っていないためコメントができない」と説明。SWCの声明に対してもコメントはしなかった。

 心の底から私は怒りを覚えた。
 当然ソニー・ミュージックの軽率な行動はまずいがそれ以上に容認出来ないのは欅坂46・そのプロデューサーの秋元康の認識のお粗末さだ。

【欅坂46】ナチス風衣装で秋元康氏、ソニーミュージックが謝罪 ユダヤ人権団体の提案は「現在検討中」
BuzzFeed Japan 11/1(火) 19:35配信

 【欅坂46】ナチス風衣装で秋元康氏、ソニーミュージックが謝罪 ユダヤ人権団体の提案は「現在検討中」
問題となった欅坂46のナチス風衣装(公式ブログから)
アイドルグループ「欅坂46」がハロウィンライブで着用した衣装がナチスの制服に似ているとして、インターネット上で批判を集めている。アメリカ時間10月31日には、ユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)」が公式ホームページで謝罪を求めていた。
【BuzzFeed Japan / 山光瑛美、徳重辰典】

これらを受けて、ソニーミュージックは11月1日に公式ホームページに以下の謝罪文を掲載した。

<平素は欅坂46を応援していただき、誠にありがとうございます。
10月22日に開催されましたハロウィンイベントにおいて、欅坂46が着用した衣装について、「ナチスドイツの軍服がモチーフではないか」とのお問い合わせ・ご指摘をいただいております。
私どもの認識不足により、衣装の色やその他を含む全体のデザインが、そのようなイメージを想起させる部分があり、ご不快な思いをさせてしまったことに対し、心よりお詫び申し上げます。
また、当該の衣装に関しては、今後一切着用いたしません。今回のご指摘を真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります。多くのみなさまにご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。>

また欅坂46のプロデューサーを務める秋元康氏も同グループのホームページで「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。事前報告がなかったので、チェックもできませんでした」とコメント。
その上で「プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。大変申し訳なく思っています」と謝罪した。
なお欅坂46の公式ブログでは、ナチス風衣装を着たメンバーの画像をすべて削除している。

SWCのアブラハム・クーパー副館長は11月22~27日に沖縄・浦添市民体育館で開催される「勇気の証言 ホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」の開幕のために来日する。

同氏は抗議文ではソニー・ミュージック、秋元康と欅坂46のメンバーが同展示会に訪れるよう強く求めている。
ソニーミュージックの広報担当はBuzzFeed Japanの取材に「抗議文を受けて、当社としてSWCに対し先ほど回答文を送ったところです。展示会を訪れるかどうかに関しては現在検討中です」とコメントしている。

 ならば、私から提案してやろうではないか。
 AKBグループとソニー・ミュージック、キングレコードなど所属先全体でバカウヨ共を通報するキャンペーンを行うのはどうか。場合によってはアメーバブログにおける悪質なバカウヨ共をやめさせるべきである。訴訟費用はソニーと秋元が持てばいい。
 この日本はネオナチが明らかに大手をふって歩く異常な状況だ。そのバカどもに今回のハロウィンジョークはアシストしたようなものである。到底私は容認する訳にはいかない。
 更に突っ込んで提案してやろう。『勇気の証言』へのAKBグループ全員の参加、ソニーグループの社員のボランティア参加(ネオナチジャパンの傘下に事実上入った日本ユニセフ協会との絶縁が必須)、そして沖縄県で行われている米軍基地建設に反対するコメントを全員で出させるべきである。
 今回の行動はハロウィンジョークで片付ける訳にはいかない。ナチズムを煽るという意味では立派な犯罪だ。写真を削除したから許してという訳にはいかない。



2016年11月1日火曜日

やる気あんのか、連合!

 世の中では『日本一』と自称して北の大地で馬鹿騒ぎしているようだが、反則行為を繰り返してきた金権集団の正当性を拙ブログでは一切認めない。
 広島東洋カープのファンの皆様、真の日本一を拙ブログで祝福し、讃えたいと思います。おめでとうございます。


政界地獄耳(日刊スポーツ)
政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)
2016年10月28日9時5分
連合が自民へシフトしても動かぬ民進

 ★26日、ついに自民党幹事長・二階俊博と連合会長・神津里季生が会談した。民進党最大の支持母体というものの、組織内候補にしか票は入れず、組合員やその家族に積極的民進党支持は皆無だ。労働貴族たちは潤沢な資金を使い、政治活動費という名の豪遊資金を組合員から吸い上げる。働き方の変化や非正規労働者の問題、ワーキングプアや過労死など多くの問題を抱えている労働界は変化に対応し、労使間のけじめをつけるべき時代に、政策的な優先順位を国家像に位置づけ、働く者の声を反映させることを怠った、連合の理念とかけ離れた政治圧力団体と化してしまった。
 ★「連合の最大の弱点は民進党しか支援する政党がないこと」(自民党中堅議員)だったが、ここにきて本格的に自民党シフトになったということだ。しかし、この一連の支援団体とは言い難いやり放題の行動に、連合内部からも民進党内部からも批判の声やいぶかる声すら聞こえてこない。野党各党幹部が言うように、連合は応援団であり、支援団体であり、主体は党にあるし、決定権も党にあるはずだが、何やら連合の判断や決定に民進党が引きずられているようだ。
 ★しかし、民進党が沈黙を守っている限り、維新の党を野党でもない、与党でもないとして「ゆ党」呼ばわりしていた民進党自体が「ゆ党第1党」と呼ばれても仕方があるまい。そしてゆ党第1党が自民党と連合を媒介に急接近するなど健全な民主主義を否定し、政治の劣化を招き、大政翼賛的政治を連合と民進党は模索しているとしか国民からは見えない。二階に誘われてふらふらと会いに行く連合などの顔色を見るくらいならば民進党などと名乗らず、直ちに連合党として自民党に連立を申し込めばいい。無論、自民党がバカでなければ拒否するはずだが。日本の政治をダメにしつつある連合と民進党の中に良識はないのか。(K)※敬称略

 そんな腐敗しきった連合に甘えている民進党に日本共産党、自由党(前生活の党)、社民党から批判が集まっている。
 しんぶん赤旗より引用する。


2016年10月28日(金)
「共産党とは一線を画せ」という連合指導部の要求にどう対応するか―民進党に問われている

志位委員長が強調

 日本共産党の志位和夫委員長は27日の記者会見で、次期衆院選での野党共闘について問われ、次のように答えました。
 志位氏は「次期衆院選で市民と野党の“本気の共闘”を実現するために、他の野党と話し合っていきたい」と表明したうえで、「“本気の共闘”をやるうえで、民進党が連合指導部との関係をどうするのかという問題があります」と指摘し、次のように述べました。
 「この間、連合指導部は、民進党に対して、『共産党とは一線を画せ』と繰り返し要求しています。この連合指導部の要求にどう対応するのか。この要求に従う道を選ぶのか、それとも野党と市民の共闘に真剣に取り組む道を選ぶのか―このことがいま民進党に問われていると思います。ここは決断が必要です。ぜひ民進党が前向きな決断してほしいと考えています」

 社民党幹事長・又市征治は25日、「私も労組出身だが、あまり政党にいろんな注文をつけすぎて政党への介入にならないように」と連合の対応にくぎを刺し、自由党代表・小沢一郎も「あくまでも組合は応援団であって政党ではない。いろんな意見を言ったり要請したりするのはいいが支援者だ」とけん制した。
 それに対して民進党自称幹事長の野田佳彦元自称首相は今年3月、連合の集会で「一番足を引っ張った(小沢一郎)元代表さえ来なければ、後は全部のみ込む」と堂々と暴言した。もはや、ネオナチジャパン野田一派・労組極右派であると厳しく指摘せざるを得ない。
 連合の役割は終わったと言わざるをえない。労働者の環境改善を行う本来の労働組合としての役割は何一つ果たしていない上に、単なる政治道楽のために民進党を私物化していると指摘せざるを得ない。
 電通の過労自殺(電通による新人社員自殺強要犯罪)に連合は何をしたのか。何もしていないのが現実だ。安倍自称政権の独裁をアシストして、一体何をしたいのか。そんなことばかりやっているから、労働者から見放されるのだ。




2016年10月28日金曜日

フェアプレイの意味を知らない日本ハム

いわゆる『日本ハム』ドラ6履正社・山口が入団拒否 岡田監督「信用問題になる」
デイリースポーツ 2016.10.24

 『日本ハム』からドラフト6位指名を受けた山口裕次郎投手(18)=履正社=が、入団を拒否する方針であることが23日、分かった。岡田龍生監督(55)が「本人が『行きません』と言っているので、こちらとしても(プロへ)行かせることはできない」と明かした。
 ドラフト前に調査書を提出した11球団には、4位以下の指名であれば社会人野球・JR東日本へ進む方針を伝えていた。前日夜になり、複数球団から4位以下での指名が可能かどうか最終確認が入った。「今だったら修正ができる」と岡田監督が本人に伝えても、意思は変わらなかった。
 『日本ハム』からは事前連絡がなく、翌日に『日本ハム』・大渕スカウトディレクター、木田GM補佐、芝草スカウトが強行指名の経緯を説明しに同校を訪問。本人は同席しなかった。筋を通し、指名を回避した球団もあるだけに「信用問題になる」と岡田監督は厳しい表情を浮かべる。
 11月には入社試験を控えており「今週中に結論を出します」と語った岡田監督。山口は今春から4位以下なら社会人野球に進むと明言し、その意思は一度もぶれなかった。次のステージでレベルアップを果たし、3年後の指名を待つ方針だ。

 ハッキリ言ってやろう。
 姑息な日本ハムにはふざけるなと言いたい。大谷翔平自称選手の強奪犯罪では両親にネガティブキャンペーンで恐喝を堂々とやらかした。これは、まさしく卑怯な印象操作そのものであり、断じて見逃す訳にはいかない。
 元々大谷自称選手はメジャー入りを希望していた。その為に筋を通して埼玉西武や福岡ソフトバンク、広島カープは指名を取りやめたのだ。それをだまし討ち同然で強奪することそのものが明らかな犯罪行為だ。
 そんな強奪犯罪で『日本一』に王手というのだから、フェアプレイへの冒涜と言わざるをえない。よってハッキリ拙ブログでは指摘しておこう。

 今年のプロ野球日本一は広島東洋カープである。すでに勝負はついた。
 北海道日本ハムファイターズの真のファンは、姑息なだまし討犯罪を続ける日本ハムフロントへの抗議をやるべきだし、この勝利を恥ずかしく思うのなら、応援を控えていただきたい。



2016年10月24日月曜日

日本のネット言論はなぜ劣化するのか・死刑論から


医師がネットで患者を誹謗中傷多発?!▼ 2010年03月08日 02:00
 
 医療事故の被害者や支援者への個人攻撃、品位のない中傷、カルテの無断転載など、インターネット上で発信する医師たちの“暴走”が目立ち、遺族が精神的な二次被害を受ける例も相次いでいる。 状況を憂慮した日本医師会(日医)の生命倫理懇談会(座長、高久史麿・日本医学会会長)は2月、こうしたネット上の加害行為を「専門職として不適切だ」と、強く戒める報告書をまとめた。 
 ネット上の攻撃的発言は数年前から激しくなった。
 2006年に奈良県の妊婦が19病院に転院を断られた末、搬送先で死亡した問題では、カルテの内容が医師専用掲示板に勝手に書き込まれ、医師らの公開ブログにも転載された。警察が捜査を始めると、書いた医師が遺族に謝罪した。同じ掲示板に「脳出血を生じた母体も助かって当然、と思っている夫に妻を妊娠させる資格はない」と投稿(=暴言)した横浜市の医師は、侮辱罪で奈良簡裁から科料9,000円を命じる略式命令を受けた。
 同じ年に産婦人科医が逮捕された福島県立大野病院の出産事故(日本の法定では無罪確定も、国際法上では有罪が確定)では、遺族の自宅を調べるよう呼びかける書き込みや、「2人目はだめだと言われていたのに産んだ」と亡くなった妊婦を(不当に)非難する言葉が掲示板やブログに出た。
 この事故について冷静な検証を求める発言をした金沢大医学部の講師は、2ちゃんねる掲示板で「日本の全(すべ)ての医師の敵。日本中の医師からリンチを浴びながら生きて行くだろう。命を大事にしろよ」と脅迫され、医師専用掲示板では「こういう万年講師が掃きだめにいる」と書かれた。
 割りばしがのどに刺さって男児が死亡した事故では、診察した東京・杏林大病院の医師の無罪が08年に確定した後、「医療崩壊を招いた死神ファミリー」「被害者面して医師を恐喝、ついでに責任転嫁しようと騒いだ」などと両親を(不当に)非難する書き込みが相次いだ。
 ほかにも、遺族らを「モンスター」「自称被害者のクレーマー」などと呼んだり、「責任をなすりつけた上で病院から金をせしめたいのかな」などと、おとしめる投稿は今も多い。
 誰でも書けるネット上の百科事典「ウィキペディア」では、市民団体の活動が、医療崩壊の原因の一つとして記述されている。
 奈良の遺族は「『産科医療を崩壊させた』という中傷も相次ぎ、深く傷ついた」、割りばし事故の母親は「発言することが恐ろしくなった」という。 
◆ 日医警告「信頼損なう」 ◆
 日医の懇談会は「高度情報化社会における生命倫理」の報告書で、ネット上の言動について「特に医療被害者、家族、医療機関の内部告発者、政策に携わる公務員、報道記者などへの個人攻撃は、医師の社会的信頼を損なう」と強調した。
  匿名の掲示板でも、違法性があれば投稿者の情報は開示され、刑事・民事の責任を問われる、と安易な書き込みに注意を喚起。「専門職である医師は実名での情報発信が望ましい」とし、医師専用の掲示板は原則実名の運営に改めるべきだとした。ウィキペディアの記事の一方的書き換えも「荒らし」の一種だと断じ、公人でない個人の記事を作るのも慎むべきだとした。
 報告の内容は、日医が定めた「医師の職業倫理指針」に盛り込まれる可能性もある。その場合、違反すると再教育の対象になりうる。
3月6日 18時16分 配信   読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100306-00000532-yom-soci

2007/10/02(火) 奈良の妊婦の死亡で 遺族を中傷、医師に略式命令 (毎日放送)
http://www.mbs.jp/news/kansai_GE071001180300052108.shtml

 去年8月、奈良県で分べん中に意識を失った妊婦が、19の病院に受け入れられずに死亡し社会問題となりましたが、 インターネット上でこの遺族を中傷した医師が、刑法の侮辱罪で略式命令を受けていたことがわかりました。
 奈良県五條市のAさん(当時32)は去年8月、病院で分べん中に意識不明となりましたが、奈良や大阪の19の病院に受け入れられず、帝王切開で出産後に亡くなりました。
 その後、医師専用のインターネット掲示板(ソネット・エムスリー)にAさんのカルテなど個人情報が流出、さらに掲示板には「妊娠したら健康な子が生まれ、脳出血の母体も助かって当然と思っているこの夫には妻を妊娠させる資格はない」とという書き込みも掲載されました。
 奈良県警は個人情報保護条例違反などの疑いで捜査を進めてきましたが、遺族の名誉を傷つけたとして、この文章を書いた横浜市在住の医師を刑法の侮辱容疑で書類送検、奈良簡裁が科料9,000円を命じる略式命令を言い渡しました。
 奈良県警は、カルテの情報を掲示板に流出させた人物についても捜査を進めているものとみられます。



 日本のネットの劣化ぶりは大変なものがある。
 私は以前、医療過誤犯罪で加藤克彦自称医師(国際法により『福島県立大野病院産科医による医療過誤・業務上過失致死事件』と呼称)を前身の『新生活日記』で厳しく批判した。その時に加藤自称医師を不当に擁護する間抜けどものすさまじいヘイトスピーチに呆れ返った。
 その時に私はすでにアクセス禁止ツールを導入していたので、IPアドレスを強制公開した上でアクセス禁止を言い渡したが、とにかくネット言論の劣化をその時点で見抜けなかった不明に今は恥じている。なお、加藤自称医師は今でも犯罪行為を認めず冤罪と妄想しているが、その言葉を言う資格はネオナチジャパンに二度も痴漢の冤罪をでっち上げられた植草一秀・正統早稲田大学教授であると言ってやろう。大淀事件の遺族は「中傷は被害者を苦しめるだけでなく、医療界の信頼を下げるということも強く考えてほしい」と話しておられたが、そのとおりなのである。この言葉は加藤自称医師にはさぞかし痛かろうが、人間としての良識を失ったのならもう、獣としか思えない。
 更に蕨市のカルデロン一家不当強制送還犯罪。これでもネット言論のヘイトスピーチが目立ち、アクセス禁止を言い渡したが呆れた事にやらかした輩共はヘイトブログを立ち上げて傷の舐め合いをする始末だ。なぜ私が厳しく叱ったのか、その理由を彼らは理解できていないのである。
 彼らの思想はある種のDeep clean、つまり徹底的な浄化社会である。この浄化社会はたしかにその思想の中では平和なのだろうが、やりたいことも希望も何もない。それでは何もいいわけがない。つまり、情報に対する距離があまりにも取れていないのである。ネトウヨと言われる輩はその点すさまじいまでに自己崩壊しているが、今やどの思想にもそれは言える。
 私は持病故に医師と付き合っているが、主治医には常に情報開示を行っているし、逆に薬を変えるときにも薬の副作用を確認しているのである。
 よってそういう形で意思との信頼関係ができている以上、机上の空論に踊るバカ共は一切相手にしない。そういうバカどもほど、総理大臣と妄想するアベシンゾー(国際法では単なる公権力犯罪者にすぎない)に騙されている奴隷であり、騙されている方にも責任があるとだけ指摘しておこう。騙す方は自らは決して手を汚さない。騙されている輩は自らの行動を正当化させて手を汚している。それだけの違いにすぎない。
 同じことは、死刑廃止論に対する犯罪被害者遺族の一分にある不当な拒否論に言える。こういった論理は国際法でも、道徳論でもすでに破綻している。破綻したものをあたかも正当なものであると思いこむ彼らには『王様は裸だ』と言い続けるしかない。岡村勲なる『弁護士』は完全に破綻した論理もどきで日弁連の決定に不当な文句をつけていたが、瀬戸内寂聴氏に厳しくたしなめられて涙目だった。
 バカウヨ共はそんな岡村『弁護士』の『主張』を正当と決めつけ、瀬戸内氏への卑劣なヘイトスピーチを展開し、『謝罪』を押し付ける犯罪行為を行ったが、国際法では明らかに瀬戸内氏の指摘が正当であることは明快だ。すでに国連では日本政府に対して死刑の廃止を事実上命じる国連決議を出しているのだ。
 そもそも、死刑はいま犯罪抑止力に何一つ役に立っていない。逆に凶悪犯罪者共は死刑を悪用して自らの犯罪を正当化しているのだから、完全犯罪を死刑が皮肉な意味でアシストしているとしか思えない。それで被害者が浮かばれるのか。私のこの指摘に死刑賛美派共は反論できるか。何一つ出来ない。
 荒川沖連続殺傷事件の死刑囚は最後まで反省せず、被害者遺族は今でもやるせない思いを抱えて生きている。彼らは裁判で『死刑にしろ』と言ったことを後悔しているのではないか。もう、これ以上の過ちを犯すのはたくさんだ。
 ネット言論は現実から学ぶべきである。現実は一つや二つの回答では出てこない。奥深いものであり、苦しみながら答えを出していくものなのである。まだしも、滝本太郎弁護士のようにきちんとした現実から死刑規制論付きの死刑ならまだしも分かるが、今の死刑賛美論は明らかに歪んでいる。

2016年10月18日火曜日

2010年の批判が通用するお粗末ぶり

粗製濫造 いい加減な作り方の質の悪い製品を、むやみやたらに数多く作ること。▽「粗製」は粗末な作り方、「濫造」は無計画に大量に物を作ること。「濫」は「乱」とも書く。 

マンガとアニメの粗製濫造

04.09.2010
 いったいこれほどの量を作ってどうするのか、というくらい作られている。なんでもかんでも作品になる。が、儲からない。それでさらに量産する。まったく悪循環だ。中身は似たり寄ったり。
 ひとことで言って、くだらないのだ。作っている連中は、読むはずの連中よりも人間として劣っている。マンガとアニメばかり読んできた幼稚な記号的世界観。た しかに絵はうまいが、語るべきもの、聞くに値するものが、そこにはなにも無い。だから、世間から見向きもされない。もはや子供たちにさえ見捨てられてい る。ただ仲間内だけでカネが回っている。
 絵画でも、音楽でも、そうだ。技術ではない。表現以前に、その人でなければ表現できないものをつかまなければ、なにを作っても空虚だ。逆に、どうしても伝えたいものがあるなら、それが聞くに値するものなら、技術がなくても、人はそこに心を奪われる。
 芸術は、技術ではない。表現だ。だから、まず人間作りから始めないとならない。
引用元:純丘曜彰教授博士の哲学手帖
大阪芸術大学芸術学部教授、哲学者、表象文化論研究者、小説家、クリエーター

 今回はこのコラムを引用する。
 このコラムは2010年4月に書かれたものだが、切れ口は鋭い。講談社の漫画ひとつとっても「週刊少年マガジン」における『聲の形』・『ドメスティックな彼女』・『リアルアカウント』や「月刊少年マガジン」における『四月は君の嘘』はほとんどこの論で完全に論破できると指摘してもいい。これらに共通している問題点は、命をあまりにも軽く見ていることだ。人の営みがあまりにも軽く扱われ、そこにまで至る道が見えてこない。
 『聲の形』よりは山本おさむ氏の『どんぐりの家』を再掲載すればいいと私は考えている。同じ障がい者の差別の問題でもこの作品は生命の営みをきちんと取り上げているからこそ、大きい物があると考えている。そうすることで考える力を人はいつしか身につけていく。『ドメスティックな彼女』よりは江川達也氏の『東京大学物語』が数段トップと見ていい。小学館でもこれだけいい作品はあるのだから、その小学館に頭を下げて再掲載することもひとつの勇気ある決断なのだ。 また、たちばなかおるという漫画家が書いている「ユンタのゆっくり成長記」もおすすめである。
 あまりにも実体験がない、もしくはその当事者への取材が不十分なために、作品の中身はどんどんと軽薄なものになっていってしまう。その結果は売るためなら過激な設定にしてしまうことだ。そんなことでいいとは私には思えない。
 老舗の推理漫画になった『名探偵コナン』・『金田一少年の事件簿』もこれでなるほど粗製濫造化したのだなと頷ける。そうして漫画はただ売れればいいという商業主義に走ってしまい、『ワンピース』や『金色のガッシュ!!』(この作品は作者が連載を辞めたかったのに無理やり引き伸ばす暴挙を小学館がやらかした)のような商業主義一辺倒の作品ができてしまう。『ドラゴンボール』とても、新作と言いながらも過去の作品の刷り直しにすぎないのだ。質のいい作品はどんどんその中で脱落していく。
 技術がたとえすごくても、そこに訴えたいものがない限り意味は無い。技術と心の間に大きなギャップが有るということだ。ライトノベルにしても、この指摘は通用している。最近の小説だってまさに粗製濫造そのものなのだ。最近の本屋の店頭はまさにもう、出版社が売りたいものはあってもまともな読者が読みたいものがないとしか言いようがない。
 だから、私は最近の本屋には期待していない。私が立ち読みするとしてもせいぜい週刊東洋経済、週刊金曜日、鉄道ファンなので関連雑誌ぐらいなものである。


2016年10月12日水曜日

キャリアの転換期に、私達は何をすればいいのか

20代から始めるバラ色老後のデザイン術

キャリア見直しとスキルアップ、1月中に目標設定 2015年を飛躍の年にする計画(2)
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO81764150Z00C15A1000000
NIKKEI MONEY

2015/1/13

 今月のテーマは「2015年を飛躍の年にする計画」です。バラ色老後に向けた生活設計を考えるなら、目の前のキャリアプランやマネープランを固めていくことが大切です。先週は中長期の目線で自分のライフイベントやマネープランをイメージしました。今週はそのうちキャリアデザインにテーマをしぼってみたいと思います。

 自分のビジネスキャリアをしっかり「年収」に変えていくことは、マネープラン上、とても大切なことです。何度か指摘していますが、自分の身一つで何百万円もの年収を得られることは、定期預金や株式投資でもなかなか実現できない大きな「運用」と考えられるからです。

 20代の前半は必死に仕事をするので精一杯かもしれませんが、「今より自分の能力を高めて、同じ時間働いて多く稼げる人材になる」という目線と、「自分の能力をしっかり評価してもらい、多くの報酬をもらう」という目線の2つを持つことが必要です。

 前者は自分自身の能力向上が必要ですし、後者は人事評価などで自分を認めてもらうことが必要です。この2つはどちらが欠けてもできません。高い能力がなければ高い人事評価は難しいため年収アップは難しいでしょうし、自分の能力を十分に人事評価してもらえなければ過小評価されてしまい年収アップにつながらないからです。

 まず15年の目標として、「自分の能力をしっかり人事評価してもらう」ようにしましょう。若い人にはよく、「自分は毎日がんばっているのに、半年に一度書く人事評価シートの紙切れで評価されるなんて」と嫌がったり面倒がる人がいますがこれは自分を安売りしているようなもので、とてももったいないことだからです。

 そのうえで、さらに15年の目標として「自分の能力を高めるために何ができるか」を考えてみてください。

■いまの会社にとどまるなら、何が必要か考える

 いくら転職が一般的になったとはいえ、いまの会社で今年も働き続ける人のほうが大多数です。まずはいまの会社にとどまって年収を増やす方法を考えてみましょう。

 同じ会社で働き続けるのであれば、まず自分の勤めている会社がどのような仕組みで年収が上がるのかを調べてみましょう。人事制度は簡単にいえば「評価」→「処遇」→「報酬」のサイクルで回っています。できるだけ客観的に人事評価を行うために評価システムを考えます。評価に応じて適切なポストを与えるなど処遇します。もちろん処遇するだけではダメで、適切な年収も設定しなければなりません。

 若くて高い能力がある人がいるのに昇格できないとか、責任はあるけれど年収は低いままといった、会社の不満のほとんどは「評価・処遇・報酬」のサイクルが機能していないために起こる現象です。

 しかし、社員ひとりひとりが制度を理解していないこともよくあります。これも人事制度が機能不全になる要因のひとつです。自分の会社の人事制度をまず知り、使いこなすくらいの意識を持つといいでしょう。

 すでに能力があり評価されていないと感じる人は、どうすれば評価されるのかを考えてみます。不足している能力を補えば評価されると分かれば、どんな勉強をすれば補えるのかを整理します。業績が年収増にダイレクトにつながる営業のような立場なら、具体的な目標や対策を立ててみてもいいでしょう。

 いずれにせよ、能力を高めなければ評価は高まりません。そして評価が上がらない限り、年収も上がらないのが会社の仕組みです。自分の今年のステップアップ目標を考えてみましょう。

■転職に動く前でも今から始められること

 「今年、自分は転職にチャレンジしてみるか」、一度は自分に問いかけてみましょう。転職が必ず成功するほど世の中は単純ではありませんが、いまの会社に居続けることのほうがいいのか、飛び出してチャレンジしてみたほうがいいのか、年に一度は考えてみるべきです。

 人事制度が保守的で、能力に見合う評価や報酬を自分に与えてくれないと感じるなら、これは転職をチャレンジする理由になります。あるいは業種的に今後の成長が難しいため、個人の努力ではどうにもならないと考えるなら、これも違う会社に移るきっかけといえます。自分の能力と自分の評価・報酬のバランスを冷静に考えてみましょう。また自分の能力は「価値」があるかどうかもあわせて考えてみます。

 転職を考えるといっても、「いますぐ転職活動をスタートする」だけではありません。「転職を視野に入れつつ、今年はいまの会社でがんばってみる(今年評価されないなら来年は会社を飛びだそう)」とか「転職を視野に入れつつ、今年はスキルアップしてみる(転職に有利な国家資格を取ろう)」というように15年の目標をたててもいいでしょう。

 いまの会社の評価も、人間関係も、年収も、どれも微妙なら、会社に内緒でどんどん転職活動をスタートしてみましょう。転職活動のスタートには勇気と少しの時間が必要です。年始に自分の背中を押してみてはどうでしょうか。企業の業績が回復傾向にあるため、今年は転職活動するにはよいチャンスかもしれません。

■キャリアは意識してようやく維持できる時代

 15年の年頭に当たって、若い世代のキャリア形成にアドバイスしておきたいことは「キャリアはもはや意識しなければ維持することも難しい時代だ」ということです。

 かつて、日本全体が高度経済成長していた時代は、流されるようにキャリアアップできてしまう人もいました。バブル経済のころには仕事は半人前でも100万円ボーナスが出るような人もいました。しかし、そのような時代は終わっています。

 キャリアアップをしたい人が意識を高めて行動するのは当然ですが、今のまま普通にキャリアを維持したいと思う人も、意識を高めておかないと周囲に置いていかれてしまう時代になっているのです。

 長い目でみれば、キャリアアップの差を早くつかむことは500万円あるいは1000万円の「運用格差」を手にするようなものです。最初のキャリアアップは数十万円の違いであっても、生涯賃金格差でみれば4万~5千万円以上になることもあります。老後もにらんだ経済的余裕は年収が高い方が作りやすいのは当然のことです。無関心にならないようにしてください。

 15年がまだ始まったばかりのいまのうちに、自分のキャリアをどうデザインしていくかを考えてみてください。今年結果がすぐ出なかったとしても、来年または数年後に実を結ぶかもしれません。

山崎俊輔(やまさき・しゅんすけ) 1972年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。AFP、1級DCプランナー、消費生活アドバイザー。企業年金研究所、FP総研を経て独立。商工会議所年金教育センター主任研究員、企業年金連合会調査役DC担当など歴任。退職金・企業年金制度と投資教育が専門。論文「個人の老後資産形成を実現可能とするための、退職給付制度の視点からの検討と提言」にて、第5回FP学会賞優秀論文賞を受賞。近著に『お金の知恵は45歳までに身につけなさい』(青春出版社)。twitterでも2年以上にわたり毎日「FPお金の知恵」を配信するなど、若い世代のためのマネープランに関する啓発にも取り組んでいる(@yam_syun)。ホームページはhttp://financialwisdom.jp


 今回は去年の記事を取り上げさせていただく。
 しかし、この記事は決して古くもない。ネットで「やれ韓国が」「やれ中国が」と馬鹿騒ぎしているバカウヨどもにはこうした考えはまず理解できまい。なぜなら、彼らは現実逃避者に過ぎず、近くの隣人を仮想敵と見立てて己の妄想を押し付けるからだ。
 そういった妄想の集団が最近上から下からバカ踊りしている。しかも彼らはキャリアの転換期にいて大変な時期であるのにもかかわらず妄想ばかり繰り返す。アメーバブログのバカウヨどもを見れば分かるではないか。私が知るバカウヨに至っては漫画画像を無断引用してヘイトスピーチを繰り返し、強制退会17回という『強者』がいるのだから驚きだ。
 こうした輩共にはハッキリ警告しておこう。アベシンゾー率いるネオナチジャパンは外国人労働者の解禁をハッキリ決めている。その中でまたバカウヨどもは競わねばならない。そうして貧困の罠はさらに強化されていくのだ。そしてその危険性をいち早く察知した人たちはバカウヨを相手にすることなくキャリアアップに勤しみつつ、仕事で信頼を勝ち取っているのだ。
 私が働いている会社ではアフリカからの正社員もいる。そういった環境下でバカウヨどもは競えと言われたら、まず難しいというしかない。しかも、イスラム教徒の社員もいる。そこで差別的な言動を行ったらまずアウトだ。
 私はまず、置かれている現実を客観的に見なおすことが大切だと考える。アベはそういった作業をおざなりにして、何でもかんでも中国と競いあうようにして己の妄想を押し付けるが、そんなやり方では日本経済は完全に破綻するとだけ警告しておく。対話なき圧力では、北風と太陽から何も彼は学んでいないのである。

 なお、同じことはACミランにしがみつくしか能のない『日本代表』の本田圭佑『選手』にも言える。
 彼はレアル・マドリードへの移籍を妄想していたが、能力はないのは誰の目からして明らかだ。苦言を呈することのできる先輩の現役日本代表・豊田陽平選手(サガン鳥栖所属、ポーランドからのオファーがあったが断った男気のある名プレイヤーでもある)を避けた結果が、このような結果になって出てきた。
 その程度の男にプレミアリーグのサンダーランドから11億円のオファーがあったが本田『選手』が拒否している。しかし、私はこの11億のオファーでも相手にしない。1円でも相手にしたくない男であるとだけ言っておく。
 現実逃避者に過ぎないこの男には哀れとしか思えない。

2016年10月6日木曜日

日本版「ローラント・フライスラー」 多見谷寿郎




 9月16日の下記の『判決』は、地方自治への重大な挑戦行為であると同時に、国際法違反の観点から全面無効とすると同時に、沖縄県の主張を全面的に正統とする判決を国際法は導き出したとだけ指摘しておこう。
 このような愚かな権力犯罪を犯したのが多見谷なる自称裁判官である。この男も立派な詐欺師であり、書人両断の槍玉に挙げてもおかしくはない。

裁判長「普天間の被害除去には辺野古しかない」 辺野古訴訟、県は上告へ

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、石井啓一自称国土交通相(以降石井被告と記述)が翁長雄志知事を訴えた「辺野古違法確認訴訟」で福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎自称裁判長)は16日、国側の請求を全面的に認め、県側敗訴の「判決」を言い渡した。多見谷被告は「普天間飛行場の騒音被害を除去するには、辺野古に新基地を建設するしかない」と暴言。翁長知事が下した辺野古の埋め立て承認取り消しの違法性をでっち上げ、国の是正指示に従わず違法に放置していると決めつけた。
 在沖海兵隊の地理的優位性や抑止力などを理由に埋め立ての必要性を不当に認めるなど、国の主張に沿った内容であり、県民及び国際社会の反発が高まるのは必至だ。
 辺野古の埋め立て承認や取り消しを巡り、司法判断が下るのは初めて。県側は判決を不服として、23日までに最高裁へ上告する方針で、年度内にも判決が確定する。
 訴訟では知事が取り消し権を行使できる裁量や、国が都道府県の事務に介入できる範囲が争点となった。
 判決は承認取り消しについて「処分の違法性を判断するには、仲井真弘多(自称前沖縄県知事)被告の承認処分を審査する必要がある」と決めつけた。「仲井真被告の判断に瑕疵(かし)はない」と妄想し、翁長知事の取り消しは裁量を逸脱していると決めつけた。
 石井被告の是正指示は「都道府県の法定受託事務の処理が違法であれば、指示が許可される」と述べ、適法と決めつけた。辺野古埋め立てによる新基地建設については「沖縄県の負担軽減に資する」と国側の主張を採用。沖縄の民意について「建設反対の民意に沿わないとしても、普天間飛行場などの負担の軽減を求める民意に反するとはいえない」と妄想。
その上で「新基地建設は県民の民意に反し、地域振興の阻害となる」とする県側の指摘を不当に退けた。
 飛行場の騒音被害は「深刻な状況」と認定する一方、新基地建設をやめた場合は被害が続くと恐喝した。

「沖縄の声なぜ聞かない」判決受け集会

名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄会議」は16日、辺野古違法確認訴訟の判決を受けた集会を裁判所前の城岳公園で開き、参加した 1500人(主催者発表)が「不当判決や政府、権力に屈せず新基地を阻止しよう」と翁長雄志知事を支え続けることを確認した。21日も午後6時半から県庁前県民広場で抗議集会を開く。
 共同代表の高里鈴代氏は「不当判決に怒りを持って集会を開く」と呼び掛けた。登壇した県選出野党国会議員や市民団体の代表者からは「司法は沖縄の声を聞かない国と同じなのか」「民主主義の重要さを国内外に訴えよう」などの声が上がり、シュプレヒコールで辺野古阻止の継続を確認し合った。
(C)沖縄タイムス社
*今回の権力犯罪の本質を暴くため記事に大幅加筆させていただきました。

 更にこんな愚かな提案もどきまでしていたのだから噴飯だ。

辺野古移設後、米国と返還交渉を 代執行訴訟の和解案 2016年2月2日 20時07分

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古沿岸部への移設をめぐる代執行訴訟で、福岡高裁那覇支部が国、県に示した二つの和解案の内容が2日、 判明した。一方の案は翁長雄志知事に埋め立て承認取り消しの撤回を求め、国には移設後30年以内の辺野古返還などを米国と交渉するよう促した。別の案は、 国が訴訟を取り下げて工事も中止し、県と再度協議するよう求めている。
 関係者が取材に明らかにした。多見谷寿郎「裁判長」が1月29日の第3回口頭弁論後、国と県との非公開の協議で根本的な解決案と暫定的な案の二つを提示し、内容は明かさないように伝えていた。
東京新聞


 そもそも、移設が必要なのかという観点からすると明らかに不要なのは誰の目からしても明白だ。
 辺野古への強制移設犯罪の狙いは中国への牽制以外の何物もなく、やりたいというのなら、まずは外交で話し合うしかない。それが筋なのだがそれもわからない多見谷の頭の悪さには呆れて話にならない。ネットではバカウヨどもが喜んでいるようだが、彼らはこの犯罪行為を必ず後悔する日が来る。
 多見谷の正体は第二次世界大戦中、ナチス政権下のドイツにおける反ナチス活動家を裁く特別法廷「人民法廷」の長官を務め、不法な見せしめ裁判で数千人に不当な死刑判決を押し付けた権力犯罪者ローラント・フライスラー(Roland Freisler、1893年10月30日 - 1945年2月3日)そのものが墓場から蘇ったのに他ならない。
 フライスラーは死後妻が厳しく社会的制裁を食らったが、目が覚めたまともな日本人や沖縄の人達によって多見谷は死ぬまで裁かれるであろうとだけ言っておく。

2016年10月1日土曜日

緊急コメント・『聲の形』は優生学を正当化するアリバイ作品にすぎない



 アメーバブログでQ太郎女史のブログが復活したため、コメントをさせていただいた。
 その際に大今良時の『聲の形』批判に触れたので、Q太郎氏から批評を要請された。
 そこで、この場を借りて改めて行いたい。ただ、映画そのものについての評価は基本的に回避させていただきたい(映画についてはDVD等が出たら確認をする予定)。私は原作の持つ危険性から、何度も危険であると指摘をしてきた。
 実は拙ブログで何度も繰り返してきたが、この作品には深刻な3つのミスが有ると以前私は指摘した。

 1.取材能力の皆無
 2.道徳的欠落
 3.批判を受け入れない独善性

 取材能力の皆無についてはスマートフォンの登場から遡って調べれば、人工内耳に保険の適用がされており、登場するヒロインの難聴は改善できる可能性が遥かに高い。
 そのことを書かない段階で、大今は障がい当事者を明らかに侮辱しているとしか思えない。しかも母親が手話通訳者ということからも知ろうと思えば把握できていた。
 道徳的欠落とは、いじめ加害者の首魁に祭り上げられた主人公だけを批判し、取り巻き共への作品内への制裁がなかった道徳的な責任追及のなさである。
 特に批判を受け入れない独善性は、原作での映画作成に対して厳しく評価した評論家を出したことで、自身への批判に対する居直りであることをいみじくも露わにした。
 更に私は多くの市民団体と対話を重ねてきた。拝聴を専門とするボランティア団体も厳しい評価だった。
 その他にも障がい当事者の家族の会からもブーイング、私がお世話になっている社会福祉士の方も激怒する有様だった。
 更にはひきこもり問題に取り組む私の知り合いの会社経営者も、障がい当事者の一般就労に取り組む人達もこの作品に対して深刻な危機意識を持っている。
 そして、今のネオナチジャパン体制に当てはめてみれば、唯一当てはまる思想がある。
 そう、姿を変えた優生学そのものなのである。しかもこの優生学は今までの日本型優生学と違い悪質度は際立って高い。
 元フジテレビの長谷川豊が人工透析へのヘイトを吐いてテレビ大阪の番組を降板されたほか、在特会の高田誠や相模原障がい当事者施設連続殺傷事件の被疑者(裁判が行われていないので断言できないが)、土浦・荒川沖連続殺傷事件の元死刑囚がガザツ(もしくはそうだと思われる)な方なのに対して、『聲の形』は巧妙な優生学なのである。
 私は連載時から何度もこのブログで批判を繰り返してきた。『倉野 イカロスの翼 聲の形』で検索すればそこそこヒットすると思う。
 そもそも、美少女障がい当事者を出した段階である意味危険なリスクである。
 「生い立ちが不幸だ、かわいそうだ」という強者の視点にみんな陥ってしまう危険性がある。
 障がい当事者は合理的配慮という最小限の補助輪によって社会的自立を目指していく。私はその道を見つけたが、いずれそのような人は増えていく。
 そういった人に対して極めて無礼である。
 更に一歩踏み込んで主人公の生い立ちや生き様を踏まえて解析すれば、明らかな発達障がい当事者である(ただ、私は精神科医ではないので断言はできないが私自身の発達障がいの経験から)。
 「かわいそうかわいそう」で終わらせ、問題点が見えなくなる危険性があると私は危惧してきたが、その危険性は更に高くなったと言わざるをえない。
 生活者としての観点がぼろぼろに抜けているのだ。
 これでは結果として優生学を正当化するアリバイ作品にすぎないのだ。
 これでいいとは、私は思えない。

 1985年に上映された映画『やがて…春』ではいじめ加害者への厳しい制裁と反省を描いている一方で、傍観者達の罪も厳しく突いている。
 その描写力と比較すると、『聲の形』は皇居の周りをジョギングして皇居の中の人の生活を妄想するようなものなのである。
 更にもう一つ、突っ込んでおこう。アニメ映画『どんぐりの家』では難聴当事者の要素だけではなく、知的障害などの問題も描いている。
 こういった優れた過去の作品があるのに、今の作品はそれすら乗り越えることが出来ていない。

 更にこの作品が明らかに低レベルなのは、無断でアニメーション動画がYoutubeにアップデートされている(ただ、これらは炎上キャンペーン動画の一種にすぎない)他、原作に至ってはZIPファイルが無断で上がっている。
 私自身はこの作品については立ち読み・あらすじ及び感想ブログでしか知らないのだが、ハッキリ言ってひどいの一言に尽きる。
 宮﨑駿氏はこの作品に対してどう思うのだろうか。

 大今は『手塚賞』を受賞しているが、本家本元の手塚治虫氏は『どろろ』で差別に苦しみながらも生きようとする青年を描いた他、『アドルフに告ぐ』ではナチス・ドイツに人生を翻弄された二人の男を描いている。
 こうした作品に触れてきた人達には『聲の形』原作の内容はなんと思うのだろうか。 
 

2016年9月30日金曜日

東京五輪を中止すべき理由~今からでも遅くない、トルコ・イスタンブールに譲渡せよ~

高齢者だらけのゴーストタウンに......オリンピック後に東京が直面する恐ろしい未来図


「TOKYO」――。2013年9月7日、「運命の日」。ブエノスアイレスで開かれたIOC総会でジャック・ロゲ会長 (当時)は2020年夏季オリンピック開催地を、こう宣言した。現地でプレゼンテーションを披露した安倍晋三「首相」や滝川クリステル、太田雄貴のみならず、 日本中が歓喜熱狂した瞬間だった。
 この年、昭和の名横綱・大鵬が世を去り、福知山花火大会の爆発事故では62名が死傷。福島第一原発の汚 染水漏れが発覚、トラブルの深刻さを示す評価尺度は「レベル3」に引き上げられ、「国の借金」は初めて1000兆円を超えた。オリンピック開催決定はそん な暗澹たる世相を吹き飛ばす「福音」となった。
 特に浮かれまくったのは経済界。東京都はオリンピック開催の経済効果を13年から20年の 7年間で計2兆9609億円と試算したが、SMBC日興証券は約4.2兆円と上方修正。「ご祝儀相場」はこれに留まらず、森記念財団は国民の消費拡大と企 業活動の活発化など「ドリーム効果」を加算し19兆4000億円とぶち上げた。揚句の果てにみずほ総研は28.9~36兆円にまで吊り上げた。
 結局あれから2年、日経平均株価は20000円台を回復したものの、市民レベルの暮らし向きは一向に変わることなく今に至る。一体あの騒ぎはなんだったんだろう。
  3月に出版された『東京劣化』(松谷明彦/PHP研究所)はそんな違和感を抱き始めた人々に、あるいはいまだに希望を捨て去れない人たちに冷酷な現実を突 きつける。著者は大蔵省主計局、大臣官房審議官等を歴任した財政学、人口減少研究における第一人者である。具体的に試算されたデータとマクロ経済学、社会 基礎学の法則を駆使し、「東京オリンピック」前後に起こりうる「東京の現実」を暴き出している。
 まず人口構造の悪化はすさまじいことにな る。2010年に対し2040年には東京の高齢者は143.8万人増加し、1119.5万人に達する。人口は6.5%減に対して高齢者は53.7%も増加 する。すでに高齢化のピークにある秋田県は人口は35.6%減だが、高齢者も4.5%減るのとは対照的だ。40年、東京の労働力高齢化は全国一となり、労 働力、作業能率は能率は劣化する。
 出生率は2012年時点で東京は1.09と全国で最低(全国平均は1.4)。生涯未婚率(2010年) は男女ともに最多で男性25.25%(全国平均20.14%)。女性17.37%(全国平均10.61%)。東京は今ですら全国でダントツの少子高齢化の 進んだ人口劣化都市なのである。
 これから予想される「東京劣化」の第1は、首都・東京のスラム化。急速な高齢化は経済成長率、貯蓄率が大 幅に低下する。結果、公共・民間のインフラを良好な状態に維持することがはるかに困難となるというのだ。本来ならインフラを計画的に整理縮小すべきなのだ が、それどころかオリンピック開催とその派生効果によって、インフラは一段と膨張を続けている。東京オリンピックの売りのひとつは既存のインフラをフル活 用する「コンパクトな大会」と言われるが、実際は32競技のうち既存のまま使うのは8施設に留まり、あとは新設か仮設・改修が余儀なくされ、関連施設の総 投資額は4500億円にのぼる。そのあおりで適切な維持更新のできないインフラが年々増加し、東京の街がスラムと化す恐れが出てくる。1970年代の ニューヨークはインフラの劣化により約100万人もの市民がニューヨークを脱出したという。脱出したのはまず富裕層と身軽な若い世代だった。同じことが東 京で起これば高齢化と財政の悪化は避けられない。
 さらに東京では今後大量の高齢者が住まいを失う可能性が高い。東京の高齢者の4割は借家 住まいだが、年金収支は急速に悪化して、給付水準は大幅に引き下げられる。近い将来、家賃の払えなくなった高齢者が街に溢れだすことになる。しかも、老人 ホームは今でさえ圧倒的に不足、近隣県の施設に預かってもらっている状態だ。都心では土地代を合わせて一床当たり2000万円にもなると言われている。 40年に老人ホームの需要は約30万人にのぼり、近隣県でも預かれなくなるとさらに100万床が必要で、コストは20兆円もかかる。新たに建設することは 難しく、東京に「高齢者難民」が大量に発生する可能性は極めて高い。これを回避するためには必要不可欠なインフラに限定して整備するべきなのだが、オリン ピック関連のインフラ整備がこれを妨げる。
《今更ではあるが、オリンピックの招致は愚かな選択であったと言わざるを得ない》と著者は書く。
  意外に思えるのは、東京の文化や情報の発信力が弱まる、という指摘だ。「極としての東京の劣化」と著者は表現しているのだが、今後東京の税率は地方よりも かなり高くなり、反面、公共・福祉サービスは地方に比べて貧弱にならざるを得ない。失業も増加する。すると地方から東京を目指す若者は減少し、逆に東京か ら地方に移住する人が増加する。そうなれば財政収支はさらに悪化し、ますます東京は敬遠されるという悪循環に陥るというのだ。これまで、ファッションや文 化の独占的な発信地であった東京の存在意義は薄れていく。ヘタをすると麻布も表参道も白金も「総巣鴨化」しかねない。
 生活環境も劣化す る。今世紀半ばには東京の人口減少は本格的になり、下水道、廃棄物処理システム、鉄道などは人口悪化が採算性の悪化をもたらし、適切な維持管理は困難にな り生活水準は悪化する。例えば鉄道の沿線人口が減少すれば路線を廃止、短縮せざるを得ない。鉄道のなくなった地域は価値を失い、ゴーストタウン化する。
  都市の国際化という観点から見ると、東京は「中流都市」へと劣化する。東京に集中する日本の株式市場、外国為替市場はミラー市場と呼ばれ、ニューヨーク、 ロンドン、シンガポールで形成された価格を映すだけで、固有の価格、他市場に影響力のある価格を形成する機能を持たない。外国の通信社はかつて東京に支社 を置いていたが、北京支局の無人事務所化している。電話だけが置かれていて、海外からの電話は北京にそのまま転送されている。欧米先進国の企業も東京から 撤退し、中国や東南アジアに移転した。もはや情報を得るうえで意味がない都市とみなされている。
 加えて、海外留学の激減、外地勤務を嫌う ビジネスマンの増加により東京の国際化はますます停滞し、いずれ先進国は東京に目を向けなくなるという。「中流都市」どころか「世界の田舎」だ。世界に対 する東京のアピールと国際化を目論んだ東京オリンピック開催は皮肉にもその目論見にブレーキをかけることになる。
 オリンピック前後に起こる東京の劣化とは、《最も確かな予測といわれる人口推計と、そうした人口変化がもたらす必然的な事象から論理的に導かれた『確実な危機』なのです》と筆者は念を押す。
  本書からは離れるが、そもそもオリンピック開催が「打ち出の木槌」と考えること自体間違いだとする指摘は他にもある。米経済誌「フォーブス」の元アジア太 平洋支局長ベンジャミン・フルフォードの最新の著作では、経済学者のジェフリー・G・オーウェンのリポートを紹介している。曰く
《オリンピックのスタジアム建設などに伴って生じる雇用は、完全雇用ならば他の雇用を奪って生じたことになるため意味はない》
《1996年のアトランタでは、一時的に雇用が増えたものの短命に終わり、観光資源としても他の観光地への客を奪っただけに終わった》
《2000年のシドニーでも建設された施設がその後及ぼした経済効果はむしろ支出を増やすものになっている》
 というもの。東京も同じ轍を踏むことにはならないだろうか。
 歓喜と喝采に沸いたブエノスアイレスの奇跡は、本当に人々に僥倖をもたらすのだろうか。ひょっとして、あの「TOKYO」の一声は、東京劣化のカウントダウンだったのかもしれない。そういえばあの時、ロゲ会長も仏頂面だったし。
(相模弘希)


 私はだから、トルコ・イスタンブールに五輪の運営権を譲渡すべきだと何度も指摘してきた。
 五輪にこだわりたいというのなら、私は以前から指摘したようにスペシャルオリンピックスの誘致を行うべきだった。
 そして、こんな恐ろしい状況が今や日本中にはびこっているのだ。

売春、シニア婚活パーティ、ストーカー...年老いても“性“に振り回される高齢者の悲哀

 65歳以上の高齢者の人口増加が止まらない。2013年には団塊世代の中心である昭和23年生まれが高齢者の仲間入 りをし、日本の4人に1人が高齢者、という老人大国になった。また、昨年7月に厚生労働省が発表した2013年における日本の平均寿命は、男性が 80.21歳、女性が86.61歳と、初めて男性が80歳越えをした。
 現代日本では高齢者の仲間入りをしてからも人生はまだまだ続くのだ。そんな高齢者たちの、あまり報道されない裏の部分を取材したのが『老人たちの裏社会』(新郷由起/宝島社)だ。
  万引き常習、DV、暴行事件、孤立死......。さらに、同書には、老いてもなお衰えることのない性欲を持て余す高齢者たちの姿も描かれている。たとえ ば、それが現れているのが、婚活パーティ。パートナーに先立たれた高齢者が低予算で気軽に異性と出会えるパーティは自治体や民間が主催して各地で開催され ているが、セックス目的の参加も少なくないらしい。
 とくに男性はその傾向が強く、作者が潜入したシニア婚活パーティは、女性は50代半ば から60代が中心、男性陣で60~70代だったが、「夫婦生活は極めて重要」と話す男性が非常に多かったという。一方、女性の側は「60過ぎたらアッチの 方は考えないわよ」という意見も多く、すれ違いが生じているケースも少なくないらしい。参加者の中にはこんな体験談を語る女性たちもいたという。
「二度目の食事の後で『二人だけになれる所へ行きましょう』と誘われたけど、『もう少し飲んでいたい』とやんわり断ったら、サッサとお勘定して出て行っちゃってそれっきり。結局、男はいくつになってもカラダ目当てなのかしら」(64歳女性)
  もっとも、女性のなかにも年老いてセックスの歓びに目覚めたケースはある。本書には62歳でホテヘル嬢デビューを果たした女性も登場する。小柄で細身の小 池美幸さん(63・仮名)。15年近くセックスレスの夫は、近年、病が進行し、下半身が不自由に。そんなある日、ふと手に取った女性誌のセックス特集を読 んで、カーッと体が火照り出した。
「ものすごく久しぶりの感覚で、自慰までしてしまった。我に返ってから『このまま、主人しか知らずに女の人生を終わりたくない!』との気持ちがお腹の底から湧いてきたんです」(美幸さん)
 その勢いに任せ、広告ページに載っていた風俗店に電話をかけて、初勤務へと至る。温和な上得意客に当たり、不安も吹っ切れた。最近は週に1~2回、夫のデイサービス利用の合間に「女を取り戻している」そうだ。
  一方、高齢男性をターゲットにして金を稼ぐ"後妻業"ばりの女性もいる。3000万円ものカネを貢がせたのは68歳で離婚歴2回の吉川輝子さん(仮名)。 しかも、体の関係はナシで、だ。きっかけは6年前。腰の手術で入院した際、病棟で一回り年上の男性と親しくなった。相手はバツイチで子供とも疎遠。輝子さ んに入れあげてしまい、先に退院してからは足しげくプレゼント持参で見舞いに来るようになったという。
「モノなんていくらもらっても、この 歳になると嬉しくなんかないのよ。好みでもないノーブランドのバッグなんて、転売もできずにゴミになるだけ。年を取るほど先立つものしか必要じゃないし、 欲しくなくなる。だから『商品代金の分、いくらかでも現金の方が嬉しいわ』って本音を漏らしたのね」
 すると翌日には現金10万円入りの封筒を渡されたのだ。
「大喜びよ!貯金を切り崩す生活だったから、『ものすごく助かるわぁ』って、思わず涙ぐんじゃったのよねぇ」
 元生保レディの輝子さん、マメな電話やメールでのやり取りもお手のものらしく、こんなテクニックを同書で披露している。
「と にかく、いい気分にさせるのよ。上手に話を聞いて、認めて、褒めて、『あなたはほかの男性とは違う』と、自尊心をくすぐるの。そして、たまには母親のよう にして少しだけ叱ってあげる。若い娘のように、わざとスネてみせる。あとは多少の手料理で十分よ」と、テクニックを披露。「小金を抱えて使い道のないジイ さんなんて、ごまんといるのよ。ちょっとの笑顔で10万、20万出すのなんて屁にもならない。100万や200万なら『仕方ない』で済む相手だってね。少 し痛い目を見ても、男は見栄っ張りだから決して自分が『騙された』とは思いたくないのよ。そのさじ加減、欲張り過ぎずに恨まれない程度の金額の見極めが肝 心」
 このコメントを読んでいると、逆に寂しい高齢男性が世に溢れている現状が見えてくる。1万件におよぶ死後の整理に関わってきた遺品整理専門会社「キーパーズ」代表の吉田太一氏によれば、孤立死の多くが男性だという。
「多 くの中高年男性にとって、離婚や死別による伴侶との別れは、文字通り生命線を断たれるのと同じ。なかでも今の60~70代は高度経済成長期にがむしゃらに 働いてきた世代で、プライベートに費やした時間が乏しい。家事や子育ては専業主婦の妻任せで、子供との繋がりも薄く、仕事以外での社会性が培われていない 場合が少なくない」(吉田氏)
 
 男性が年老いてなお、女性を求めている背景には、前述した性欲ももちろんあるだろうが、一番大きいのはこうした孤独への恐怖ではないだろうか。前述の婚活パーティでも、男性の参加者には「女が生活の面倒を見て当たり前」という意識が根強いと作者は分析している。
 男性は、ストーカーに走るケースも少なくない。同書には、高齢者のストーカー被害にあった女性の証言も登場する。
  婚活パーティで68歳の男性と知り合った59歳女性は、一度だけ一緒に映画に出かけ食事をした後、交際の申し込みを受け、それを断った。しかし男性からの 熱烈アプローチは止まず、連日の電話攻撃を受けるハメに。それも一切無視するようにしたところ「本人と数日連絡が取れない」と通報した男性により、女性の 自宅にパトカーと救急車が出動する事態となった。
 20歳巨乳ファミレス店員は、常連の白髪頭の60代後半とおぼしき男性からのストーカー 被害にあった。コーヒーのおかわりや追加注文で彼女だけと話をしたがり、彼女がレジにいるタイミングを見計らって会計をする。そして勤務後に従業員出入口 から出てくる彼女を待ち伏せするように。しまいには、どうやって探し出したのか、女性のブログまでウォッチされ、彼女が居酒屋での様子をオンタイムでアッ プした直後、店に花が届いた。
 実は、作者自身もこの高齢男性の欲望の標的になっている。なんと取材を続けるなかで取材対象者の高齢男性3人が"シニアストーカー"に変貌、彼らから鬼電、鬼メールを送られまくるという事態に発展したのである。
  1人目、69歳のAさんは自宅マンションのローンも完済しており、孫もよく遊びに来る。携帯電話の待ち受けは4歳になる孫娘。しかし話を聞くと「バブル全 盛の狂乱時代、彼は都内に洒落たカフェバーを3軒展開し、大変羽振りがよかった」と典型的な"バブルの成功体験"を持っており、しかも、「バブル崩壊とと もに暗転。店は1軒のみ残せたが、経営は超低空飛行が続いた。閉店時にはおよそ1000万円の借金が残った」という。これまた典型的な"バブルのあおり" を受けていた。
 当時、家庭を顧みることがなかったツケもあって、子供たちからは軽蔑され、家には居場所がなかった。そんなときに作者から 取材を受けたのであるから、舞い上がってしまったのだろう。「〈今日は日本橋まで歩いてきました〉〈皇居の二重橋がきれいです〉など、『散歩しかすること がない』日々の日記」や、「今、自分がどこにいて何をしているか、つぶさに行動記録」したものがオンタイムで送られてくるメール地獄に陥ってしまう。
  2人目、80歳を超えたBさんは初対面から3時間で「あなたはラッキー。私には今、たまたまカノジョがいないの。出会えたのは運命。一緒に暮らしません か」とシワシワの手を添えて告白してきたという。さらには艶っぽい声で「あなたもまさか、取材だけで私に会いにきたわけじゃないでしょう」と囁いてきたと いうのだ。
 その気はないと丁重に断ったうえ、会うのは今日で最後だと告げたにもかかわらず、「〈今週末に箱根までドライブはいかがです か?〉〈○○のコンサートをご一緒できればと思います〉など、1~3日おきにお誘いメールが来る」事態に。"迷惑で気持ちが悪い"と、はっきりと断ると 「元気で長生きの秘訣はね、物事を自分の都合のいいように解釈すること」とまったく懲りた様子がない。
 3人目のCさん(74歳)は作者の 取材時、賃貸アパートで20年近く一人暮らしをしており「『来客は久しぶり』と、押し入れから防虫剤の臭いのする客用座布団を取り出して勧めて」きた。早 い昼食をごちそうになりバス停まで見送ってもらったがその翌日から電話攻撃が始まった。3日目からは1日に5回以上、電話が鳴るように。
「と りあえず出ると、とりとめもない話を一方的に続けられる。途中で遮って『忙しいし、もう話す事もない』と告げると、『迷惑かけちゃったね、ごめんね』と 言って切るのだが、ホッとしたのもつかの間、30分~数時間後に再びかけてきては、『どうしてるかな、と思って』と続く」......完璧にストーカーと 化してしまったのだ。
 留守電にも「一段落したら電話してくださ~い。待ってま~す」と何度も吹き込まれるように。作者は意を決して「もう 二度とかけてこないでほしい」と強い調子で通告し、翌日から電話を不通状態にした。そして、4日間の海外滞在から戻ると......なんと「留守電に50 件を超す"声"が吹き込まれていた」という。
 人間は老いて生殖能力がなくなっても、肌の触れ合いなどのコミュニケーションの一環として性的欲求が存在し続けるという。「老いて心は寂しさで満たされ、体は性に飢える一方であれば、『生涯現役』であり続けるのは苦行の道に他ならない」と作者は憂う。
  しかし、こうした状況に陥っているのは、もっぱら男性たちなのだ。仕事をリタイアすることで、社会との関わりが極端に少なくなり、配偶者に先立たれたり離別されれば、孤独はいっそう強まる。体は老いてゆくのに性的欲求は残り続けていくのであれば、それが充足されない渇望も日々大きくなり、現実と理想の ギャップは開いてゆくばかりだ。
 対する女性は、配偶者の離別や介護などをきっかけとして、現実に女を取り戻し、どんどん前向きになっていくケースも少なくない。その様子は、長年、夫と家庭を支え、抑圧されてきた女たちの反乱のようにも見えてしまうのである。
(高橋ユキ)

 はっきり言っておかねばならない。
 歳相応に成長しなければならない。男性はある意味、世の中にちいさいころあまりもまれたことがない。だから、ちょっと突かれたら過剰反応する。ひきこもりで圧倒的に多いのは男性と言われるのも当然であろう。
 だからこそ、30代から男性は会社とは違う肩書を社会貢献活動で作っていくべきなのだ。社会貢献と言っても何もそう難しく考える必要はない。特技を活かす社会貢献もある。例えばNPOの会計を支援するのも立派な社会貢献だ。今では80歳のシニアでも活き活きとしていて、NPOを立ち上げているのだ。
 そういう方向に社会を持っていくべきなのは明らかで、五輪なんかやっている暇はない。今すぐに五輪開催権を潔く返納すべきだ。

2016年9月24日土曜日

絶食系男子がここまで進化したのは社会の融通のなさがある

 【全文】なぜ嫌婚? 独身たちの主張なき抵抗

2015年9月15日(火)17時7分配信

誰もが結婚するのが当たり前だったのは、40年前のこと。
いまどき「結婚してこそ一人前」とはさすがに言われないが、相変わらず、結婚しないでいることには「理由」を求められる。
それでもなぜ、未婚化が進むのか。
社会学者の水無田気流さん、恋愛ブロガーのはあちゅうさん、男性学を専門とする田中俊之さんの3人が語る。
(Yahoo!ニュース・AERA編集部)
水無田気流(みなした・きりう)/1970年生まれ。詩人、社会学者。 個人の幸福と家族規範の関係について精力的に調査・分析。著書に『「居場所」のない男、「時間」がない女』など。
はあちゅう/1986年生まれ。ブロガー、作家。 慶應義塾大学在籍時にカリスマブロガーと呼ばれる。電通、トレンダーズを経てフリー。著書に『半径5メートルの野望』など。
田中俊之(たなか・としゆき)/1975年生まれ。武蔵大学社会学部助教。 「男性学」を専門とする。著書に『<40男>はなぜ嫌われるか』など。

皆婚から嫌婚へ
水無田 若い人たちが結婚しないのは主として経済的な理由からであるのは統計調査でも明らかですが、ここ30年くらいで「一生結婚するつもりはない」、つまり積極的に結婚しようとしない独身者は、男性が約5倍、女性が約2倍に増えています。
はあちゅう 29歳の私の周りには、結婚を後回しにしている女性が多いです。大学院を出て、バリバリ働いているような子が多いかな。
水無田 都市部に住み、仕事を持ち、経済的に困窮していない。「家庭を運営する能力がある」と一般的にはみなされるのに結婚したがらない人たちのことを、私は「嫌婚派」と名付けました。週刊誌AERA(朝日新聞出版)の2015年6月22日号(独身男女622人調査でわかった「嫌婚」の正体)
では、年収がある程度以上ある人たちを対象に調査し、「嫌婚派」にはどんな志向があるのかを分析しています。

考えなければ結婚しない
田中 その「嫌婚派」も、主義や主張があって結婚しないというわけではないのでは。例えば夫婦別姓でいたいから籍を入れないとか、結婚制度に反対だから未婚を貫くとかではなく、特に理由もなく結婚していない。逆に言うと彼らは、特に理由なく結婚していくこともあり得るでしょう。僕は39歳になるまで結婚していませんでしたが、なぜかと聞かれたら答えに困ります。もしかしたらもっと早く結婚していたかもしれないし、ずっと結婚しなかった可能性もある。結婚しない決定的な要素が何かは、本人たちに聞いてもなかなか答えが出ないのではないでしょうか。
水無田 「今の若者は結婚しない」と嘆いている人の多くは、1970年代の高度経済成長期の感覚を引きずっているのでしょう。当時は生涯未婚率から逆算すると、一番高いときで男性98%、女性97%が一生に一度は結婚していた。先進国でも驚異的な婚姻率で「皆婚時代」と言われ、結婚していない人には何らかの理由や原因があると考えるほうが普通でした。70年代の日本人は、何も考えなくても適齢期になるととりあえず結婚していったわけですが、今は何も考えなければ結婚しないという状況になっている。
はあちゅう 頑張らないと結婚できない、みたいな感覚はありますね。

趣味や仕事は成果が見えやすい
水無田 「嫌婚派」は、最も大事にしたいものは「趣味」だと答えた人が多かった。結婚すると生活を変えなければいけないことが透けて見えるから、おもしろい仕事や一人でいる自由など優先順位の高いものがあると、なかなか結婚が優先順位の第1位にはならない。
はあちゅう 趣味や仕事は、成果が見えやすいからおもしろいのだと思います。ゴルフや料理って、かけた時間やお金に成果がついてきて、どんどん上達していきますよね。でも恋愛は頑張ったぶんだけ返ってくるものではないし、成果や成長も見えづらい。成果主義が浸透した社会でみんな「自己成長マニア」みたいになってしまっていて、フェイスブックでも、投稿内容の質よりも「いいね!」の数を気にしている。そういう気質の現代人からすると、恋愛はコスパが悪いととらえられてしまうのかも。

成果主義時代のコスパ感覚
水無田 結婚もまさに、成果主義を阻むものですね。相手ありきだから、自分でコントロールできる人生の領域が狭まる。子どもができるともう、しっちゃかめっちゃか。仕事をしながら結婚して子どもを2人産んで、仕事も家事も育児も完璧にやろうとしたら、一人でいたときの自由な時間がほぼ灰燼に帰すくらいに生活が変わってしまうわけで、多くの女性が「時間貧困」に陥ってしまいます。男性のほうも、稼いできたお金を自分の趣味だけには使えなくなる。日本の世帯はお小遣いシステムが圧倒的に多いので、月3万円程度のお小遣いと称する小銭で生活することになるなら、それまで趣味に打ち込んできた人からすると「結婚はコスパが悪い」ということになると思います。
はあちゅう 自由や成長という犠牲を払ってまで結婚するのだと考えたら、結婚相手に求める理想が高くなるのは当然ですよね。 

70年代は「お膳立て婚」だった
水無田 経済が右肩上がりで「皆婚」だった時代は、はっきり言って、誰を選んでもハズレがなかった。誰と結婚しても、夫が働き、妻は専業主婦で、子どもを2人ほど育て、家を建てて……といった安定した生活が待っていた。となると、それほど真剣に選ばなくても、周囲の人たちにお膳立てされるままに、多くの人たちは結婚していったわけです。お見合い結婚と恋愛結婚の数が反転したのは60年代半ば以降ですが、70年代の「皆婚時代」は果たして本当に恋愛結婚ばかりだったのかというと、かなり疑問が残ります。
田中 今のように何人か付き合ってから見定めるという恋愛スタイルもなかったでしょうし。
水無田 お見合い結婚と恋愛結婚の中間くらいの「お膳立て婚」だったのでは。企業は社員のお嫁さん候補として、未婚のお嬢さんを「お預かり」する感覚で採用し、同じ“いけす”の中で職場結婚して、上司が仲人になっていた。女性にとって結婚は「生活保障財」で、愛のために結婚したという人は少数派のはずです。それなのに、結婚には大恋愛が必要だという前提が、なぜかまかり通っていませんか。

大恋愛をしたという見栄
はあちゅう 本音はどうあれ、大恋愛の末に結婚したという建前は必要なんじゃないですか。結婚って「一生守ります」と誓いを交わせるくらい好きな相手が一瞬でも存在した証しになるからです。自分は一生続くほどの大恋愛をしたんだ、という見栄のようなものがあるのでは。
田中 なるほど。自由に恋愛をしていい社会で、大恋愛を経験したことがないというと成果が出せていない印象があるし、「あの人には愛される能力がない」「愛する能力がない」といった否定的なイメージも持たれがちですよね。
水無田 一生涯、安定した愛情を抱けないと、欠陥人間のように見られてしまうのは大きな問題ですね。だって恋愛って、うんと能力がいるものじゃないですか。90年代に恋愛結婚の前提がいよいよ本格化し、今は9割以上だと言われますが、「お膳立て婚」から「自己責任婚」になり、自分の責任で相手を探すようになってきてからは、結婚相手の理想像に対するこだわりが強くなり、妥協できなくなってきているように思います。
はあちゅう SNSなどで他人のスペックが見える化されるので、勤め先やファッションがどうとか、イクメンになりそうな人がいいとか、最高の理想像を頭の中で思い描いてしまいがち。

理想のハイパーインフレ
水無田 今年6月に週刊誌AERAが実施した独身男子の座談会でも、結婚相手に対する理想は「ハイパーインフレ状態」だと感じました。「共働きしたいので意識が高い人がいい」(37歳、サービス業)とか「社会常識のある自立した女性が理想」(36歳、コンサルティング会社勤務)とか。女子磨きを適度にとどめている「原石級」の女性がいい、とまで! つまり、男性には年収や学歴、女性には容姿や家事能力といった条件にプラスして、お見合いの釣り書きには書かれないような能力を求めている。やはり相手に対して恋愛感情が湧かないと結婚はしたくない、ということと深い関連があるようです。
はあちゅう 大恋愛の末に結婚したいという理想はあるけど、結婚したいくらい情熱的になれる相手が見つからない。女性誌の恋愛特集には「何年も彼氏がいない“日照り続き”の女子はどうすれば恋ができますか」というものが多くて、やっぱり自分の時間が楽しくて、相手のことを考える時間が削られるから、恋愛しづらい。恋愛の末の結婚がよしとされているのに、まず恋愛ができない。水無田 恋愛を経ねばならないプレッシャーというのが、かえって結婚を遠ざけていますよね。「お膳立て婚」から「自己責任婚」になり、相手のことを自ら調べて「恋愛するに値する相手かどうか」を、SNSなどさまざまな情報から確認するところから始めなければならない。
はあちゅう 知らなくていいことまで知ってしまったり、余計な情報も入ってきたりしますよね。

SNSで恋愛力が試される
水無田 SNSの衆人環視のもとで恋愛や結婚の能力が試され、欠陥のある相手を選ぶと「情弱(情報社会に疎い人)だ」と見下されてしまう現実があります。第1志望の大学や企業に入れなくてもそれなりに人生を頑張れるけど、恋愛や結婚がうまくできない人間だとみなされるのはつらいことです。周りの目を意識するからこそ、相手の理想がどんどん上がっていくのでしょう。
田中 それもあるでしょうが、本当に結婚したくて高い理想を並べているわけではなくて、単なる「言い訳」なんだと思いますよ。僕は冒頭から言っているように、結婚しない理由は特にないのだと思っています。「なぜ結婚しないの」と聞かれて「何となく」と答えるよりは「理想の相手が現れないから」と答えたほうが、周りの人に納得してもらいやすい。だから理想を高く設定し続けなければならないんでしょう。

「男性不況」の到来
水無田 サラリーマン世帯でも共働きが多数派となった今、結婚したからといって男性が大黒柱の役割をひとりで背負わなくてもいいはずだと思うでしょう。ところが現実は、女性の6割は非正規雇用。年間を通じて給与所得がある女性でも7割が年収300万円以下です。子どもを産むと正社員だった女性でも6割が離職し、無収入になります。女性が出産後も仕事を続けるのは難しいから、何としてでも安定した稼ぎがある男性と結婚したい、という方向に流れていく。女性にとって結婚が「生活保障財」である状況が変わらないのです。20代、30代の男性の給与水準が下がっていて、昇給もかつてのようには見込めないという話を大学の授業ですると、女子学生の反応は「私もしっかり稼げるようになろう」ではなく、「大変、そんなに優良物件が減っているんだったら、もっと婚活を頑張らないと」です。
はあちゅう 以前テレビ番組で女子大生と結婚やキャリアについて話したとき、結婚後は仕事をしたくないという専業主婦願望が思った以上に強くてびっくりしました。都内の大学に通っている女子学生でそのくらいなら、地方はもっと多いだろうと。
水無田 最近は、製造業など男性向けの職場や雇用が減る「男性不況」で、女性の就業が多い医療福祉などの第3次産業が全就業者の7割を占めています。今年度の大卒新卒者の内定割合は女子が男子を上回りました。それなのに、女性が出産してからも働き続ける環境が整っておらず、育児の担い手は母親だという価値観が根強い。職場でも育児の場でも「ジェンダー・セグリゲーション(性別分離)」が高い、つまり男女で役割の差が大きい社会が続いています。
田中 学生時代までは男女の差を意識せずにきたのに、就活や仕事、結婚で男女差を思い知らされるという話はよく聞きます。
水無田 結婚・出産・育児をしている先輩たちが突然、ジェンダー・セグリゲーションの高い社会に放り込まれて右往左往する姿が、若い世代に結婚に二の足を踏ませているのかもしれません。政府は女性活躍を推進していますが、女性が職場に進出していくなら、同時に男性の地域社会や家庭への進出も促さなければなりません。

ない袖は振れない男
田中 大学生にデート中の食事の支払いについて調査すると、男子の半数が全額もしくは自分が多めに払ったほうがいいと答えました。一方、女子は4分の3が割り勘か自分が食べた分を支払えばいいと答えています。結婚するための費用は、結婚式、結婚指輪や婚約指輪、新婚旅行などをゼクシィの言う通りにそろえようとすると600万~700万円はかかります。これらを自分で払えないのに結婚するわけにはいかない、とプレッシャーを感じる男性もいるのではないでしょうか。「ない袖は振れない」と言いますか。
はあちゅう いまどき、そんな気概のある男性、いますか?
田中 気概というか見栄ですね。女性がしたいことを尊重するというより、俺がこうしてあげたいということですから。女性に気持ち良く結婚式をさせてあげられない俺、結婚指輪を買ってあげられない俺には結婚する資格がない、と。
水無田 経済的なことだけでもないようです。前述のAERAの調査をさらに分析すると、女性は男性のほうからアプローチしてほしいと考えているし、男性は自分が気に入った女性を口説いて付き合いたいと思っていました。

払ってほしい女
はあちゅう そうであってほしいですね。
水無田 え、はあちゅうさんも?
田中 プロポーズされたい?
はあちゅう されたいです。
田中 へえ~。自分からではダメなんですか?
はあちゅう はい。何となく合意があったとしても、プロポーズはしてほしい。デートでも男性に払ってほしい派です。昭和の男性像に惹かれるんです。ネットでそう書くとたたかれますが(笑)。
水無田 調査結果と同じです。参考になりますね(笑)。今は男女とも自分と同レベルの学歴、職歴の相手と結婚したいという「同類婚志向」が進んでいて、男女の年齢差も初婚は平均1.7歳差と縮んでいますが、やっぱり男性が「半歩先」。年収差も、飲食の割り勘比率も、近接はしてきていますが、同等にはならないんですね。結婚観や恋愛観が「昭和レジーム離れ」をするには、時間が必要ですね。
田中 そこは論理ではなく、感情や志向の部分なので、なかなか変わらないですよね。
はあちゅう 恋愛中って相手を減点方式で見てしまいがち。子育てしてくれなさそう、家事してくれなさそう、だから結婚できないかも、と減点しながら見定めるわけですが、結婚したら相手を加点で見ないと、自分が負け犬になったような感覚になってしまう。だから結婚によって、相手との関係を前向きに考えられるようになる気がします。
水無田 私は夫と大学院生時代から9年くらい付き合っていたんですが、入籍したほうが各種控除を受けられてお得だし、生活費や資料代も折半できると説得されて結婚しました。
はあちゅう コスパですね(笑)。
水無田 2人とも非常勤講師で、大海の荒波を手漕ぎボートで進むような生活から少しでも楽になりたかったからですが、結婚してしまうと「これは愛がないと続かない」と実感しました。愛かコスパの二択というよりは、両方のバランスがそれぞれの夫婦に必要だと思いますね。

恋愛と結婚は両立しない
田中 恋愛は感情だからコントロールできないものなのに、それを結婚という制度に押し込めてコントロールしようとするわけですから、そもそも恋愛と結婚は両立しない気がします。結婚には安定性が求められるが、感情は不安定だし人間関係も不安定。そこに窮屈さを感じるのは当然では。結婚と恋愛の中間くらいの形態でお墨付きがもらえるようなものがあるといいですよね。
水無田 愛という移ろうものが、たった一人の相手に死ぬまで永続するという前提が結婚ですよね。愛ゆえに結婚するなら、愛がなくなったら離婚するのが誠実だという考え方もあります。
はあちゅう フランスのPACS(連帯市民協約)のような「ユルい結婚」がいい。日本では結婚にまつわる手続きが面倒すぎます。例えば姓が変われば法人登記している会社の代表名も変えなければいけないし、株の名義変更、パスポート再発行など、さまざまな役所や機関に出向いて手続きをしなければいけない。
田中 2人とも姓を変えなくても結婚に似たようなものを選択できれば、手続きの面倒さが省けるということでハードルは下がるのかもしれません。
水無田 それでも日本では教会や宗教の縛りがあまりないから、結婚自体は書類が受理されさえすればできます。結婚を重荷にしているのは、手続きの問題よりも「規範」では? 女性のほうが男性の姓に変える慣例や、「一家の大黒柱」と「専業主婦」になるというテンプレートに対するプレッシャーが大きい。かつ、大恋愛の末の結婚でなければならない、といった「規範」が先立っている。田中 かくかくしかじかのことをしなければ結婚だとはみなさない、という厳しさがありますよね。

結婚したら勝ち?
はあちゅう 結婚しなくても不都合はない、と思いたいですが、恋愛コラムを書いていると、「結婚もしていないくせに恋愛を語るな」などと批判されることが多い。結婚しなければ説得力がないとみなされるのはすごく悔しいですね。結婚が「勝ち」だと考えている人があまりに多いから、結婚という型にはまったほうが楽だと感じることがあります。社会人がスーツを着るのは、スーツを着ない人が少数派なので「なぜスーツを着ないのか」と聞かれるよりも、着たほうが楽だから。それと同じで「なぜ結婚しないのか」と30代後半や40代でずっと聞かれ続けるくらいなら、とりあえずしておくか、という動機で結婚するかもしれません。結婚したくてたまらない、というロマンチックな動機とはほど遠い。
田中 結婚が「勝ち」で、テンプレートの家族が幸せだというイメージが強いから、未婚者や離婚経験者のことをたたきやすい風潮がある。叩いている人たちに考えてほしいのは、自分がそうなれなかったときに自分で自分をいじめる状況をつくってしまっているということ。家族の定義を狭めておくことは、そこから外れた人をたたいてスッキリすること以外に、誰にとってもメリットはありません。水無田 家族の一員や会社の正社員といった「所属」はあっても、内実はけっこう乖離していることもあります。結婚していても家庭内別居状態で仮面夫婦を続けるような形は昔からあり、かつてはそれに耐えなければならない重圧も強かった。今はその重圧はかろうじて軽減されてきているけれども、それで得られるものはかつてほど大きくはない。自分の自由な時間を犠牲にしなければいけなかったり、給与水準が下がっている中で一家を支えなければいけなかったり。男性も女性も旧来の昭和的な家族観にこだわっていると、負担ばかり重くて、幸せになれる可能性は高くなくなるような気がします。
田中 では新しい夫婦像は何かというと、大人がわかっていませんよね。大黒柱ではない男性の生き方や、専業主婦ではない女性のあり方のモデルを示せていない。子どもの頃から見ている「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」などのアニメや、洗剤や食品のCMは、いまだにサラリーマンと専業主婦の夫婦モデルが主流のままです。そんな環境で若者が勝手に「新しい夫婦像はこれだ」というものを出してくることは考えにくい。ではこれから結婚はどうなっていくかというと、自分たちなりに心地いい家族をそれぞれにつくっていくしかないと思う。一人で生きていきたい人は独身でいればいいし、結婚したい人はすればいいし、自分の母親とうまくいっているのであればそれも家族だし。

仕事から逃避婚
はあちゅう 結婚って宗教のようですよね。みんなが結婚によって幸せになれると信じているから、自分も信じることで救われる、みたいな。あとは人生に何らかの区切りやリセットができるような期待とか、仕事がつまらなくなったときの逃避とか。どれも結婚そのものの魅力とはいえないように思います。
田中 だいたい、結婚していない人をワーワーと責めたり急かしたりすること自体が、結婚というものが弱体化していることを証明しているじゃありませんか。僕は結婚に「ありがとう」、「お疲れさま」と言いたい。プロ野球のどんなスーパースターだって、いつか引退する時がくる。かつてスターだったからといって常にポジションを用意しておくとチーム全体にすごく迷惑がかかってしまいます。もちろん結婚もかつてはスターだったが、今の日本においてスターであり続けることはできない。まだ引退はしなくていいけれど、中心選手ではないということをわかっていただいて「ありがとう」とみんなで伝えて、徐々に引退への道を示していけたらいいですよね。
水無田 人間は、自分の幸福の源泉だと信じているものを捨て去ることがなかなかできない。それが形骸化していたとしても認めたくないから、旧来の結婚観・家族観という怪物がずっとうごめいています。しかし、その結婚観がどのように生まれたかというと、多くの人が主体的に選択した結果とは言いがたいように思います。70年代の「皆婚時代」に結婚について客観的に考えていた人がどれほどいるでしょうか。今の若い世代のほうがよっぽど、恋愛や結婚について真剣に考えざるをえない状況にあるように思います。それなのに「皆婚」のプレッシャーから自由になる一番の方法が結婚することだというのは、すごく矛盾していますし、悲しい現実ですよね。
(C)Yahoo japan・朝日新聞出版

 今回は嫌婚という言葉を取り上げる。
 過去私はこのような記事を書いた(これとてもごく一部なのだが)。

http://wing-of-icarus.blogspot.jp/2014/10/blog-post_20.html

http://wing-of-icarus.blogspot.jp/2015/04/blog-post_18.html

 この中で私は神崎桃子なる自称『恋愛サバイバル教官 コラムニスト』をこき下ろしたが、この現実をまるで分かっていないから結婚を『気合が足りない』というアホな30年前の精神論に持ち込んで逃げる。これでは絶対に勝てるわけがない。
 結婚が難しくなっているのはインターネットの普及に伴うことも影響しているのは、今回取り上げた記事からしても明白だ。性情報はその中でどんどん拡散され、とても口にするのも憚るようなところをあけっぴろげに披露する海外の若い女性を見ればどんな男性でもやらなくていいというのが落ちである。
 インターネットの普及という現実から目をそらしているのが神崎ではないか。そして社会が結婚結婚をうるさく叫べば叫ぶほど、男性サイドは強く反発する。その形が嫌婚になっているのではないか。しかも結婚の本質を今の人達は知っていて、コストパフォーマンスで判断する。だから、結婚できる経済力があったとしても結婚しない。
 私は社会の融通のなさがここまで事態を悪化させたのだと指摘する。結局社会を作るのは私たち一人一人である。出来ないものは出来ないと素直に認めればいい。それを補い合う関係が今の社会にあるのだろうか。






2016年9月17日土曜日

多くの市民の懸念の中、『聲の形』上映強行を行った講談社・京都アニメーション・松竹・朝日放送・ポニーキャニオン各社に抗議を表明します

 倉野でございます。

 私はあるNPOと協力し、障がい者の就労に関する研究に関わっています。その中で痛切に感じていることは、障がい者である以前に、生活者であるという観点があまりにも日本の障がい者行政には欠けているということです。
 その観点から言いますと、最近のメディアの不勉強ぶりには開いた口がふさがらない思いです。
 その象徴というべき作品、『聲の形』が、 京都アニメーション、ポニーキャニオン、朝日放送、クオラス、松竹、講談社の「共同制作」、エースコック・ソフトバンク・シーメンスの協賛によって上映された事に拙ブログとして抗議を表明させていただきます。
 『聲の形』については私が交流している方々の中でも大変な懸念を持っておられる方が多く、直ちに視聴可能年齢を22歳以上に制限すべきであると明言いたします。それぐらい、このアニメ映画の危険性は高いということです。
 また、文部科学省が『聲の形』とタイアップして「心の声を考えよう」キャンペーンを行っていることにも9月4日付で抗議しましたことを公開いたします。 

抗議内容 映画『聲の形』タイアップへの懸念
内容
 お疲れ様です。私は発達障がい当事者で、小学時代から中学時代までいじめの被害を受けてきたものです。
 今回文部科学省が『聲の形』とタイアップして「いじめをなくそう」という運動を開始したとのことですが、この『聲の形』は明らかに人工内耳が使える主人公が使えないなど、差別的な表現が目立つ他もう一人の主人公も明らかな発達障害当事者である疑いが濃く、二重の意味で障がい当時者を侮辱する内容となっております。 文部科学省がやるべきは、映画『やがて…春』、アニメ映画『どんぐりの家』を小中学校で上映する取り組みではないでしょうか。この2つはいじめや障がいについても取り上げております。 これらに対し、9月6日までの返信を求めます。よろしくお願い致します。


 残念ですが、抗議に対して文部科学省は無視する不誠実な振る舞いを示しましたので、抗議文をここに公表し、厳しく抗議の意を表明いたします。
 理由は、以下のブログでも明らかですが、拙ブログの記事も示します。

【ネタバレあり】障害者を“記号化”する健常者の「レイプ・ファンタジー」~大今良時『聲の形』

「加害」と〈悪〉をすり替える『聲の形』は「擬似障害者ポルノ」にすぎない。

「あまちゃん女優」をも“政治利用”する『聲の形』の饒舌なるエクスキューズ

「漫画の都合」で〈被差別者〉を振り回す『聲の形』大今良時インタビュー

 倉野記事

 講談社のおぞましき矛盾~「聲の形」は許されて「境界のないセカイ」は許されない二枚舌ロンリ~.

 この寒気をおぞましいと思わずしてなんというのか

「聲の形」が破たんした3つの理由

 「聲の形」について


 レイプファンタジーとは言いすぎですが、それでもこのブログ管理人が憤慨した痕跡であると私は理解しています。
 そもそも、この大今氏は母親が手話通訳だから間接的に話を聞いて考えたのでしょうが、障がいの現場を見ていないがために限界が有るのです。その限界を埋める努力が見られない以上、私はこの作品に対して不快感を表明せざるを得ません。また、スマホ普及時に高校生だったという設定から遡ってみれば保険で人工内耳が使えるわけで、現実を直視していないのは明らかです。ヒロインを盛り上げるがためにわざと過酷な設定にしているのでは障がい当事者への侮辱であるとしか思えません。
 皮肉な意味で障がいをコメディにするようなものであり、障がいを物笑いにしないでもらいたいと強く言いたくなります。障がい当事者の中には、社会的自立を目指し日々頑張っている人もいるのです。この作品は、そういった人たちの努力に水を差す結果に終わるでしょう。上から目線の発想が、障がい当事者の反発を招くのです。明らかな優生学的暴論に基づいた思想では、マイノリティの声に耳を傾けることなど出来ません。
 私は多くの障がい当事者と関わってきましたがメディアへの不信感が極めて強いと考えております。今回の上映強行は、彼らのメディアへの不信感を決定的なものにするだけだと警告しておきます。
 エースコック・ソフトバンク・シーメンス各社には協賛よりもできることはあります。障がい当事者を積極的に正規雇用などで雇い入れることです。それこそが障がい当事者への励みになります。

 また、もう一つの問題点を厳しく指摘します。
 主人公の石田将也については、精神科医ではないので断言はできませんが明らかに発達障がい当事者です。私自身、アスペルガー症候群当事者ですので、二重の意味で侮辱された感が極めて強いです。

 ですが、大切なのは今後障がい当事者の生活をどうするかという観点です。
 相模原の障がい者殺傷事件でメディアは何故かそのことをおざなりにしています。生活の質をどう考えるかが必要なのです。おそらくこの体たらくでは、第二の『聲の形』 は必ず出てくると警告せざるを得ません。障がい当事者の息遣いですらも、今のメディアは「触らぬ神に祟りなし」のように扱っています。
 そうなった元凶は、過激な極左などの自称人権保護団体の抗議もどき、そしてネットファシスト(いわゆるネトウヨと称する連中)のヘイトスピーチなのですが、それ以上にメディアはあまりにも障がい当事者を知ろうとしていないのです。それでいいとは私は思いませんし思えません。その歪んだ結果は、『感動ポルノ』という現実とはおよそかけ離れたシロモノになります。それでいいのでしょうか。
 私はおかしいと思います。 

※なお、拙ブログはレイシスト、極左からの引用について堅く禁止しております。言及も含め認めませんのであしからず。

2016年9月12日月曜日

いのちを粗末にするエンターテインメントへの違和感

 『聲の形』、『四月は君の嘘』、『進撃の巨人』が最近映画(アニメ)化されている。
 うちアニメ化されて地上波で流れたのは『進撃の巨人(進撃の巨人中学校も含めるが、後者はコメディになっているので害はない)』、『四月は君の嘘』だが、これら3つの作品に共通しているのは講談社が発行元ということばかりではない。命を明らかに粗末にしたその場しのぎのエンタテインメントという面で完全に一致している。
 単に『絵がすごい』『ストーリーがすごい』程度でアニメ化されるのなら、それには大きな問題点がある。流れることで社会にどういう影響があるかということだ。木村拓哉のドラマで出てきたバタフライナイフがいい例だろう。結果殺傷事件が起きてしまった。言葉の恐さをあまりにも軽く見た結果、人は暴走するのである。

 明仁天皇が生前退位を事実上表明した。
 それは彼なりの判断であり、様々な事が囁かれているのだがここではそれを述べない。しかし、彼はいわゆる昭和天皇の病気やご逝去に伴い生まれた社会の自粛ブームに疑問を持っていた事を明かしている。皇室一つとってもこんな影響があるのだから、たかがアニメや映画だと思ってはいけない。例えば私は渡辺淳一の『失楽園』や『愛の流刑地』については道徳上の観点から批判的だ。これらはいずれも『純愛』という名前で不倫行為を正当化しているとしか思えない。その事によって傷つく人もいるのだということを免罪符にしていいのだろうか。
 不倫によって人生に大きな影を抱えている評論家にあの佐高信氏がいる。そのことを踏まえると、私は不倫はしたくないし、する気もない。その佐高氏は渡辺に批判的だったのもそうした実体験ゆえなのだろう。
 言葉の重みを全くわかっていないから、命の重みを全く理解できていないから、安易に言葉を発するのだろう。そういう愚か者がもはや日本中はびこっている。お笑い芸人で言えば北野武、松本人志、島田紳助、ヘイトスピーチ傀儡で言えば高田誠、安倍晋三、橋下徹、曽野綾子がその代表格なのだろうが、あまりにも無知で、バカで、愚かで無責任だ。彼らは言葉によって最後罰されるのではないか。

 カトリック教会の式典で使われる言葉で締めたい。

わたしは、思い、ことば、行い、 怠りによって、たびたび罪を犯しました。

 この言葉を、言論者達は噛み締めねばならないのである。それを自覚する以上、とても弱者へのヘイトスピーチなどできるわけがない。

2016年9月6日火曜日

障碍者を支援しない殺人鬼 大嶋明

 北九州市では生活保護受給者を減らすために強引な手法が用いられた。
 その結果は多くのマイノリティの死につながった。その悪辣さはもはや日本中に飛び火してしまっている。代々北九州市には長年に渡り厚生省から監査指導課長が派遣されており、国の強引なコストカットの方針で違法な運営がまかり通ってきた。「北九州は保護『適正化』の実験場と言われるのは情けないではないか。
 今回の書人両断は、悪質極まりない役人の名の殺人鬼を断罪する。
 
2006年6月4日(日)「しんぶん赤旗」

北九州市 餓死の現場

生活保護 2回求められた行政

申請書も渡さず


 電気、水道、ガスが止められ二度にわたって生活保護を求めた男性(56)に北九州市は保護の申請書さえ渡しませんでした。男性は餓死しました。一人暮らしの市営団地から遺体が発見されて一週間がたち、市民からは、「これは行政による人殺しだ」との怒りが広がっています。(佐藤高志、矢藤実)
 亡くなった男性の住んでいた門司区の四階建て市営団地。子どもの姿はなく、独居老人が多く生活しています。
 近所の人の話では、男性は昨年八月にタクシーの仕事をやめ、月三百円の町会費も払えなくなりました。身体障害者手帳(四級)の交付を受けていました。
 同じ団地に住む女性(82)は話します。「やせ細って歩くのも大変だったみたい。出歩いているところをほとんど見たことがないわ」
 昨年九月には電気、水道、ガスを止められていました。同月三十日、住宅供給公社の職員が男性を訪問した際、はうようにして出てきたといいます。
 区役所の担当者は、この時点で男性宅のライフラインがとまっていることを把握。しかし、担当者は同月三十日、生活に窮した男性が二男をつれて門司 区生活保護課を訪れ生活保護を求めた際、「二男に援助してもらいなさい」と。結局、申請書すらもらえずに帰宅することになります。
 昨年十二月、切羽詰まった男性の電話が区役所に入ることになります。「二男も生活が苦しく、もう援助できないといっている」。役所は「別の親族もいる」などと、男性に保護の申請書を渡すことを拒みました。
 男性が亡くなったのは、一月下旬と推測されています。遺体が発見されたのは四カ月後、五月二十三日のことでした。
 保護課の担当者はいいます。「市の保健師が男性を診察したが、即座に命にかかわることはないと聞いていた」「区の対応は適法」
 生活保護法は憲法二五条に基づいて生活に困っている人は誰でも申請することができる権利を認めています。市社会保障推進協議会の飯田富士雄事務局長は「この事件は、市が生活保護を必要とする人の申請を拒むことから起こった」といいます。

生活保護 申請受け付け相談件数の13%

面接で根掘り葉掘り聞かれ

餓死したのは、この男性だけではありません。四月には、道路一本、川一つ隔てた別の市営住宅で女性二人が餓死し、同居の女性(47)が飢餓状態で発見された事件がありました。
 団地に住む女性(79)は「誰がいつ病気になってもおかしくない。せめて仲よしの友達をつくっておくことが唯一の自衛手段ね」といいます。
 「悔やまれてならない」と話すのは自治会長の井上泰明さん(64)。「人道的な問題でしょう。隣近所は、なんとか助けたいと協力しているのに、市の対応は不満です」
 同市では、生活保護の申請前に「相談を」といって長時間の調査をおこない、申請をなかなか認めないのです。
 「まだ六十四歳だから働けるだろう」「(DVが原因でも)別れた夫から仕送りをもらいなさい」「貯金が十万円あるからダメ」
 プライバシーまで踏み込んで根掘り葉掘り聞かれる面接に「死んだ方がましだ」と涙を流す相談者は後をたちません。
 北九州市は、厚生省(当時)の指導のもとで保護率を抑制、現在政令市で最下位水準です。
 二〇〇五年度では七千三百八十三件の相談のうち、申請が認められたのは、わずか九百五十一件の12・88%。相談件数が、ほぼ同じ福岡市と比べても半分以下の件数です。
 北九州市の“差別的”保護行政の理念が端的に表れているのが、同市発行のしおり。「生活保護とは」という説明には、「国が最低限度の生活を保障するとともに、一日も早く自分の力で生活していけるように援助する制度」と憲法二五条、生活保護法の文字も抜け落ちています。
 「生保行政によって、もう一人たりとも“殺させない”」―。六月二日、日本共産党は記者会見を開き、北九州市の異常な生保行政の実態を告発。党の対策会議を立ち上げました。
 八幡生活と健康を守る会の吉田久子事務局長は話します。「生活が苦しくなった人にとって生活保護は最後の命綱です。人を見殺しにする血も涙もないやり方を私たちは、絶対に許しません」

 まともだったころのテレビ朝日の報道ステーション(2006年11月30日)の放送内容を引用する。

『弱者切り捨ての格差拡大〝ヤミの北九州方式〟とは?(特集2006年11月30日放送)』
 北九州市では今、生活保護を求めても申請書すら渡してもらえないという問題が起きている。福祉担当の現役職員が驚くべき実態を告発した。「課長から怒られるので、とにかく生活相談に来る人を追い返さないといけない」。
 2006年1月にJR下関駅が全焼した火事で放火の罪で逮捕・起訴された被告は裁判の中で信じられない動機を語った。「北九州市で生活保護を申請しようとしたが断られた。行くところもなく金もないので放火して刑務所に行きたいと考えた」。しかし被告が申請に出向いた北九州市小倉北区役所は「保護を受けたいというお話はなかった。京都まで帰る旅費がないということだった」と、主張は食い違う。
 しかし、北九州市ではこの件に限らず、生活保護行政を巡る問題が続発している。「生活保護率を減らすために、とにかく申請書を渡さない。追い返す法的な根拠はないからとにかく相手を威圧して怒鳴って追い返す。いわゆる水際作戦っていうのを徹底しているように思う」と職員が話すように、とにかく申請させないことで生活保護の数を抑えようとしているという。
 各都市で生活保護世帯の割合が増える中、北九州市だけ横ばいの状態が続く。これを支えているのが「申請書は12枚までというノルマ」だという。独自に入手した内部資料には「申請率を抑える」という目標が具体的な数字を挙げて書かれている。生きていくための最後の砦「生活保護」に数値目標は必要なのか。
 北九州市・大嶋明自称保護課長は「企業さんにしろ団体さんにしろ事業計画をたてて臨まれると思うが、そういったものと理解していただければ一番近いのかなと」とノルマ主義を否定する。
 しかし、弁護士らが相談会を開いたところ、申請書さえもらえず追い返されたという相談が相次いだ。北九州市が水際作戦をとった背景は、40年前にさかのぼる。炭鉱閉山に加えて暴力団組員の不正受給などが横行し市の生活保護率は全国で最も高くなった。事態を重く見た市は不正受給を臭わせる相談者を徹底的に排除し数値目標を導入した結果、生活保護率は、ピーク時の5分の1にまで下がった。しかし一方で本当に保護が必要な人まで追い返す弊害が現れている。
 「保護を受けている高齢者の方が亡くなったり孤独死されたりすると1件減ってよかったというふうに喜ぶような福祉事務所もある」と現役職員は話していた。


 「北九州のやりかたは普通です」と北九州市保健福祉局生活福祉部保護課の大嶋明「保護課長」(以降被告)は、男性と門司区のとの対応についてNHKの報道で「説明」した模様だ。自分の手下で直接の殺人者の小倉北福祉事務所自称保護第二課長・榎田寛被告は、報道ステーションの下関駅放火事件についてのインタビューで、「保護を受けたいという話は一切ございませんでした」と堂々と嘘をついていた。榎田を見逃した大嶋の罪は極めて重い。さらに大嶋はこんな悪質なうそをついた。
 「9月に次男さんと福 祉事務所に来られました。このときは生活保護の話しではありませんでした」「12月に、次男は面倒見切れなくなったので『保護を申請したい』と言われました。生活保護の説明をして長男から面倒を見てもらえるか相談してと、納得してかえっていただきました」としたが、実態は申請書を交付せず、受付自体を拒絶する犯罪行為だった。大嶋はいわば彼を殺した殺人鬼そのものであった。こういう犯罪者を見逃しのは断じて許しがたい。
 そこで記者が「水道、電気、ガスの3つのラフラインが とまっているのは、職権で保護すべきでは」「不況の中で生活保護がふえているとき、北九州市は横ばいなのは異常ではないか?」と厳しく追及したところ大嶋被告からは「ふつうです」とあきれた暴言だ。市議会での保健福祉局長答弁も「ライフラインが止まっていることのみをもって『急迫の状態』とはしない」と国際法にも違反する暴言である。

 その罪、命をもって償う覚悟はあるのかと大嶋に問いただそう。まさにこれは殺人鬼以外の何物でもない。

2016年8月30日火曜日

文藝春秋社再建案~この会社の再生なくして、日本の再生はない~

 文藝春秋社の薄っぺらさはもはや救いようがない。
 北星学園大学の正統教授であられる植村隆氏が文藝春秋社が発行する「週刊文春」によるヘイトスピーチで名誉毀損被害を受けたことに対し、民事訴訟を起こしたがあろうが事か渡米中の植村氏に違法な取材犯罪を働いた。東京都知事選では鳥越俊太郎氏への誹謗中傷記事を流すなど悪質な犯罪行為を犯した。
 更にこの会社は過去、マルコポーロ事件でアウシュビッツのガス室はなかったとデマを流す、山口県光市の母子暴行致死事件で被告人の元少年の実名を違法に公開する犯罪を犯した。よろしい、この恥ずべき犯罪者集団に、再建のレシピを私が提供してやろう。

1.会社更生法を潔く申請し、新旧分離を行った上でアジア太平洋資料センターが6割出資、ロイター通信ジャパン、ワシントン・ポスト、北海道新聞社、中日新聞社、沖縄タイムス社、琉球新報社の6社が全体の4割を出資し、国連傘下の国連大学出版局と提携し、書籍の独占販売契約を交わす。旧・文藝春秋社はイオン、JAが出資する形で社名を社会再生機構に変更し、社会基盤の再生ビジネスのみに専念する。
2.明石書店、あすなろ書房(子供向け本の販売)、梓出版社(千葉県松戸市)、岩崎書店、旺文社、大月書店、偕成社、かもがわ出版、暮しの手帖社、高文研、小池書院、徳間書店、芳文社と合弁で販売会社を設立し、優先して合弁先の書籍を受け入れると同時にハラスメントブック、ヘイトブックやその作者については絶版処分にする。
3.週刊文春については事実上廃刊にする。ヘイトスピーチに関与した関係者は全員過去にさかのぼりメディア事業への関与を禁止する。また、編集部は暮しの手帖が継承し、生活者を支援する週刊誌として再生させる。社会問題を取り上げる雑誌は高文研出身者、かもがわ出版関係者が編集すること。また文藝春秋の作品については過去にさかのぼり出版にそぐうか否かについての検証を行い、明らかにふさわしくないと判断したものは出版対象から外すこと。
4.合弁先と経営統合を行う。まず、合弁会社と販売会社が経営統合し、新・文藝春秋ホールディングスを立ち上げる。その後、文藝春秋社が参加し、経営統合を実施する。
5.新会社の出資比率のうち、アジア太平洋資料センターは4割、残るメディア有志は2割を維持する。
6.新会社はワシントン・ポストと合弁でワシントン・ポストジャパンを立ち上げる。
7.週刊文春の再生以外に以下の雑誌についてはこのような再生の措置を行う。
隔週刊
    Sports Graphic Number そのままで残す。
月刊
    本の話 PR誌
    CREA 女性誌 上記二誌はそのまま残す。
    文藝春秋 明石書店、大月書店関係者が編集を行う形で残すがヘイトスピーチ関係者は全員排除する。週刊金曜日から記事の配信を受ける。
    オール讀物
    文學界 上記二誌はそのまま残す。
隔月
    別册文藝春秋 文藝春秋に統合し、廃刊する。その代わりに暮しの手帖を販売すること。

8.出版については合弁先の書籍を優先して受け入れると同時に、「自由主義主観」関係者、石原慎太郎、猪瀬直樹、櫻井よしこや百田尚樹などの悪質なヘイトスピーチ関係者については全員排除すること。
9.法人として、植村正統教授及び鳥越正統東京都知事に謝罪すると同時にしかるべき慰謝料を払うこと。また、顧問として迎え入れること。
10.斎藤貴男氏を代表取締役社長として迎え入れること。ジャーナリストとしても実力があることは明らかで、新・文藝春秋が権力に媚びないジャーナリズム路線に回帰したことを鮮明にすること。
11.新会社は積極的に市民ジャーナリストの採用を進めること。
12.合弁先であってもヘイトブックは引き継がない。断固として廃刊措置を講じる事。
13.経営統合後2年後をめどに新ブランドの雑誌を作っていく。漫画レーベルについては一つにまとめると同時に内容も見なおすこと。
14.本社を東京から関東近郊のイオン・ダイエーなどのGMS跡地に移転し、東京の施設は1箇所以外すべて撤退する。
15.ヘイトスピーチ関係者で事実上戦力外通告を受けた余剰人員は旧・文藝春秋社を改組して作る農業法人(JAグループが過半数出資し、イオンは5%出資すること)に全て回し、長野県・富山県・福井県・鳥取県で集団農場を運営すること。
16.旧・文藝春秋社は悪事を償うべく過去の悪行を明らかにしたうえで反省の念を表明して社会的企業として存続すること。旧・文藝春秋社は東北地方の廃校舎に本社を移転し、地方再生のために力を注ぐこと。